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100切りを最短で達成するスイング作りと練習法26

~シングルハンディ、競技ゴルファーにも効果的~

スムーズなバッスイングの上げ方

 

皆さんは、アドレスが決まり、

バックスイングを始める直前では

どのような状態でしょうか?

アドレスでじっとしたまま、

なかなかバックスイングを始めない

ゴルファーが多いようですね。

 

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バックスイングのスムーズな上げ方

バックスイングを上げていく直前で、完全に静止してしまうと、

身体が硬直してしまい、スムーズな動作の始動に入れない。


本人は、クラブを上げるきっかけを探しているのか、

集中力が高まるのを待っているのか、

または不安や心配と戦っているのか、

見ている側では見当はつきません。

さあ打とうと構えても、


    なかなかバックスイングを上げられない
②    モジモジ固まってしまう…。
③    練習場ではスムーズに上げられるのに…。


上級者やプロは、流れるようにスムーズなバックスイングをしている。

自分は、なぜスムーズにクラブを上げられないのか・・・。

そんなお悩みを持ったゴルファーは多いことでしょう。


なぜバックスイングが上がらなくなってしまうの?

主な原因として、

「これから打つショットが失敗するかもしれない」

という不安で動作が固まってしまい、

バックスイングをスムーズに上げられないものと考えられます。


誰しも、失敗するためにスイングはしたくないはずです。

こんな感情が高まると、スイングしようとすると意図する動きができなくなってしまう

イップス

というゴルフの病にかかってしまうと言われています。

一番神経を使うパッティングに多いと言われていますが、

ショットやアプローチでも、このイップス症状になってしまう人がたくさんいます。

失敗も成功もたくさん経験してきている、

比較的経験豊富な上級者に多いようです。



緊張を和らげ、リズムを取るために小さく動いている

イップス症状は、強く緊張する場面にのみ訪れます。

何球でも打てる練習場では、あまり緊張もしないので、

バックスイングもスムーズに上がっていき、思い通りの動きができるのです。


しかし、コースまたは試合などの

「結果を出さなくてはならない場面」

では、突然イップスが顔を出し、多くのプロ選手も悩んでいると言われます。


イップスとまではいかないまでも、誰でも完全に静止した状態から動作を始めると、

動き(バックスイングの始動)にムラやブレが出やすくなります。
 

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アドレスで、完全に静止している状態

自信の無さそうに構えていて、

心も身体も硬直してしまっている。

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静止した状態からいきなり動作を開始すると、
極端なインサイドにクラブが上がったり

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アウトサイドに上がったりしてしまう・・・。


ゴルフは止まっている球を打っていきますが、

他の多くの球技は動いている球に反応しながら打っていきます。

テニス、野球、卓球、その他、球が飛んでくるのを待っている間は、

プレーヤーは無意識でリズムを取りながら、小刻みに動いているはずです。


先に述べたように、ゴルフスイングは、止まった球を打っていくため

完全に静止した状態から動作を始めると思われがちです。

しかし、いったん静止してしまうと、身体が硬直してしまうことが圧倒的に多いのです。




バックスイングの始動のきっかけを作ることで、ナイスショットの確率を上げる

バックスイングを上げる直前まで、完全に静止する時間を極力無くしましょう

バックスイングを始める直前に、ちょっとした、

きっかけ

動作を入れると、身体が硬直せず、スムーズにクラブが上がっていくものです。

テレビ等で、プロの選手のアドレスからバックスイング直前をじっくり観察してみてください。

ほぼ全員の選手が、固まらず小刻みに動いていることに気付くことでしょう。

あれは、意図的に行っているのです。

スイングを成功させる秘策は、

バックスイングの直前まで静止せず、始動のきっかけの動作を取り入れることです。 

このテクニックが上手いゴルファーは、イップスにかかりにくいでしょう。

もちろん、100切りを目指すアベレージゴルファーにも、

ぜひとも身につけてもらいたいテクニックです。


スイングは、

「静止状態から動き始める」

のではなく、

「微動状態から動き始める」

のが、ナイスショットを生む秘訣なのです。

静止せずに小刻みに動くことで

身体の硬直を防ぎ、不安や緊張を跳ねのけることができるようになるのです。


では、ナイスショットの“きっかけ”を作る具体的なやり方をご紹介します。

 

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スムーズなバックスイングの一例

腕や方はリラックスしておきましょう。

グリップも、小刻みでいいので、指を緩めたり締めたりと静止しないようにしましょう。

これは、「ミルキング」と呼ばれる仕草です。

 

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目標側にほんの少し手元を押しだして、

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バックスイングに入っていくと、スムーズに上がります。

 



 

スイングの始動のテクニックの例

アドレスでじっとして固まってしまうゴルファーに名手はいません。

このスイングの始動のテクニックを会得すれば、

緊張や不安でスイングがブレてしまうのを防げるでしょう。

イップスのゴルファーに聴いてみると、

「止まっている球にクラブヘッドを正確に当てるために、

    ピタッと静止して集中力を高めている」

と、教えてくれました。

一見、最もに聞こえますが、

前述したように、緊張で身体が硬直しやすく、

ミスの確率が高まってしまいます。

しかしどうしても静止してしまうという人もいることでしょう。

静止状態は最大2秒まで

と覚えておいてください。

2秒以上静止してしまうと、硬直が始まり、不安や恐怖心が

湧きおこってきやすいと言われています。

以下の、「上達につながる正しい理解と実践」で

「きっかけ動作」

の例を挙げておきます。




☆★上達につながる正しい理解と実践☆★

バックスイングのスムーズな上げ方について、
効果や考え方をまとめてみました。

 

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① 軽く右足に体重を乗せる

 

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② 左足に体重を移動する

 

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③ 再度、右に体重移動すると同時にバックスイングを始める

下半身でスイングをリードできるイメージがつかめ、手打ちの防止になります。

少しおおげさに感じるくらいに動いてみましょう。

この動作自体に意識が行ってしまい、最初は上手くいかないかもしれませんが、

まずは、素振りでコツをつかんでみてください。


■ 「怖さを感じないように」ではなく、
「怖くてもナイススイングできるように」プレッシャーに強くなる。 


■ スイングレベルを上げるのではなく、
  現時点でできる一番良いスイングを発揮できるように。 

         
■ 人は怖いときには、動いている。
  動いていると、不安や恐怖感が入ってきにくい。

日常生活でも、深く考えている状況では、

動作は完全に静止しているものでしょう。

ゴルフでの緊張する場面や強いプレッシャーがかかる状況で

“思考力が高まる”

と、よほどの上級者でもない限り、

「不安や失敗するイメージ」が湧いてくるのではないでしょうか。


    
今回のまとめ

「ナイススイングは、良い始動から生まれる」

ゴルフスイングは、完全に静止した状態から動き出すと、

始動にムラやブレが出るものとお話してきました。

バックスイングは、「静から動」ではなく、

「微動から動」というイメージが、

一番滑らかにクラブヘッドが上がっていきます。


人間は、完全に静止してしまうと、思考力が高まると思われます。

ということは不安や失敗するイメージが湧いてくるのです。

静止せずに小刻みに動いていると、

思考力の働きが抑えられ、プレッシャーを感じにくくなるでしょう。

また、プレッシャーを感じても、

意図する身体の動きができるようになるでしょう。


最初は、この動作自体に意識が行き過ぎて、

上手くいかないかもしれませんが、

意味や効果を理解して反復練習すれば、

このテクニックの効果を必ず実感できます。

 

あなたの100切り達成を心から応援します!

 

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