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ゴルフにも「義務教育」があるのです。

 

ゴルフの義務教育

「考え方編」(後半に、「実技編」記載)

 

ゴルフのみならず、習いごとをしていくうえでの、
基本的ですが必ず理解・習得しておかなければならない
「考え方や知識」「実技」をお伝えしていきます。

以下の項目は、ゴルフを始める方を多くレッスンしてきた倶楽部ゴルフジョイが、
初心者ゴルファーの方たちに理解していただきたい内容です。

 

(目次)

■倶楽部ゴルフジョイ式、ゴルフの義務教育学習法

■コースでの進行の手順や流れ

■ラウンドに必要なモノ・そろえるモノ一覧

■倶楽部ゴルフジョイ式、ゴルフの義務教育実技編

■倶楽部ゴルフジョイ式、やさしい初心者ルール&マナー

■「またあなたとゴルフがしたい」と言われるゴルファーになるために

■「これだけでも十分」基本テクニック

 

を記載しておきますので、ご参考にしてください。

 

 

1.

 

ゴルフは、一生楽しめるスポーツです。

どんな人でも、全く当たらないゼロからゴルフが始まります。

まるで、読み書きや計算が身についていない6歳からの学校の勉強と一緒です。

 

一般的に、ゴルフを始めるのは社会人になってからでしょう。
早い人で二十歳前後、多くの方が社会人として経験を積んできた30歳以降ではないでしょうか。
それでも早いほうでしょう。

 

長く楽しめるゴルフライフを、学校過程に喩えて考えてみましょう。

ほぼどなたでも、何歳からでも、ゴルフを始めるのは可能です。

しかし、ゴルフを始めた年令が、「ゴルフ小学校1年生」とお考えください。

 

ある程度の年齢になると、
自分と他人との比較や見栄、体裁、結果への期待は立派な大人の感覚ですが、
ゴルフ自体の知識や感覚は、学校にたとえれば、ゴルフ小学校1年生なのです。

ゴルファーは、そんなことは当たり前だと解ってはいるつもりなのですが、ついつい

■実生活、

■実年令のキャリア

■社会的なキャリアや実績の自負

 

等と、

”ゴルフ自体が重なってしまう錯覚”

に陥ってしまいやすいようです。

ちょっとお説教じみてしまいますが、少し耳を傾けてみてくださいね。

 

2.

 

生活上で、子供に自分の好きなようにやらせたら、
危なっかしくて見ていられないのではないでしょうか?

例えば、小学1年生の子供を、一人で学校に行かせることをするでしょうか? 

子供は信号を適確に判断できるでしょうか?

交差点や横断歩道で、確認が確実にできるでしょうか? 

きっと、周りなど確認せず、自分が行きたいところに、好きなように行きまわることでしょう。

そこで、大人は子供が事故に遭わないように

 

「そっちダメ!こっちもダメ!こっちだけ!」

 

と厳しくしつけるのが当たり前です。

子供が「イヤだ、こっちに行きたい!」と泣こうがわめこうが、です。

 

義務教育とは、

 

「あれダメ、これダメ、これしかダメ」

 

ということを身につけていくことでしょう。

ゴルフでの「あれダメ、これダメ、これしかダメ」というのは、
ボールの飛びでたとえてみるとわかりやすいです。

 

「右に飛ぶのはダメ、左に飛ぶのもダメ!」

「ダフッてもダメ、ゴロでもダメ!」

「真っ直ぐしか飛んじゃダメ!」

 

です(笑)。

 

これがあなたの願望ではありませんか? 
ゴルフの義務教育をしっかり学習してください。

後に、ゴルフの義務教育の項目を挙げておきます。

 

「ゴルフの義務教育」とは、倶楽部ゴルフジョイの造語であり独自の考え方の名称で、
一般的には言われていません。
どんなゴルファーでも最初に習得しておくべき

■ 知識や考え方

■ 基本動作、技術

■ マナー、ルール

などのことです。

 

 

3.

 

スマートで常識的なゴルファーになるためには、「ゴルフの義務教育」を習得しておきましょう。

ゴルフでの義務教育を終えてない人が、
ゴルフのプレー中に自分の考えや意図、願望を出しては、ボールのゆくえは全く予想できません。

上記のような「あれダメ、これダメ、これしかダメ」というゴルフでの義務教育の知識と経験が身に付くまでは、
あなたの実生活での大人の頭の判断や意図、願望は、ゴルフの場面では、かなりの確率で、前述した、

「子供を交通の激しい道に放りだす」

ようなものです。

ゴルフの初心者とは、ゴルフという分野においては、年令に関係なく、

「周りが見えず」、

「判断や確認の乏しい」

子供の思考力状態のようなものなのです。

 

スイング動作習得に伴う、適正な違和感や考え方、きゅうくつな姿勢、
動き(ゴルフでは上達に必須の正しい動き)を拒否して、やりたいように、好きなようにゴルフをやらせると、
とんでもないプレーになっていきます。

 

例えば、道端で子供がボール遊びをしているとしましょう。
ボールをキャッチしそこねた場合、子供は一目散に拾いにいきます。
そばでビュンビュン車が走っている、ということなどすっかり忘れているはずです。

そこで、視野が広く全体が見渡せる大人は、「拾いに行っちゃ、ダメ!」と制止します。子供は、

「なぜ?イヤだ、拾いに行きたい」

と、駄々をこねます。


ゴルフで言えば、初心者がレッスンを受けているとき、

「こんなのしっくりこない。こうやりたい」

と言うのは、「ボールを拾いに行きたい子供」と同じと考えてください。

 

大人としてゴルフをおぼえていくわけですから、
まだ自分の意図や願望を出せないのは、なかなかツラいものです。
実年令とゴルフ年令との差は、大きく開いていますから、
ここは一つ、子供のように素直におぼえていきたいものです。

 

大人のあなたは、すぐに首をひねったり、
「よくわかんない」と駄々をこねたりしないようにしましょう。
ゴルフ小学生では、まだまだ、ゴルフは「わかるわけがない」のです。

ゴルフの義務教育とは、掛け算の九九や、感じの読み書きと同じで、
いちいち意味や理由、結果を考えるべきではなく、「丸暗記」こそが、一番上達が速いのです。
ちょっと経験を積めば、すぐに意味や目的が理解できていきます。

 

前置きが長くなりましたが、ではゴルフの義務教育とは何か、を考えましょう。

次に、「ゴルフの義務教育学習法」です。

 

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