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接待ゴルフのコツ

ゴルフとビジネスとの関連性や共通性

ゴルフを通じて人間の特徴が把握できる秘伝

私へのゴルフレッスンのご依頼は、「仕事でゴルフをやらなければならない」人が大半です。
レッスンでは、ゴルフに必要な能力や適性の話をしますが、習う方々は、ビジネススキルとの共通性を見出せると、よく私に話してくれます。それらの話を集め、まとめてきたことが以下の内容です。

ご紹介したい話題は山ほどありますが、今回はゴルフとビジネスの密接な関係や、ゴルフのプレー振りからわかる人間の特徴や人柄のほんの一端を、ゴルフレッスンプロの視点からお話しさせていただきます。「カップの中に、ボールを順番に放り込んでいくという単純で非生産的な行動」に、多くの人が夢中になる理由を探っていきましょう。

 

【目 次】

① ゴルフの簡単な成り立ち

② ゴルフは、性格や人柄、気質がよくわかるスポーツ

③ ゴルフのプレーから見抜けるお人柄

④ ゴルフプレーにも「マネジメント」と言うスキルがある

※ (     )の解答は下に

 

① ゴルフの簡単な成り立ち ゴルフプレーの定義

●ゴルフ場という         がある。

●コース内には、長さが異なる   個に分かれたプレーするエリア(ホールと言う)がある。

●各エリアにゴール地点があり、そこには   が開けられていて  が挿されている。

●ゴルフクラブを使って、順番に各ホールに   を入れてプレーを進行していく。

●他人より、いかに      でカップに入れるかが成績になる。

●各ホールは、プレーヤーの進行をいかに   にするかを目的に作られていて、いたるところに行く手を阻む  が仕掛けられている。ワナのリスクを避ければ安全だが報酬は少なく、リスクを倒せれば大きな報酬が得られるような設計になっている。

●ゴルフは、成績や結果が  で表せる。数字(スコア)を良くするという、とても具体的な    ができる。ある経営者は、「数字を“  ”に置き換えると、ビジネス的発想が湧きやすい。ゴルフプレーでいかにスコア・数字を良くするかという体験から、       を体感しやすい」と述べている。

 

②  ゴルフは、ご一緒する人の性格や人柄、気質がよくわかるスポーツ

「ゴルフを一緒にすれば、その人の多くのことが判る」とは、ゴルファーの間ではよく言われる言葉です。
ゴルフのプレーから、こんなことが推測できます(されてしまいます)。

    の良しあし、  を読む力があるかないか

     か雑か、     かグズか

■ 観察力

     としての資質、  の使い方

■判断力、決断の速さ

         の見極め、     対処力

   のおける人物かどうか (ルールやマナーの遵守)

 

ゴルフは、直面している場面や状況を的確に読んで、“             ”を実行できるか、 が試されるとても奥の深いスポーツとして楽しまれています。この“自分の能力に応じたプレー”というのが難しいのです。

なぜなら、ゴルフというスポーツ(ゲーム)は、           で成り立っているからです。 コース設計者は、ハイリスクを      に錯覚させプレーヤーにハイリターンの欲望を芽生えさせようとします。       のチャレンジをさせるよう巧妙にコースを設計しています。難しいと名が通っているコースは、
多くのゴルファーの      も奪い、腕前以上(不相応)の欲望を芽生えさせ手痛い失敗へと誘います。


ゴルフプレーは、クラブを  本まで使えます。     に応じて、適材適所に使用クラブを決めていき、好結果を出していく能力が必要です。運動能力はもちろんですが、それ以上にかなりの   力と記憶力、         が求められます。ゴルフを知れば知るほど、やればやるほど、上記に挙げた項目が必要だと実感できるでしょう。
また、「ラインを読む」、「風を読む」といった         を、判断の材料にすることがあります。この能力は、ビジネスにおける   や、    を鍛えるのに大変役立つかもしれません。このあたりは経営能力にも通じるのではないでしょうか。

ゴルフは人脈を増やせる最高の手段 1回一緒にゴルフをプレーすれば、相手の人柄が丸わかりです。プレーの事前事後も通じて、同伴者の多くの情報がゲットできます。

■ 身だしなみ(ウェアの好みや着こなし方)
■ 言葉使い(言い訳やボヤキ、他人への言葉のかけ方)
■ ミスした時の反応や態度(良いときと悪いときの落差)
■ 物を大切にしているか(道具の扱い方) 等、多くの人となりが丸わかりになります。

ふだん、なかなかアポが取れない忙しい人でも、ゴルフの約束なら時間を作ってくれやすいようです。
ゴルフ好きは、ゴルフ好きと即意気投合できます。スーツを脱ぎ捨てた解放感からか、商談もスムーズに行くと言われます。ゴルフは、大事なお客様と親睦を深める最高の手段。お相手がゴルフ好きなら、一気に距離を縮められるでしょう。

 

③ ゴルフのプレーから見抜けるお人柄

ゴルフは人間模様をよく表す】 

ゴルフは、プレーする人物の人柄や特徴を知るのに最適なスポーツだろう。なぜなら、プレーに「(1.  )や(2.    )、(3.    )」が如実に表れるからだ。  

ゴルフの成績や腕前は、数字(スコア)で評価される。どんな地位や立場にいる人でも、高評価を得たいものだろう。プレー中に「ナイスショット!」「〇〇さんすごい!」などと、他人から承認される(ホメられる)ことで、人間の高い欲求である「承認欲求」が満たされ、さらに自尊心や優越感も存分に満たされるという。もうゴルフのトリコになってしまうはずだ。

 

【 「ゴルファーは、一人二役」 うまく演じ分けられますか? 

