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色色ゴルフ

こ最近、ゴルフグッズに、好きなカラーを取り入れることが流行っています。

 カラーボール、カラーグリップを取り入れて、好成績を出しているトーナメント選手もいます。

 

「ボールの弾道がよく見える。スイングのイメージが出しやすい」

 

が人間の心理に与える効果を理解、期待することで、実力を発揮することができるようです。

「好きな色」に囲まれると、心が落ち着くことは誰でも納得でしょう。

ポーラクリ―マー選手のピンク尽くめや、リッキ―ファウラ―選手のオレンジ衣装は有名です。

 

 

ァッションだけではなく、

「心が落ち着くから」

と本人もコメントしています。

 

私は、結構雰囲気に左右されやすいので、

グリップの色を状況別に分けて入れています。

 

体的には、

ドライバーは、「飛ばしてやろう!」と力んでしまいやすいので、

やさしい気持ちになれる、ピンクや冷静になれるブルーのグリップを。

 

 フェアウェイウッドや、5、6、アイアンくらいまでは、

堅実でていねいなスイングができるよう、茶色やグリーンのグリップを。
 

積極的にグリーン、旗を狙っていきたいショートアイアンや、ウェッジは、

赤かオレンジを入れています。

 

ターは、直感や予測の力を引き出すパープルがいいでしょう。

なかなか気に入った色のグリップがないのが難点です。

 

カラーグッズをつけたからと言って、必ず上手くなるわけではありません。

のパワーを信じることで、今備えている実力を、発揮しやすくなる、と考えることでしょう。

「ゴルフの義務教育」とは?

ゴルフは、一生楽しめるスポーツです。


どんな人でも、全く当たらないゼロからゴルフが始まります。

まるで、読み書きや計算が身についていない6歳からの学校の勉強と一緒です。


一般的に、ゴルフを始めるのは、社会人になってからでしょう。

早い人で二十歳前後、多くの方が社会人として

経験を積んできた30歳以降ではないでしょうか。

それでも早いほうでしょう。


長く楽しめるゴルフライフを、学校過程で考えてみましょう。

ほぼどなたでも、何歳からでもゴルフを始めるのは可能です。


しかし、始めた年令が、「ゴルフ小学校」1年生です。


他人との比較や見栄、体裁、結果への期待は立派な大人の感覚ですが、

ゴルフ自体の感覚は学校でいえば、ゴルフ小学校1年なのです。


ゴルファーは、そんなことは当たり前だと解ってはいるつもりなのですが、

ついつい実生活、実年令のキャリアと、ゴルフが重なってしまう錯覚に陥ります。



 

2.

日常生活上で、子供に好きな行動させたら、

危なっかしくて見ていられないのではないでしょうか?


例えば、小学1年生の子供を、一人で学校に行かせることをするでしょうか?

子供は信号を適確に判断できるでしょうか?

交差点や横断歩道で確認が確実にできるでしょうか?

きっとそのうち、周りなど確認せず、

自分が行きたいところに、好きなように行きまわることでしょう。


そこで、大人は子供が事故に遭わないように

「そっちダメ! こっちもダメ! こっちだけ!」

と厳しくしつけるのが当たり前です。

子供が「イヤだ、こっちに行きたい!」と泣こうがわめこうが、です。


義務教育とは、

「あれダメ、これダメ、これしかダメ」

ということを身につけていくことでしょう。

ゴルフでの「あれダメ、これダメ、これしかダメ」というのは、

ボールの飛びでたとえてみるとわかりやすいです。

「右に飛ぶのはダメ、左に飛ぶのもダメ、真っ直ぐしかダメ」です(笑)。

これがゴルファーの願望ではありませんか?

ゴルフの義務教育をしっかり学習してください。


このお話の終わりに、倶楽部ゴルフジョイで指導している

ゴルフの義務教育の項目を挙げておきます。



 

3.

