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中・上級者用

フェアウェイウッドを打ちこなそう

100切り達成に必要なテクニック

 

201712140426.jpg飛距離不足に悩んでいるゴルファーの方は、

フェアウェイウッドを使いこなせるかどうかで、

スコアメイクに差が出てくることは、

実感できるところでしょう。

 

特に女性は、飛距離が出ないため、

フェアウェイウッドを打ちこなせると

プレーがラクになります。

 

といって、ではすぐに使ってみましょう、

とはいかないのがゴルフですね。

以下にお話する考え方や理解、練習法で、

以前よりはフェアウェイウッドが

打ちこなせるようになるでしょう。

 

 

【フェアウェイウッドを打ちこなすための考え方】

フェアウェイウッドが打ちこなせる条件として、

振りの速さ(ヘッドスピード)

適正なスイング軌道の理解と技術を身に付けている

腕前相応の考え方

よく質問されるのが、

「3ウッドはどうすれば打ちこなせるか?」

ということです。

 

ドライバーの次に飛ばせる“可能性”のあるクラブですから、

上記の質問は最もなことです。

クラブが長くなるほど、

より上記の①~③が高いレベルで要求されてきます。

 

2打目以降、3ウッドを地面から打ちこなすには、

かなりのヘッドスピードと、

正確なスイング軌道が必要になりますから、

現時点で条件が満たされてないゴルファーは、

しばらく練習が必要になってきます。

 

しかし、3ウッドをティアップして打てば、

難易度が5ウッド並になってきます。

いま、3ウッドを打てないゴルファーは、

パー3のティショットから使っていくのをお勧めします。

 

 

2017121404133.jpg

では、前述の①~③を簡単に説明していきましょう。

①は、ヘッドスピードが、

ドライバーで33~35m/s以上出せていないと、

3ウッドでは、飛距離を出せないでしょう。

もし、ギリギリのヘッドスピードの方は、

フェアウェイウッドは5ウッドまでをお勧めします。

3ウッドに比べて圧倒的にミスは減ります。

 

②は、ダブったりトップしたりしない、大きく曲げない、

といった基本的な技量が身に付いているということです。

5ウッド→ 7ウッド→ 9ウッドになるにつれて、

技量のレベルダウンが可になってきます。

 

③は、傾斜地やラフなど、ライが悪かったら、

3ウッド→5ウッド→7ウッドに下げていく。

さらには、アイアンを使うといった、

潔く目標を下方修正できる判断力のことです。

 

つまり、場面や状況によって、

使うのを控えるのも、立派な選択であり、

そういう考え方も、

打ち方の技術と同等以上の技術です。

無理に使って、大惨事になり、

「あー、やっぱ使わなければよかった!」

とならないためにです。

プロでも無理な場面や、自信がない状況では、

ウッドをアイアンに下げて狙います。

 

【 どのくらい飛距離が落ちるのか 】

5、7、9ウッドになると、

どんどん飛距離が落ちてしまうと思っていませんか?

意外と、飛距離も、3ウッドと大きく変わらないものです。

むしろミート率も高く、トータルでは飛んでいることが多いです。

3ウッドに比べて、球も上がりやすく、圧倒的に打ちやすい。

 

7ウッドや9ウッドは、数字が大きいので、

飛ばないイメージがあるようですが、

3ウッドと7ウッドでは、飛距離の対比は、10:8くらいです。

女性や、振るスピードが速くない方はなら、

むしろ、この比率が逆転することがあるでしょう。

 

【 フェアウェイウッドの構え方 】

まずは、以下の4つのタイプに分けてみましょう。

どのタイプ、または組み合わせが一番打ちやすいか、

練習で実験、確認してみてください。

 

■球の位置をスタンスの真ん中に置くと打ちやすいタイプ

■球の位置をスタンスの左足寄りに置くと打ちやすいタイプ

■グリップを長く持っていいタイプ

■グリップを短く持つべきタイプ

 

どれもない?

残念ながら、まだフェアウェイウッドを打ちこなすには、

練習が足りていません。

まずは、7番アイアンまでをしっかり練習してください。

 

フェアウェイウッドが苦手な方は、

スタンスは、かなり狭めから練習していってください。

まずは欲張らずに。

 

【フェアウェイウッドの打ち方】

簡単に、ポイントを箇条書きにしておきます。

■ちょっとくらい、ダブってもいい。アイアンに較べてソール(底)が広いから。

■アイアンと全く同じフォームでいい。球の位置だけ注意。

■球のやや右側を見てスイング。

狙いたい距離の半分くらいの地点に視線を向けて。(遠くを見ると力んでしまう)

■飛ばしたくても、まずは低い飛びだし角度をイメージしてください。すくい上げないこと。

■必ずフィニッシュを決めること。これに尽きるといってもいいでしょう。
 フィニッシュを取ろうと思ってスイングすることです。
 成り行きで取れるものではないからです。

2017121404710.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【フェアウェイウッドの練習法】

■ラウンドでは、練習のため、フェアウェイからでもティアップして進んでいくのもありです。

■練習場で、まずは自分の距離の半分の距離から打っていきましょう。
 低くティアップした方がいいでしょう。慣れてきたら、ティアップ無しで。

 

【フェアウェイウッドのまとめ】

■苦手な人ほど、最高の結果をイメージしやすい。
 まずは、最高の距離ではなく、半分の距離から打っていく。

■自分のタイプに合った適正な構え方を理解する。
 打ち方よりも、構え方を重視。

■まずは、半分の距離から練習していく。

■クラブ選択。ミスしたくないなら、より数字の大きい番手にする。

 

「打ちこなそう」「飛ばしたい」からではなく、

まずは、「嫌いではなくなった」「まだ上手くはないけど、苦手意識は薄らいだ」

を目指しましょう。

 

                        了

 

あなたの100切り達成を心から応援します!

 

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