ゴルフは、14本のクラブを(4    )に応じて適材適所に生かしながら、どのようにプレーしていくのかを、決めるのも実行するのも自分自身である。まるで(5  )と(6  )を同時にこなすようだ。(5  )が(7  )で、(6  )が(8  )と置き換えられないだろうか。 ゴルフのプレー振りで、お知り合いの社長の(9    )方がわかるかもしれない。もちろん、あなたのプレー振りからも(9     )の使い方を推測される可能性があるのは言うまでもない。

 

連想と推測】~一つの行動から、多くの情報収集が可能 ~ 

一般的に、食べるのが速い、または早口の人は、歩くのも速くてせっかちである場合が多い。そんな人は、テキパキと仕事をする人だと連想されるかもしれない。ある状況での(1  )で(2   )になっている一つの「行動や考え方の特徴」は、分野が違う他の似たような状況でも、行動や考え方が同様の特徴になっていることが多いと思われる。

ゴルフは、私たちを真剣で夢中にさせてくれるスポーツだ。仕事は、良い結果を出すためには真剣で夢中に取り組むことだろう。 よって、ゴルフの(3      )を見れば、(4     )も推測できると言える。

 

たかがゴルフ? されどゴルフ?】 ~ ゴルフを遊びだけにしておくのはもったいない ~

ゴルフを一緒にプレーすると、お互いの(1 )と(2 )の中が丸見えになると言われる。必ずしもとは言えないが、自分のプレー振りの一つの特徴から、お相手の(3   )に、「仕事でもそうなんだろうな」という連想や推測をされてしまうかもしれない。 ゴルフプレーにおいては、“無意識に”(4      )気持ち“が働くようである。あなたのことをゴルフに誘う人がゴルフの(5   )なら、なおさらそうと思っていいだろう。

これからは、一緒にプレーをする人の行動や考え方の傾向を、ゴルフで判断してみると面白いのではないだろうか。「たかがゴルフ」、遊びの一つだと思われるかもしれない。しかし、経営者をはじめ、これほど多くのビジネスパーソンに人気があるゴルフは、(6    )との(7   )点があるはずだと考えられる。 「お相手を見抜く」と同時に、「お相手に見抜いてもらう」という視点も持ちたいところ。

ゴルフプレーを通じて効果的な自己アピールも習得したいですね。 「また、あなたとゴルフに行きたい」 と思ってもらえるようになれば、あなたの人脈はどんどん増えていくでしょう。

 

④ ゴルフプレーにも「マネジメント」というスキルがある

多くの経営者が、「経営の考え方は、ゴルフに役立つことがたくさんある」と述べています。
逆に考えると、経営者やエグゼクティブの方は、ゴルフプレーから経営のセンスを体感していただけるかもしれませんし、実際に多くの経営者は、そうだと言っています。

知り合いの経営者は、 ビジネスのマネジメントの定義 はを「マネジメントとは、周りや組織にどれだけ役に立てるかを考え工夫し、行動すること」 「自分が周りに対してどう関わっていけば組織がより活性化するか、を考えて行動すること」 と言っていました。

ゴルフプレーでは、「コースマネジメント」という言葉が使われています。前述しましたが、14本のゴルフクラブを自分の技量に応じて適材適所で駆使しながらプレーし、良いスコアを出していくということです。前述の経営者のビジネスマネジメントの定義とゴルフプレーとを照らし合わせると、

・「周りや組織にどれだけ貢献できるか」⇒ スコアアップ

・「周りに対してどう関わるか」⇒ 頭脳を働かせ、感情をコントロールしながら道具(人材)を駆使

・「組織が活性化する」 ⇒ 巧みな道具さばきやで的確な判断で自分の実力を発揮でき、 良いスコアを出せる

 

と、言えそうです。考え方や取り組み方は、ビジネスとゴルフはかなり近いのではないでしょうか。

マネジメントの目的は、顧客満足や売上につなげるためでしょう。ゴルフプレーのマネジメントは、良いスコアにつなげるため。売上とスコアは同じ意味合いです。
 

ゴルフで良いスコアが出せる人は、

■ 自分は、           、            を良く把握している。
■           でプレーのプランを立てる。
■ プレーにおいて出くわすリスクを避け、行ける!と思ったら果敢に攻める。

 

 

⑥ 結び

ゴルフを通じてたくさんの人と知り合いになれ、 楽しい時間を過ごせれば、仕事も、遊びも、人生も楽しめるようになるでしょう。 私の話から、ゴルフを通じて皆さまのそれぞれのお仕事やプライベートで、チャンスや幸運が訪れることを願っております。

今はいやいやゴルフをやっている人も、ちょっとゴルフに興味が湧いてきたという人も、ゴルフを始 めてもらえば、きっとゴルフの魅力にハマることでしょう。 「打算的な理由でゴルフをするのか?」と言われるかもしれませんが、「得か損か」「解かり合えるかど うか」が、人付き合いの基準になるとは言えないでしょうか。 ゴルフは、そんな“打算”を越えた面白さを教えてくれに違いありません。  

 

解答

① 1つのコース、18、ホール、旗、ボール、少ない打数、困難、ワナ、数字、目標設定、売上、ビジネスセンス、

② 段取り、先、丁寧、テキパキ、リーダー、人、リターン、リスク、トラブル、信用、自分の能力に応じたプレー、

  ハイリターン・ハイリスク、ローリスク、腕前不相応、理性、知性、14、自分の技量、思考、
  感情のコントロール、目に見えないモノ、直感、予測能力

③ 自尊心、プライド、優越感、自分の技量、監督、選手、社長、社員、人の使い、真剣、夢中、プレーぶり、
  仕事ぶり、
頭、心、無意識、相手を探ろう、上級者、ビジネス、共通

④ 何ができて、何ができないかを、自分ができること

             

出世したいなら、早くからゴルフを始めよう

 あなたは何歳からゴルフを始めたか?

ゴルフのプレーの特徴からして、仕事に必要なスキルを磨け、人脈も広げられます。
どうせならできるだけ早く始める方がいいでしょう。

会社で役職に就いているエグゼクティブは、いつからゴルフを始めたのでしょうか? 
下記に紹介するゴルフダイジェスト・オンラインが調査したアンケート結果を元に、
ビジネスパーソンへのレッスン経験豊富な私、礎がふだんのレッスンで見聞したことも併せて解説していきます。

 

「取締役の4人に3人」が20代でゴルフデビューという事実!