スマートで常識的なゴルファーになるためには、

ゴルフの義務教育を習得しなければなりません。


ゴルフの義務教育を終えてない人が、

自分の考えや意図、願望を全面に出すと、

ボールのゆくえは全く予想できません。


上記のような「あれダメ、これダメ、これしかダメ」というゴルフでの義務教育の

知識と経験が身に付くまでは、あなたの実生活での

大人の頭の判断や意図、願望は、ゴルフの場面では、かなりの確率で


「子供を交通の激しい道に放す」



ようなものです。

ゴルフの初心者とは、ゴルフにおいては年令に関係なく、

周りが見えず、判断や確認の乏しい子供のようなものなのです。


違和感やきゅうくつなこと(ゴルフでは上達に必須の正しい動き)を拒否して、

やりたいように、好きなようにゴルフをやらせると、

とんでもないゴルフプレーになっていきます。


例えば、道端で子供がボール遊びをしているとしましょう。

ボールをキャッチしそこねた場合、子供は一目散に拾いにいきます。

そばでビュンビュン車が走っている、

ということなどすっかり忘れているはずです。


そこで、視野が広く全体が見渡せる大人は、

「拾いに行っちゃダメ!」と制止します。しかし子供は、

「なぜ?イヤだ、拾いに行きたい」

と駄々をこねます。

ゴルフで言えば、初心者が

「こんなのしっくりこない、こうやりたい」

と言うのは、「ボールを拾いに行きたい子供」と同じと考えてください。


 

大人としてゴルフをおぼえていくわけですから、

まだ自分の意図や願望を出せないのはなかなかツラいものです。

実年令とゴルフ年令との差は、大きく開いていますから、

ここは一つ、子供のように素直におぼえていきたいものです。


大人のあなたは、ゴルフを習う際に、すぐに首をひねったり、

「よくわかんない」と駄々をこねたりしないようにしましょう。

「ゴルフ小学生」では、まだまだ、ゴルフは「わかるわけがない」のです。


ゴルフの義務教育とは、掛け算の九九や、感じの読み書きと同じで、

いちいち意味や理由、結果を考えるべきではなく、

「丸暗記」こそが一番上達が速いのです。


前置きが長くなりましたが、ではゴルフの義務教育とは何か、を考えましょう。

これは、あくまで倶楽部ゴルフジョイのゴルフ義務教育の仕方ですので、

賛否があるでしょうけど、ご参考に。


お話してきた「ゴルフの義務教育」とは、


1.ゴルフに必要な用語をおぼえましょう

  特に、レッスン用語が優先です。各クラブの名称や、使用法、用途なども必要です。


2.各クラブに適した構え方、正しいグリップ、

  適正なボールの位置、正しい動かし方の基礎知識(そこから感覚が芽生える)。


3.ラウンドに最低限必要なルールとマナーをおぼえましょう


4.ラウンド中の場面や展開を、5つのパターンでおぼえる

(1.ティグラウンド、2.2打目以降グリーン周りまで、
3.グリーン周りのアプローチ、

 4.グリーン、5.応用:バンカー、斜面、林、ラフ等)



義務教育が終わったら、どんどん応用に入っていけます。

地道でつまらないかもしれませんが、そこに意味を見出し、

優秀な成績でゴルフの義務教育を終えてください。

 

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ゴルフ習得に素質や才能は関係あるのか

「自分はセンスないから」
「私は不器用だし・・・・」


だからゴルフには向かない、思っている人はいませんか?

運動神経抜群で、何をやらしてもできる、

しかしゴルフだけは全くダメだという人はたくさんいます。
また、運動オンチだが、ゴルフはシングルハンディになれた、という人も多いのです。


ちなみに女子プロ界で大記録を打ち立てた不動裕理プロは、
体育は全然ダメだったそうです。

私のレッスンの経験からも、輝かしいスポーツ歴が

即ゴルフに有利とは言い切れません。


 

人並みのゴルファーになるにはゴルフは、
スポーツといってもちょっと変わっています。

身体能力はもちろん重要な要素ですが、感情のコントロールや、

モノの考え方も大きな要素を占めるのです。
「身体能力」と、「考え方」を含むメンタル的な要素は、ほぼ同等と考えてもいいでしょう。


上級者になるには、もちろん両方高いレベルで兼ね備えていないと厳しいですが、
だいたいスコアで、100を切れるくらいになるには、
車の運転ができて、自転車には乗れる人なら十分人並みのゴルファーになれます。

 


ゴルフ上達の資質

私のレッスン経験から、ゴルフに向くタイプとは、

1.ゴルフ特有の考え方を理解できる

2.性格的に素直

3.習っているゴルフの指導者と良好なコミュニケーションが取れている

4.「教わる」のではなく、「習おう」という積極性のある人

です。


不器用な人は、習ったことの吸収は遅いかもしれませんが、

いったん身につけたら、なかなか忘れません。

一方、器用な人はすぐにすぐに出来るようになりますが、
案外、早合点でつまずくことが多い。うさぎと亀のようです。

 

