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100切りを最短で達成するスイング作りと練習法17

~シングルハンディ、競技ゴルファーにも効果的~

 

ダウンスイングで"タメ"を作ろうとするとヘタになる(その2)

 
前回の復習
 
ダウンスイング直後に手首とシャフトとの間にできる角度を「タメ」と言う。
この角度が鋭角なほど飛ばしのパワーが溜まると言われている。
アマチュアゴルファー憧れの形だ。
 
 
しかし正しい身体の使い方をしてタメを作らなければ、
右に大きく曲がる弾道やシャンクに悩むことになる。
タメは、ダウンスイングの始まりの一瞬で上半身と
下半身のねじれ差で“できる”もので、“作る”ものではない。
 
 
 
自分流スイングへの転換のコツ
 
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バックスイングは、コックという動作をして
クラブを立てていき、タメを作る準備をします。
コックを「する」のですから、したものは戻さなければなりません。
 

 

 
2018917171755.jpg

この戻す、コックをほどく動作がアンコックです。


切り返しで生まれたタメを、

「ギリギリまでほどかない」

 
の“ギリギリ”が究極のテクニックとなります。
切り返しで生まれたタメのパワーを、
ダウンスイングからクラブで
球に伝えるのがアンコックの役割(身体の回転のパワーを伝える)です。
 
2018917172555.jpg

このアンコックが絶妙のタイミングでできないと、

振り遅れてクラブフェースは必ず開いて下りてきますから、

球はことごとく右方向に飛んでしまいます。

 
 
最近のクラブは、シャフトが長くなり、性能も高くなってタメはかえって不要になってきました。
難しいタメに相当するテクニックを、シャフトの長さと性能がしてくれるのです。
アンコックだけで十分飛距離を出せるのです。
 
アンコックは、タメの動作よりもずっとやさしく、練習すればマスターできるようになります。
自分流スイングでは、ダウンスイングから積極的にアンコックしていきましょう。
 
 
2018917172743.jpg

アンコックの練習ドリルを紹介しておきます。

ダウンスイングから、8時の位置まで

スナップを利かせるように振りおろします。

 

 
2018917173128.jpg
上半身は、できるだけ目標側に向けずに我慢します。
 
画像のように、シャフトがしなると、鋭いアンコックができている証拠です。
 
インパクトでクラブヘッドが振り遅れず、スクエアに戻せやすくなります。
 

 画像をクリックすると、拡大されます。

 

正しい解釈へのポイント
 
腕で無理やり引っ張り上げた大き過ぎるバックスイングだと、
身体のねじれのキツさに意識の大半が持って行かれ、
アンコックを忘れてしまいます。
 
また、身体の動かし方自体に意識が行き過ぎて
アンコックのタイミングも遅くなることなどです。
 
手首と肘、肩を特にリラックスさせて、硬直しないようにしておくのが、
アンコックで飛ばすポイントです。
 
 
 
まとめ
 
■ タメは飛距離の元であるが、タイミングがズレると、大きなミスになってしまう両刃の剣だ。
■ タメは、“できる”ものであり、“作る”ものではない。
■ 最近のクラブは、むしろタメは作らなくても充分飛距離が稼げる。
■ 現代のクラブでは、ギリギリまでタメるより、むしろタメを早めにほどいた方が効率的に飛ばせる。
■ タメをほどく動作をアンコック、またはリリースと言う。
  手首や肘はリラックスさせておくことで、アンコックをスムーズに利かせられる。
 
 
 
あなたの100切り達成を心から応援します!
 
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