Q 役職別に「ゴルフを始めた年代を教えてください」

社長
・20代から始めた:25%
・30代から始めた:42%
・40代から始めた:25%
・50代から始めた:8%


取締役

・20代から始めた:75%
・30代から始めた:
・40代から始めた:25%
・50代から始めた:


専務
・20代から始めた:100%


部長
・20代から始めた:52%
・30代から始めた:26%
・40代から始めた:11%
・50代から始めた:11%

 

社会的に出世したと評価されることが多い「部長、専務、取締役」は、
20代までにゴルフを始めた割合が半分以上と、かなり多いようです。

一方、「課長、係長、役職なし」が、いずれも5割未満となっています。
ゴルフは、「出世の有効なツール」となっていることが上記データからわかります。

 

社長になった人は始めた年齢が遅い?

「社長」は、なぜだか20代からゴルフを始めた割合が低いとデータが出ています。
倶楽部ゴルフジョイがこれまでのゴルフレッスンで聞きとってきた結果から判明したのは、

・入社直後から社長になると決めて本当に実現した人や企業した人は、
 まず仕事の実績を上げることを最優先にした。

・20代の頃は寝食を忘れて働き、ゴルフをやっている余裕がなかった。

が理由のようです。ある程度落ち着く30代以降にゴルフを始めた人が多いという声が大半でした。

 

ゴルフの仕事での効果 ~ゴルフはビジネスで役立つ~

Q:ゴルフが仕事で役立った経験や実感はあるか?

ある:81%
ない:19%

8割以上の人が社内外のコミュニケーションに役立ったと回答。
「相談できる人が増えた」
「他部署の人とのコミュニケーションが取れるようになり、業務遂行がスムーズになった」
「得意先との親睦が深められ、受注増につながった」

 

上司の本音 ~上司や先輩は後輩をゴルフに誘いたい~

Q:職場の後輩や部下をゴルフに連れて行きコミュニケーションを深めたいか?

はい:78%
いいえ:22%

ゴルフ場で1日を一緒に過ごしてコミュニケーションを深める。
そんな、職場だけではない関係構築を望んでいる先輩や上司が大半を占めているようです。

 

 

ビジネス的に正しいゴルフの作法

仕事がらみのゴルフの実情をデータでみる


仕事が絡んだゴルフでは、独特の作法や考え方があります。
お客様や目上の人と友達感覚でプレーをすると、思わぬ結果を招いてしまうかもしれません。
仕事関係のゴルフの効果を最大限に発揮するためのプレーの作法を、
私、礎 康之が普段のレッスンから見聞したことをご紹介していきます。

 

一般ビジネスパーソンの現状認識

キャリアアップのためにゴルフを活用するという考えについては、意見が分かれるようです。
プレーを通じて上司や経営陣の目に留まり、自分の能力を発揮して成功した歴史上の例も紹介しましょう。

好例は明治維新の大久保利通です。彼は当時エグゼクティブの趣味とされていた囲碁を武器にして、
囲碁好きで知られる薩摩藩の島津久光に近づき、引き立てられました。
そして、後に明治維新の立役者の一人になったことはご存じの通りです。

一連の経緯を大河ドラマで詳しく放送されていたので、ご覧になった方もいるでしょう。
仕事のスキルが高くても、発揮して活躍する場を与えられないのでは意味がありません。

ゴルフはそれをかなえる立派な手段となり得ます。

しかも、ゴルフをやり続けるとさまざまなビジネススキルがさらにブラッシュアップされていくのです。

下記の%は、BIZREACHが調査したアンケート結果

 

≪効果≫
【ポイント】ゴルフは自分への先行投資

Q「仕事の成功のため、キャリアアップのためにゴルフをした方がいいか?」

・負担に感じないなら、やった方がいい:47.9%
・負担に感じるなら、しなくてもいい:29.6%
・する必要はない:20.3%
・その他:2.1%

アンケート結果では、ゴルフに対する姿勢がポジティブ派とネガティブ派ではほぼ半々のようでした。
やはり仕事におけるゴルフの効果は絶大です。
多くの経営陣や上司が夢中になっていることを考えても、やればメリットになることは想像できるはずです。
ゴルフにかける時間とお金を「未来の自分への先行投資」として考えたらいかがでしょうか。

なお、アンケート結果を役職別に分析すると、役員クラスはポジティブ派の割合が約56%と一番高いです。
「無理をしてでも、した方がいい」と答えた人の割合が15.4%と唯一の2ケタ台でした。

 

≪態度≫
【ポイント】どんな状況でも腐らない

Q「プレーで、相手と真剣に勝負するか?」

・真剣に勝負する:51.3%
・わざとらしくない程度で相手に華を持たせる:30.9%
・その他:17.7%

自分の腕前が相手より確実に劣る場合は、どんなに差を開けられても腐ったりせず、懸命にプレーすることです。
「どうせ勝てないから」と、一か八かの無謀なプレーは厳禁です。
「ゴルフが好きな人ほど、そういった行為を最も嫌う」と肝に銘じておきましょう。

相手と自分の腕前が同程度で、何度も一緒にプレーする関係の場合は、
「2勝3敗、5勝6敗など、"やや負け"」の勝敗にするのがいいでしょう。
その事実は、自分1人の胸に留めておくことです。
「わざと負けた」と言うと、それを聞いた第三者からの信頼を失いかねません。
なお、初めて一緒にプレーする場合や、1回限りのプレーと分かっている場合は、ふつうに真剣勝負すればいいと思います。

 

≪コスト≫
【ポイント】予算内で最高のモノを、背伸びのメリットは大きい

Q「クラブは高額? 廉価?」

・手頃な価格のモノにする:52.6%
・中古品(他人からのお下がりを含む)で済ます:36.5%
・その他:6.8%
・高級品:4.1%

予算の範囲内で「なるべく最高値のクラブ」を選んだ方がいいとおススメします。
「高額品を買えば、元を取ろうとして練習に励むから」と言う単純な理由によるものではありません。
「出来る限り奮発して買いました!と言った方が、
やる気があると受け止められてゴルフの面倒をみてもらえる可能性が高まるようです。