また、なまじ器用な人は、緊張に弱い面もあります。
そんなに難しくない誰にでもできることを愚直に、

ていねいに練習していく人が上達していくのです。


上記を参考に、自分の適性やタイプをよく見極めて上達の計画を立てましょう。
きっと、ゴルフを楽しめるようになりますよ。

 

ゴルフレッスンを上手に吸収するための考え方

誰に対してのゴルフ理論なのか

 

多くのゴルフ理論の「標準」とは、プロゴルファーを基準としており、
教科書的な「標準」は、一般的な生活を送っているアマチュアゴルファーにとって、
「最高度」ととらえたほうがいいと思われます。

 

プロゴルファーや、アスリート系のゴルファーから、身体能力が劣っていく度合いに応じて、
「標準・基準」から差し引いて各自に適用していくことが望ましいでしょう。

自分の身体能力(ゴルフでは、柔軟性、瞬発力、筋力、持久力やスタミナなど)をよく見極め
ての目標設定や、練習メニューを考えないと、尊い努力が報われなくなってしまいます。
これを、全ての前提として考えると、自分の目指すべき目標を見失わないでしょう。


悩めるアマチュアゴルファーの救世主、倶楽部ゴルフジョイは、この考えを基準に
個人個人に合った練習カリュキュラムを作成し、レッスンを進めています。
上級者ゴルファーは、もちろんこの考え方より、「度合いや程度」をアップしてください。

 


■ ”憧れ”でスイングを考えないほうがいい               
 

ゴルフでの身体の動かし方、動作の種類、関節が動く方向などは、
人間としてはみんな同じです。
石川遼選手も、宮里藍選手も、あなたも同じです。

しかし、それらが動く範囲、程度、度合い、スピードには個人差があります。
簡単に言えば、柔軟性に乏しい人は、範囲、程度、度合い、スピードが
小さくなると考えていいでしょう。



よって、自分の「こうやりたい」という願望と、上記の項目がだいたい合っていないと、
練習の成果が見込めなくなってしまいます。
つまり、「憧れ」でゴルフを考えないということです。

憧れを、否定するわけではありませんが、 自分の身体能力や練習状況、ゴルフへの熱意を
総合的に考慮して「分相応」を目指さないと、常に自分のゴルフへの不満が解消されません。
ゴルフを楽しむことができなくなってしまいます。


自分のゴルフの総合力(身体能力、ゴルフの環境等)= ゴルフの到達可能目標

を見極めましょう。もちろん、ゴルフの総合力とは、
あなたの努力次第でアップしていけます。
当然、ゴルフの目標も上方修正していけることでしょう。



                  
■ 良いスイングは、きゅうくつ感がある
 

ゴルフスイング(何度打ってもナイスショット)とは、

「制限の範囲で動かす」

と考えてください。クラブの通り道、腕の動く方向、ボディの動かし方など、
ナイスショットはかなり制限、限定された身体の動きです。

つまり、「ここはダメ、そこもダメ」ということで、
「ここしかない」、というクラブと身体の動きなのです。


意識としては、かなりきゅうくつな感じがしますが、私たちは、ボールに対して、
「ここはダメ、そこもダメ、ここにだけ飛んでちょうだい」と要求します。

なので、飛んでいくボールを生み出す私たちが、
「ここはダメ、そこもダメ、ここしかない」という動きをしなければならないのです。



 

■ 意図とイメージの使い分け
 

ゴルフスイングは、意図で身体を動かすより、イメージで動かすことを理解しましょう。

「こう打とう、こう動かしたい」ではなく、

「こう動いている、こう動いてくる(と信じて)」

です。
 

正しいスイングを身につけるためには、まずクラブは、
どこに上がってどう降りてきて、どこに振りぬくのか、という知識がなければ始まりません。

さらに、そのためには、どう構えて、どうグリップするのか、
肘や手首、腰や肩などはどう動かすのか、ということを、

「できる、できない」

ではなく、まずは頭で覚えなければなりません。
これくらいの項目をおぼえるのに、さして苦労は要りません。


身体の各部がどう動くか、という知識がなければ、
ナイスショットが出せるスイングは決してできるようにはなりません。
正しい知識があれば、できるようになる可能性は確実に上がります。