逆に、中古品や誰かのお下がり、極端に安いクラブは、ゴルフ好きの人はいい気がしないものです。
良い物か悪い物かは別にして、私の経験ではゴルフ好きのビジネスパーソンは、
公私混同してゴルフ好きな人をつい優遇しがちです。
ゴルフ道具へのほんの少しの金額の張りこみが、後で何倍にも返ってくる可能性があると考えましょう。

 

≪規律≫
【ポイント】いらぬ自己主張は避ける

Q「相手の不正を見たら、どうする?」

・冗談めかして言うなどして、やんわり指摘する:50.0%
・見て見ぬフリをする:23.1%
・その他:17.7%
・不正は不正と毅然と指摘する:6.8%

相手のゴルフ歴や腕前から「わざとか」「知らないでやったか」を判断し対応を決めると良いでしょう。
「わざと」の可能性が考えられる場合は、見て見ぬフリをするのが無難です。

目上の人に注意して逆恨みされたり、その後会社でにらまれたりするリスクは無視できません。
実際にあり得ることです。ゴルフは「見栄と優越感、自尊心」のスポーツだと私は考えています。

部下や目下から注意されたら、それが正論であっても、その後に感情的なしこりを残す可能性が大です。
自分に何の実害も無いのだから、「こんな人もいるのか」と反面教師とすれば十分ではないでしょうか。
ただ、「いざというとき、ズルをする人かもしれない」という警戒心は頭の片隅に置いておくといいでしょう。

無知によるミスだと確信が持てる場合は、2人きりになった時に、
そっと教えてあげると、良好な関係が築けることでしょう。
くれぐれも、相手の自尊心を考えた上でのアドバイスを心がけてください。

 

接待ゴルフに適した人とは?

仕事上でお世話になっている人をゴルフでおもてなしをする接待は、

俗に「接待ゴルフ」と呼ばれ、人気があります。

出世した人や、業績を上げている人は、

実はゴルフを武器にしていることを、もっと知ってもらいたいです。



ところで、接待ゴルフで活躍している人は「ゴルフが上手い人」だと思っていませんか? 

それが大きなカン違いだったのです。

もちろん、上手な人で成果を上げている場合もありますが、案外少ないようです。

実は、接待ゴルフに向く人は、ズバリ!

■「目配り、気配り抜群でテキパキしたプレーができる人


■「マナー、エチケット、ルールはよく知っていて、他人の面倒見がよい人

そして


■「ゴルフは下手な人


なのです。え! なぜゴルフが下手な人の方がいいのかって?

接待ゴルフでは、接待する側が上手過ぎても、お相手のご機嫌を損ねてしまいやすいものです。

もちろん、下手過ぎてもNGですが。


接待を受ける人は、ゴルフが上手とは限りません。

一般的に、接待される側は、立場が上なので、

多少なりともチヤホヤと持ち上げてほしいことでしょう。

自分が、相手よりもゴルフが上手で優越感を得たいというのが、

ゴルファーの心情であり本音と思われます。

なぜなら、ゴルフは見栄とプライドと自尊心のスポーツだからです。

(詳細は、こちら⇒その1その2

私が実際に知っている人や聞いた話では、

接待ゴルフが上手くて仕事で成功している人で、

ゴルフがかなり上手い人はほとんどいませんでした

むしろ下手な部類に入ることが多かったのです。

そして相手の優越感をくすぐって、ちゃっかり自分の要求を通してしまうのです。

ゴルフでの見栄やプライドなど無く、お相手にいい気になってもらうことだけを考えていたのです。

それこそが接待ゴルフの成功なのですから。



え?あなたは負けず嫌いなのですか? 

あなたにとって、ゴルフはあくまで仕事の一環なのだから、

あなたが良いプレーをする必要など一切ないのです。

いや、すべきでないでしょう。



繰り返しますが、ゴルフは「見栄とプライドと自尊心のスポーツ」であり、

接待ゴルフの成功は、お相手にいい気分になってもらうということを、くれぐれもお忘れなきよう。

 

接待ゴルフに必要なスキルや能力


では、接待ゴルフに必要なスキルや能力を具体的にみていきましょう。

スコアは、110~100くらいが理想的です。

このくらいのスコアだと上手な部類には入りませんし、同伴者の足を引っ張る程でもありません。

プレーの要領や段取り、テキパキさは、80台の人とプレーしても付いていけるレベルが必要です。

しかし、ゴルフの腕前自体は、むしろ下手なくらいのゴルファーが理想的なのは、先に説明した通りです。


前述したように、接待ゴルフでのプレーの進行レベル(立ち居振る舞いであり、スコアではない)は、

80台レベルが必要です。これは、ゴルフの技量を80台レベルに上げるよりは、はるかに簡単です。

誰でも、接待ゴルフで成果を上げることは可能なのです。


ゴルフは、仕事を円滑に進めるために大変有効な武器です。

ゴルフは下手でいいので、安心しましょう。

「接待ゴルフに必要な能力やスキル」は、技術より早く習得可能なので、

少しだけ頑張って接待ゴルフができるようになり、

仕事の成功につなげてほしいと願っています。



あなたが、接待ゴルフのノウハウを習得し、

頻繁に実施できればそれだけビジネスチャンスも来ることでしょう。


いざ接待ゴルフのチャンスが来て、

急に駆け込み寺のようにゴルフを練習しても、

とても満足なおもてなしはできません。

今後を見越して、スムーズでスマートなゴルフができるようになっておきたいし、

接待ゴルフのノウハウを習得しておけば、

出世の最強スキルになることは、多くの方が実証しています。


お困りの時は、倶楽部ゴルフジョイにお問い合わせください。
 

ゴルフで仕事成が成功している例やエピソード

私がまとめた「仕事で役立つゴルフレッスン」を受けて頂いて、

ビジネスで成功している典型的な例を2つご紹介します。

もう1つは、歴史上の偉人のエピソードをご紹介したいと思います。



まずは住宅設備関係の会社を経営しているSさん

不動産系、建築系に取引先が多く、キーパーソンの多くがゴルフ好きだそうです。

数人で打ち合わせしていると、必ずといっていい程ゴルフの話題になるみたいです。


Sさん自体はゴルフはやっていなかったのですが、

ゴルフは仕事の一部」だと感じるようになってきました。

さらに、接待ゴルフの必要性と重要性にも気付いてきて、

一念発起して、ゴルフを始めようとレッスンを受けることに。


最初から仕事でのゴルフが目的なので、キレイなフォームだの飛距離だのと細かいことは気にせず、

とにかく早くコースデビューできるようになろうと、マメにレッスンに通ってくださいました。

グリップや球の位置、スイングの基本、プレーの仕方等を習得していただきながら、

ついでに接待ゴルフのノウハウも伝授していきました。

例えば、


■ 技量は、むしろ下手な方がいい。
■ そのかわり、動作や支度スピーディに。
■ 最低限のルールとプレーの仕方
■ ゴルフ場の選び方(場所、ランク)
■ 相手の上手なほめ方、会話の仕方


3か月ほど練習を頑張ったSさん、ラウンドレッスン等も含めラウンド経験を3回積みました。

Sさんは、目的意識がはっきりしていたので上達も早かったです。

手ごたえを感じたのでしょうか、早速取引先の一人を接待ゴルフとして誘うと快諾されました。

私の伝授したノウハウ通り実施した結果、大変喜んでもらえたと、ご報告いただきました。

以後、商談や打ち合わせ時の大半はゴルフの話だとか(笑)。

結果、ますます仕事がはかどり、人脈もどんどん拡がっていったそうです。

 


税理士のOさんは、長年顧問を務めている会社の社長さんから、

以前より再三ゴルフに誘われていました。

Oさんは、ゴルフはやっていないので、当然延々断り続けていました。まあ、当然ですね。



不景気でその会社も業績が悪くなり、社長もだんだん不機嫌に。

次第にOさんと社長さんの意見も合わなくなり、お互いの雰囲気が悪くなっていったそうです。

Oさんは、このままでは契約が切られるかもという危惧を感じました。

実際に、社員の一人から、そんな話が出ていることも聞いたそうです。


Oさんは、きちんと自分の務めを果たしてさえいればいい、

と思っていましたが、それだけでは不足だと気付きます。

 

社長の気分一つで、自分の契約が決められてしまうこともある

そういえば、仲間の税理士の大半はゴルフをしていて、

取引先の社長とゴルフや、主催するコンペに参加している」

 

ことを思い出しました。そこでOさんは、60歳手前にして初めてゴルフを始めてみようと決心し、

私のスクールにご入会いただきました。

ゴルフの初歩と基本事項であるクラブの持ち方、球の置く位置から、スイングの理屈を、

熱心にノートを取りながら練習を積んでいきました。

初歩的なルール、特にマナーは重点的にお教えしました。


具体的には、


■ 技量の上手下手ではなく、プレーには人間性が出る。特に、自分の嫌な面が出やすい。        
■ 失敗しても、決してボヤいたりイヤな顔をしない。      
■ お相手のプライドや見栄、自尊心をとことんくすぐる。


そんなこんなで、4か月くらいで何とかラウンドできるレベルになり、

顧問先の会社の社長とゴルフに行けるようになりました。

ゴルフの威力は、Oさんが思っていた以上に大きく、より親睦が深まったそうです。

いまでは、プレー中に仕事の相談もされるようになったとのことです。



最後に、歴史上の偉人に学んでみましょう。

これは、ゴルフではありませんが、キーパーソンに近づき、

コミュニケーションを深め成功した手段として参考にしてみてください。

ここでは、囲碁になりますが、そのままゴルフに置き換えて考えてみてください。

 

明治維新の立役者の一人である大久保利通は、

薩摩藩の権力者である島津久光が囲碁に熱中していることを知りました。

そこで、大久保は囲碁を徹底的に学び、島津公に近づいていき引き立てられました。

いくらビジネスのスキルが高くても、それを発揮する場が得られないのでは、意味がありません。

現代のゴルフは、当時の囲碁と同じ役割を果たす最適な手段になり得ます。
 

ゴルフは、遊びだけでなく、仕事に生かさなきゃもったいない

「接待ゴルフ」のような“仕事上のゴルフ”は、バブル期に比べて減ったとは言われていますが、

ビジネスの現場では依然として実施されています。

“モロに接待ゴルフ”ではなくても、取引先が主催するゴルフコンペや、

士業の先生なら顧問先からのゴルフのお誘いに参加することも“仕事上のゴルフ”になるでしょう。



いまや、接待ゴルフを始めとする仕事関係者間でのゴルフは、

重要なビジネススキルのひとつと言っても過言ではありません。


では、そのスキルは個々で普通にゴルフをしているだけで身に付くものでしょうか? 

現実問題、なかなか難しいでしょう。



接待ゴルフでは、プレーの中に、どんな“おもてなし”を、どのようにどれだけ込めるかで、

お相手(接待を受ける人)の満足度は大きく変わってきます。

こちら側の要領や段取りがマズく、粗相をしてご機嫌を損ねられたら困ります。


しかし、逆もあります。素晴らしいおもてなしと、

スマートなエチケットやマナーを発揮してお相手に喜んでもらえれば、

以後の仕事での関係は大変スムーズになると予想されます。


接待ゴルフを始めとする仕事上のゴルフは、通常のプレーとは違ってきます

当サイトで、何が良いおもてなしで、どんなことがNGなのかを

しっかりと学んでビジネスの成功にお役立てくださることを願っています。

 