「なんとなく、こんな感じ」では、ゴルフの上達の可能性は、かなり低くなっていきます。
「こうしよう」という動かし方の意図は、スイングの正しい軌道に
軽く誘導してあげるくらいの意識でいい。


クラブの重み(スイング中の遠心力)を感じることが、イメージで動くということです。
イメージの元は、知識です。
知識がなければ、イメージも曖昧ですし、間違った知識だと、
イメージも間違ってくるのは当然です。


反復運動により養った「無意識」が、知識とイメージの橋渡しをしてくれます。
「こう動かそう、こうやろう」という意図が勝ってしまうと、
クラブヘッドが正しい軌道から脱線してしまいやすいです。


グリップを柔らかく持つと、クラブヘッドは正しい軌道には乗りやすくなります。
ゴルフは、「こうやろう」という意図や意思よりも、



「こうなってくる」「こうなっている」


というイメージのほうが優位になると、どんどん上達していけます。
最優先事項は、「正しい知識」です。正しい知識が、良いイメージの元になります。

 

 

バックスイング直後のクラブの位置。

100_0244.jpg

スイングが始まった直後、バックスイングの出だしの部分のチェック方法を紹介しましょう。

画像のように、スタンスの中に斜めにクラブを置き、
自分から見て、バックスイング直後のクラブが、
スタンスの中に置いたクラブと重なるように上げていきます。

腰も同時に回転させましょう。
しかし、右膝は伸ばさないように踏ん張らないといけません。

最終的に、腰は肩の約半分くらい回ります。
自分から見て、おへそおが、45度くらい右に向いていればいいでしょう。



チェックポイントは、3つです。

1.グリップエンドがヘソを指していること。

2.クラブヘッドは、だいたい膝の高さにある。

3.クラブヘッドは、飛球線のほんの少し内側にある。

です。

これで、スムースなバックスイングになっていくでしょう。

 

コンペ幹事必読「初心者が1人入ったら・・・?」

コンペなどに、初心者が参加する場合、
幹事さんの事前と、プレー中の配慮がモノをいいます。


 

初心者の方の現段階のプレーでは、思うようには進めないので、

「初心者用特別ルール」

を作るといいでしょう。
たとえば、

■ 「バンカーショットは2回まで。もし出なかったら手で横に出して」

■ 「後続組を待たせていたら、グリーン上は3パットで打ち切り」
    (パットが意外と時間がかかるのです!)    

パターで、


■ 「後ろの組を待たせているペースなら、遠い人から打つ、の原則は無視して、
  1メートル以内は マークせず、どんどん「お先 、OK」を徹底化しておく」

そんな慌ててやっても面白くない、との声が聞こえてきますが、

後続組を待たせているようなら、厳しいようですが、

ラインを読んでていねいにやっている場合ではありません。



また事前に同伴プレーヤーと、全員の進行を速める打ち合わせや、

プレーの段取りの取り決めをしておけば、

前の組に遅れる、後ろの組を待たせるといった状況を防げ、

皆さんの所要時間が増やせるかもしれません。

さらに、初心者の方には、

■ 「とても打ちにくい場所では、1打払ってその人が打ちやすい平らな場所から打つ」

■ 「本人が我を失うくらい慌ててしまい、どうにもならない場合は、そのホールをギブアップ。
  そのホールのパーの3倍のスコアを記入してプレーは省略して速く進む」

■ 「ボールが池に入ったら、池を越えたところから1打足してプレー」



前の組に遅れている状況では、

■ 「そのホールはプレーは中断して自分のボールをピックアップ。しばらく手で持って歩いていく」

■ 「疲れたら、プレーを一時中断してカートに乗って見学も可」

■ 「グリーン近くになったら、アプローチやバンカー用のクラブとパターは自分で用意して3本セットにして持って歩く」

なども、取り決めておくといいでしょう。

これらの臨時特別ルールを全員で打ち合わせ、

初心者の方にアドバイスしておけば、安心して参加できることでしょう。

 

遠くへ飛ばす目線は?

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普通、遠くを見るときはアゴを上げて

目線を上に向けるものです。

では、一番遠くへ飛ばせるドライバーを

打つときの目線はどうしているでしょうか?