接待ゴルフや仕事上のゴルフで業績や成果を上げている人たちは、

長い時間と多くの労力をかけて、試行錯誤しながらノウハウを身に付けていったようです。

しかしこの時代、長い時間も多くの労力もかけていられません。

すぐに使えるノウハウ」が求められます。



私はレッスン活動を通じて、ゴルフをビジネスに生かして

成功している種々の業界の方たちをたくさん見てきました。

その方たちから経験談やエピソードを伺い、長きに渡ってレッスン用にまとめ、

すぐに使えるノウハウを作成しました。

そのノウハウを、仕事でゴルフのお相手をしなければならない

ビジネスパーソンの方たちに、レッスンで提供しています。

当サイトでも、たっぷりご紹介していきます。



私がノウハウ化した内容は、企業研修としても十分活用できると考えています。

企業研修は、業績や成果をあげるために実施されるわけです。

ゴルフがビジネスの現場でここまで活用されているわけですから、

企業研修に生かさない手はありません。たとえば、

■    接待ゴルフの企画から実施まで(相手をとことん満足させるゴルフでもおもてなし)
■    社内外でのあなたの株が上がるコンペの集客法
■    ゴルフの超基本から一人前にプレーできるまで

等、仕事の成功につながるゴルフの仕方を学んでいただけます。

私は、今後は通常のゴルフレッスンとともに、

「仕事に生かせるゴルフレッスン」にも力を入れていきたいと思っており、より研究を深めていっております。



この記事をご覧になった方で、ご興味がありましたら、ぜひお問い合わせいただけましたら幸いです。



 

士業の先生も、ゴルフはビジネススキルとして必要です

解説者プロフィール ⇒ こちら


私の運営する倶楽部ゴルフジョイでは、これまでいろんなジャンル、
業界の人にレッスンを受けていただいてきました。

ビジネスパーソンはもちろんですが、案外多いのが税理士さんや
弁護士さん等の士業の「先生」と呼ばれる方です。


お話を伺っていると、士業の先生方が顧問を務めている会社の社長さんの多くが、大のゴルフ好きとのことです。
ゴルフ好きの社長さんなら、”ゴルフ好き”の「先生」を選ぶようです。

事実、私のレッスンを受けていただいている何人かのゴルフ好きの社長さんは、

税理士(弁護士)の先生は、専門の分野が優秀なのが一番だが、ゴルフ好きならなお良い

と言っています。私のレッスンを受けていただいた士業の先生たちは、
お客さん(顧問先の社長さん等)に頻繁にゴルフに誘われるのですが、

「ゴルフはやっていないし、できない」

と、ひたすら断り続けていました。さすがに断り続けるのも限界だと感じてきたようです。


意外にも、士業の先生でゴルフをたしなんでいる人は、そう多くはありません。

それなりのご年齢(50~60代)で、前述のような理由でやむを得ずゴルフを
始めなければならなくなって、困り果てて私のところに、

「とりあえず、お付き合いでゴルフができる程度を教えてほしい!」

と駆け込み寺のごとくレッスンを受けに来られます(笑)。


「とりあえず、お付き合いでゴルフができる程度」とはどれくらいの腕前なのでしょうか? 
私の個人的な見解ですが、スコアで言えば、最低120以下でしょう。

 

ゴルフは重要な営業活動になる

特に、顧問先や取引先の主催コンペには、重要な営業活動の一環として優先的に参加をしておきたいですね。

「とても参加できるような腕前じゃない」
「ヘタ過ぎて、見せられたものではない」

とお思いでしょうか?「先生」は、ヘタでいいのです。
むしろお客さん(顧問先の社長さん等)より、ヘタであるほうが望ましいでしょう。
なぜなら、お客さんにかえって親近感や優越感を抱いてもらえるからです。



ゴルファーの多くは、自分よりヘタな人がいることで安心できるのは、誰しも心当たりがあるでしょう。
ましてや、平素頭を下げてお願いしている「先生」がゴルフがヘタなら、ひそかに優越感に浸れるのかもしれません。

なので「先生」であるあなたは、ゴルフはお客さんに華を持たせ、
本業で自信とプライドをお持ちいただければ良いのではないでしょうか。

オフィスで「先生、先生」と言われてもてはやされても、「先生」を選ぶのはお客さんです。

「先生」は、お客さんの都合次第で、簡単に切られる立場にあるのです。

私のレッスンを受けていただいた士業の先生方は、そんな不安を感じ取ったので、
慌ててゴルフを始めることになったのだと、話してくれました。


 

ゴルフ場では ”捨てるもの” がある

士業の先生方に求められるのは、“ゴルフが上手”なことではありません。
お客さんの誘い(ここではゴルフ)に顔を出すことであり、
顧問先の社長のゴルフの自慢話を聞いてあげることです。

彼らのプレーはよく見てあげて、たとえば食事時にでも、

「あの池越えのショットはすばらしかったですね!」

などのほめ言葉を述べてみましょう。たちまち上機嫌になるはずです。
ゴルフ場では、「先生」の立場もプライドも捨ててしまいましょう。


営業も含めた仕事上のお付き合いは、夜のお酒もいいですが、ゴルフこそ最上最善ではないでしょうか。

ゴルフプレーは、18ホールの中に悲喜こもごもがあり、様々な感情を共有できます。

ゴルフ場では食事もでき、叫んだり笑ったりしたプレー後は、風呂まで一緒に入れるのです。
ゴルフほどコミュニケーションを深められる手段は他に見当たりません。


もし、あなたが士業の先生で、ゴルフをやっていないのなら、すぐにでも始めてください。
私が主催する倶楽部ゴルフジョイのレッスンなら、

“どこよりも速く”、“どこへ出ても恥ずかしくない”

「一人前」のゴルファーにして差しあげられることをお約束します。




 

持ち物も、その人の一部

あなたは若く、上司や目上の人とゴルフに行くことになってしまいました。

あなたは、まだゴルフを始めたばかりで、自分のゴルフクラブは持っていません。

急いでゴルフ用品を買いそろえなければなりません。

そこで、多くの人が考えることは「できるだけ安くあげること」でしょう。

だいたい、ゴルフ用品一式は、安くあげて10万円程度はかかります。

例えば、父親から、または知人から古いクラブをもらった。

これでゴルフクラブ代が浮いたぞ。ラッキー!となりそうです。

しかし、ゴルフ(キャディ)バッグやゴルフクラブ、ボール、その他のゴルフ用品は、

安くてもいいから新品を調達することをおすすめします。

古くなっていれば、買い換えたいものです。


特に気を付けてほしいのは、「シューズ」「ゴルフクラブ」「グローブ」の3点セットです。

シューズは、そこそこの物(¥1万円くらい)を3足くらいは持っておきローテーションすると長持ちします。

グローブは、破けていたりシワシワはNG。ゴルフクラブも、もらい物は感心しません。


ゴルフ好きの人は、あなたのクラブが(もしもらい物だったとしたら)、

使い込んだものか、もらい物で間に合わせたものか、すぐに見抜きます。

あなたが使い込んだモノなら、それは逆に好感を持たれるのですが・・・。

ここらあたりの考え方や取り組み方がテキトーだと、

「私への対応や仕事に対してもテキトーなのかも」

「私とのゴルフなら、こんなものでいいや、という程度の支度なのか」

と、連想されてしまうかもしれません。接待される側の方に、そんな実感話をたくさん聞きました。

ゴルフが好きな人ほど、そう連想する傾向があるようです。その人の無意識下で、

「コイツはテキトーなヤツ」

と、本業以外のゴルフでそう思われてしまっては、たまったものではありませんね。

あなたを査定する立場の人や目上の人に対しては、”小ぎれい感”は出しておくことです。

安くとも、新品をそろえましょう。あなたのゴルフへの取り組み姿勢をアピールしたいところです。

ゴルフ好きの人は、ゴルフ好きで自分とゴルフにいってくれる人を優遇するのです。

公私混同など当たり前だと思っておけばいいでしょう。


≪ゴルフは、自分への投資≫

ゴルフ用品は、そんなに高い物でなくてもいいのです。

ほんのちょっとお金をかけることで、後々何倍にもなって返ってくるかもしれないのですから。

「費用」と考えず「自己投資」と考えてみませんか? 
 

それは、「高い物を買ったら、元を取ろうとして練習に励むから」といった単純な理由によるものではありません。

「ゴルフが面白いので、頑張って買っちゃいました!」

という姿勢が、ゴルフ好きの相手に好印象を与えるものだからです。

そうやって、ゴルフ好きの目上の人と接していれば、

自己投資のリターンは無限大だと実感する時が来るでしょう。

私がゴルフを一緒にした人で成功している人は、皆さん、

それなりの品質のゴルフ用品を持っていて、どこかこぎれいでした。

ゴルフを武器に出世した(できる)人、成功した(できる)人は、こんな考え方をしているものです。

 


 

ゴルフは、見栄とプライドと自尊心のスポーツ(その2)

≪ゴルフを、いつから始めているか?≫

「現役時代、周りの仲間はゴルフ、ゴルフと言っていた。
 こっちは、仕事、仕事でゴルフなんてやる気も余裕もなかった。
 定年になって、暇と小銭もできたし、そんなに面白いならやってみようか」

で、ゴルフを始める人が多いようです。

しかし、この時期から始めてゴルフを“楽しめる”人は稀です。
なぜなら、ゴルフは経験と練習の積み重ねが必要だからです。


お仲間たちは、現役の頃からゴルフに励んでいたのです。
定年になっても十分な技量が備わっているので、リタイヤ後は、ゴルフを存分に楽しめることでしょう。

しかし「定年後からゴルフを始める人」は、これからゴルフを一から“修行”しなければならないのです。
修行を楽しいと思える人は少ないのではないでしょうか。
同年代、または同じくらいの仕事のキャリアでも、ゴルフのキャリアは、仲間たち足元にも及ばないでしょう。


 

≪ 60の手習いが上手くいくのか・・・≫

定年時のおよそ60歳は、ふつうは指導側になるものでしょう。
果たしてその年齢から、一番下で学べるものでしょうか。

ゴルフを若い時からやっている人とは、技量や体力の面でも大人と子供の差です。
「俺は、アイツよりも出世したし」や「職場での立場」は、ゴルフでは無関係。


ゴルフは、スコア(数字)ではっきり序列ができます。
現役時代、さんざん数字で査定され序列化されてきたでしょうから、
ゴルフでも、数字の序列化を引きずってしまうのでしょうか(笑)。

現役時代の優位の序列は、ゴルフ場では真逆になってしまう
それを平然と笑って受け入れる度量はあるでしょうか?

「いや、自分はそんなことはない。立場が下の人からでも、いくらでも教えを乞うことはできる」

そんな人なら、なかなかの度量の持ち主です。きっと人望も厚かったことでしょう。
前述のOさんのように、最初はなかなか素直に、謙虚になれない場合が多いようです。


≪出世した人、成功した人はゴルフを早くから始めている≫
この記事を読んでいるあなたがもしお若ければ、なるべく早くゴルフを始めることをおすすめします。

若ければ、身体も動くので、上達も早いでしょう。年齢がいくほど、身体は覚えも悪くなりますし、
何よりも見栄やプライド、自尊心が邪魔をしますよ(笑)。


仕事上の知り合いとゴルフができれば、コミュニケーションが深まります。
社内では、上の人にかわいがられるでしょう。

接待ゴルフにも行けるようになると、出世にもつながります。
出世した人は、やはり早くから始めているとのデータがあります。


もしあなたが、この記事のケースに当てはまりそうなら、
つまり定年後、
または現役でも年齢がいってからゴルフを始めようとしているのなら、
かなりのストレスとフラストレーションは覚悟しておきましょう。

もちろん、全く上手くなれないとも言い切れません。
ゴルフを熱心に勉強して、効率的で効果的な練習をしていけば、
45歳からでも60歳の手習いからでも上手くなれます。

しかし、この歳から緻密に勉強し、熱心に練習に励めて、積み重ねられる人は、なかなか少ないのです。
提案として、「上達」は二の次にして、仲間作り、健康維持をテーマとするのはいかがでしょうか? 