ラウンドレッスンで生徒さんのプレーを

拝見していると、画像のように、
 

「亀が首を出すように」

目標を確認しています。

中には、「高い位置に目線を置き、

    そこに向かってスイングしろ」

とレッスンしている方もいますが、

私の意見は逆です。

 

ゴルフでは遠くへ飛ばしたい ときほど、

画像右のように目線を低く、アゴを引く。

アゴを引く、といってもイカリ肩になるほどではなく、あくまでも「軽く」です。

私は、「水平目線」と「斜め目線」

と呼んでいます。

 

ゴルフは、前傾姿勢をできるだけ最後まで

保ったままスイングして目標を目で追うので、

斜め目線が望ましいのです。



日常生活は水平目線です。

他人のボールを見るときも、

は水平目線でよく見えます。

一番気になる自分の飛んでいくボール。

インパクトの一瞬後では、

本能的に水平目線になりやすい。

しっかり自分に言い聞かせて

斜め目線で追いましょう。



スポーツでは、アゴが浮いたら

ダメな場合が多いです。

水平目線でボールを追えば、

アゴが上がりやすくなり、

アゴが上がれば腰が浮き、

膝が伸びて重心も浮いてしまいます。



アドレスで目標を確認するときから、

斜め目線にします。

自分への言い聞かせも忘れずに。

なかなか辛抱がいるものです。

しかし、その辛抱ができれば、

(斜め目線のキープ)ボールは曲がらず、

斜め目線の先にストレートに

飛んでいっていることでしょう。

 

 

「三脚」になってませんか?

構えて、ボールに意識が行き過ぎると、姿勢が前のめりになりやすく、

「三脚」になってしまいます。

アドレスでは、自分の「二本の脚」で立つべきで、真ん中の脚(クラブ)に体重をかけてはいけません。

ア ドレスでは、クラブヘッドは地面にベタっとは押さえつけずに、芝の葉先に触れるか触れないかぐらいで、ヘッドの重さを感じられるようにソールしましょう。 ヘッドを浮かせて構えている感じがするでしょう。特に夏のラフでは、芝の上数センチにボールが浮いている状況があります。

足でボール付近を踏んでみて、ふかふか沈むようでしたら、ソールの高さに気をつけましょう。

練習の方法としては、マットだけでなく、いろんな高さのティーにボールを乗せてボールだけを打つ感覚をつかむのが効果的です。アドレスでヘッドを地面につけないと打てない、ではラフやフェアウェイバンカーから飛距離を稼ぐのは難しくなります。

しかし、ボールが深く芝にもぐっていたら、ボールの手前の芝から根こそぎ刈り取るように振っていかなければいけません。腕力勝負になります。

まとめとして、

1.まずライを見て、芝の葉先からどれだけボールが浮いている
のかチェック。

2.アドレスでソールの高さに配慮。

3.芝の下に沈んでいる場合もあるので、スイング軌道の最下点を
イメージする。

経験が増えてくれば、芝の抵抗も素振りで予測でき使用クラブも判ってきます。

「遠心力で飛ばすって?」2

「大きなスイング軌道って?」「スイング軸ってどこにあるの?」 2

100_0151.jpg

 ~ つづき

技術的には、2つに絞りましょう。
1つ目は、脇と肘の使い方。
2つ目はコック(手首の使い方)の正しい使い方です。

スイング中に、肘と脇の支点を利かさないと、
打つ人自体のスイングの規格サイズより膨らんでしまいます。
つまり、円運動ではなくなり、イビツな円になってしまうのです。

「脇と肘の支点を利かす」

とは、具体的にはスイング時の肘の折りたたみ運動のことです。

バックスイングでは、必ず右肘はたたんでいき、
インパクト以降フォロースルーから、左肘をたたんでいき、
フィニッシュにかけて両肘をたたみこみます。

そして、コックと呼ばれる手首の動きも
肘の折りたたみ運動に伴って行われないと、円運動にはなりえません。

両肘の折りたたみ運動とコックで、上手に円軌道を作らないと、
クラブヘッドがそこからからはみ出してしまいます。
はみ出す方向によって、これがダフりや、スライス、シャンクになります。

これらの原因は、腕を自分のサイズ以上に(スイング軸を中心とした腕で描く円の直径)大きく使いすぎるからです。 また、中心の強さ、つまり軸の意識がしっかりしているかにもよります。もしそういったことを知らなければ、知る必要があります。