不運にして上達できそうにないなら、ゴルフとの出会いが遅かった、
ゴルフとの縁が浅かったと達観できないでしょうか。


本業や、またそのキャリアで、プライドや自尊心を持っていただき、ゴルフでは持たないようにしましょう。
ゴルフは、上達が遅いスポーツの代表格と言われています。語学や楽器の上達のプロセスと似ています。



≪ゴルフを楽しめる人とは?≫

私見ですが、ゴルフは「下手だけど、大好きで楽しんでいる」人がトータルでトクすることが多いです。
ゴルフが下手な方が、多くの人から誘われるし好かれるようですね。

中途半端にゴルフが上手いより、トクすることが多いのです。
なぜなら、誰しも、見栄やプライドに左右されるからです。

あなたが、友人よりもゴルフが下手なら、その友人はあなたのことは、
ゴルファーとしてかわいいと思うのではないでしょうか。

だから、うまくゴルフをプレーできなくても、あまりイライラせず、
笑い飛ばしてプレーしていただきたいものです。

                                  了

 



 

ゴルフは、見栄とプライドと自尊心のスポーツ(その1)

ゴルフは、生涯スポーツと呼ばれ、年齢がいっても一番楽しめるスポーツでしょう。
またスポーツとしてだけでなくコミュニケーションの手段としてビジネスの現場でも行われています。
ゴルフプレーでは、人間のさまざまな感情や心理、振る舞いや考え方が垣間見られるものです。

長年レッスンをしてきて私がつくづく思うのは、ゴルフは「見栄、プライド、自尊心」のスポーツだということです。


こんなことを思い出しました。
私がかつてレッスンしていた女性グループに、
大企業の部長にまでなったOさんという
バリバリのキャリアウーマンだった方がいらっしゃいました。

定年になったと同時にゴルフを始めたいと私のスクールに入ってこられたのです。

周りの生徒さん達は、主婦であったりパートさんであったりと、
特に社会的キャリアがあったわけではないですが、暇にまかせて、それなりにゴルフの経験と練習量があります。

そこへ、意気込み十分でグループ入りしてきたのがOさんでした。
Oさんは、ほぼ初めてゴルフクラブを握るのですから、
グループ内の他の女性たちに比べてかなり打ち方が劣ってしまう。
もちろん、その不満を態度に出す人ではありませんでしたが。

しかし、Oさんが他の人たちと比べて極端に上手く打てない自分にもどかしさを感じているのでは?
フラストレーションを感じているのではないか?と、私は感じ取りました。
事実、悩んでいることをチラっと打ち明けてくれましたのです。


私はそこで、

「Oさんのキャリアを私は大変尊敬しています。誰でもできることではないですよね。
 ですがゴルフは、大きな心で失敗やできないことは笑い飛ばしてくださいね」

と、Oさんのキャリアや人間性を尊重したアドバイスとエールを送りました。
Oさんは、それでかなり変わったようです。これまでのようにストレスを溜めることもなく、
ありのままの自分の姿や現状を受け入れてゴルフを楽しんでくれました。



ゴルフという全く新しい分野を始めたにもかかわらず、
初心者の気持ち、”こども心“には、なかなかなれないものですね。
仕事のキャリアや人生経験と、ゴルフを重ねるとツラい気持ちばかり芽生えてくることを、私も学びました。

~つづく


 

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私、礎 康之が担当させていただきます。 
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■ こんな方々から、こんな目的で、ご依頼とご好評をいただいております

. 企業様のゴルフ部や、ゴルフ好きの集まり
. ゴルフサークルやグループ
. ゴルフを使った社員研修や企業研修として

    (企業様の総会や安全大会の余興などに)


 

講演、セミナーの内容

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「こんな話題で話をしてほしい」
「こんなレッスンをしてほしい」
というご要望をいただき、ご依頼者と綿密なお打合せの上で、
講演やセミナーを承っております。

例1
取引先のお客様を接待したい。ゴルフで上手におもてなしができるプレーの仕方を教わりたい
ゴルフで社内外のコミュニケーションを円滑にしたい

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「ゴルフのプレー振りでわかる仕事振り」という演題で
講演させていただきました。(2019年2月 北陸銀行むつみ会様で)

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日経ビジネスアソシエに、

「成功者はなぜ、ゴルフを愛するのか?」

として、私の活動が特集で紹介されました。

 

例2

会社のゴルフ部で企業対抗戦に参加したいので、鍛えてほしい
「ゴルフサークルの初心者達に、ゴルフの基本からレッスンしてほしい」

当方がご指定場所に出向き、セミナー形式でお話やレッスンをさせていただいています。
定期的にレッスンを承るコーチ契約で、レベルアップに貢献させていただいております

 

 

講演、セミナーのご参考タイトル


「仕事で使えるゴルフレッスン」編  ~ゴルフは仕事を円滑に進める~

■ ゴルフのプレー振りでわかる仕事振り
■ 効果抜群! 社員研修にゴルフを活用する
■ ゴルフができると、仕事も遊びも人生も充実する
■ 出世した人は「ゴルフができたから」だと言う。その理由とは?
■ ゴルフコンペや接待ゴルフで恥をかかないプレーの仕方

 

ゴルフ全般編  ~「ゴルフ頭」が良くなれば、ゴルフは上手くなる~ 

■「え?こんな意味だったのか!」~ゴルフレッスンの誤解を解き明かす~
■ ゴルフが上達するタイプ、しないタイプとは
■ なぜゴルフは簡単に上手くならないのか?
■ ゴルフが上手くても嫌われる人、ゴルフが下手でも好かれる人
■ 迷惑をかけないプレーの仕方
■ いまさら聴けない「ゴルフのカン違い」

 

要項

■ グループ単位でお申し込みください。

セミナーご参加人数は、数十名程度まで / 講演の場合は100名程度まで
 
■ 実施場所/会場
ご指定の場所に出向きます。
 
■ 実施日
ご相談に応じます。
 
■ 実施時間
講演の場合は60~90分/実技レッスンの場合は応相談。
 
■ 料金
講演の場合は5~10万円(交通費ご負担願います)/ セミナーの場合は応相談

 

お問い合わせは、倶楽部ゴルフジョイ事務局まで

info@club-golfjoy.com

 

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