スイング軸は物体ではなく、意識を持ち、イメージすることで、「発生」するものです。

スイング時の腕の直径は写真のように、両方の腕で出前をかついでいる形と考えるといいでしょう。
腕の直径を、両腕を伸ばした状態と考えてしまうと、肘の折りたたみ運動が鈍くなり、
円運動ができなくなります。 雑誌などに、「できるだけ大きなスイングアーク」とよく書かれてありますが、これが当てはまるのは、「ゴルフ体力」のある(柔軟性の高い、アスリートゴルファー)ゴルファーのみで、この文章を読んでいただいている大部分の方は、一般ゴルファーの方でしょう。

私のアドバイスでは、「大きなスイングアーク」などという言葉は、頭から消し去っていただきたいものです。
腕の長さは決まっているのです。スイングアークは、大きくも小さくもないものですが、

ほとんどのアマチュアゴルファーは、柔軟性に乏しいものですから、む しろ、スイングアークを小さめにイメージすることの方が良いとさえ言えます。アマチュアゴルファーをレッスンしている私の実感でもあります。

柔軟性が乏しくなる度合いが強まる程、大きなフォームは作れなくなります。 無理に大きなスイングを作ろうとして、中心であるコンパスの針(スイング軸のこと)をズラしてしまっては逆効果です。
無理に大きく腕を伸ばそうとすると、関節や筋肉がツラくなり、ツラいことは本能的に避けようとするものです。
「避ける」とは、正しいスイング軌道が作れなくなることを意味します。

もし、無理に大きく腕を使って軸がぶれると、当然円運動ができなくなり、ダフり、トップ、スライス等あらゆるミスにつながります。

私は、「大きなスイングアークを作れ」というレッスンこそが、多くのゴルファーの上達を妨げている原因だとさえ考えています。(プロや、トレーニングを積んでいるゴルファーにはこの話は当てはまりませんので、誤解なきよう)
 

「遠心力で飛ばすって?」

 

「大きなスイング軌道って?」「スイング軸ってどこにあるの?」

クラブヘッドは、円く動いてこそその機能を発揮します。
遠くまで正確に飛ばすためには、クラブヘッドを円運動させなければなりません。
クラブを持っている腕も当然、円運動をしなければなりません。

円運動は、コンパス運動ですから、中心、直径、半径などのキーワードが思い浮かびます。
スイングでは、「スイング軸、スイングプレーン、スイングアーク」などの言葉で表現されています。

人間の両腕の長さはほぼ同じでしょうから、スイング時での円軌道の半径は同じでしょう。
理屈では、スイング軌道は「真円」です。前傾姿勢があるので、
「傾きのある円軌道・スイングプレーン」となります。

しかし、筋肉の収縮や関節の柔軟性、円運動を行う際に発生する「遠心力」の大小で、やや楕円になるものです。
または、柔軟性の低い人は、イビツな円になってしまいます。
この遠心力が、理論通りにスイングさせてくれない「クセ者」であると、私のレッスン経験から思うのです。


遠心力のメリット・デメリット

よく「遠心力で飛ばす」ということを聞きますが、
この遠心力が"良くも悪くも"スイングに影響を及ぼすことを理解できていますか?
この飛びそうな響きのある「遠心力」を理解し、上手にスイング軌道に込めないと、
ずっとミスつきまとわれることになります。

遠心力とは、文字をよく見てみると、「中心から遠ざかっていく」ことです。
中心は身体で、遠ざかっていくものはクラブヘッドです。

クラブヘッドが、ただ遠ざかっていけば、ハンマー投げのようになってしまいます。
ハンマー投げで飛んでいくハンマーは、直線運動にかなり近いでしょう。
これが、「クラブを目標に放り投げるように」、という最もらしく広まっているヘンな表現になってしまいます。


 

つまり、ゴルフスイングは、ハンマー投げの放り投げる直前の回転運動に近い動きでなければいけません。
放り投げてしまえば、円軌道からクラブヘッドがはみ出してしまいます。

スイングとは、身体の中心と円運動をするクラブヘッドが引っ張り合うことです。
ゴルフスイングは、足元は構えた位置からほとんどズレていかないこと、を考えれば、
クラブを目標に放り投げるという表現より、背中側に放り投げる、という表現の方が適切ではないでしょうか。

ここまで、ゴルフスイングにおける「遠心力」の意味と考え方をお話してきました。
次に、どうやってこの遠心力を上手にスイング軌道におさめ、飛んで曲がらないように働いてもらうかを見ていきましょう。

                           つづく~

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