ホーム > ウェブレッスン > 確実に上達するパター講座
ウェブレッスン

確実に上達するパター講座

 

~ パターが巧くなる考え方 ~


第1章     打ち方やテクニックよりも、考え方(頭を使う)


パターが上手な人は、「ポンポン入れる人」、と考えがちです。

プロゴルファーの場合ですと、入れられなければ試合で

上位にいけませんし、勝てません。

もちろん、トップアマのプレーヤーや、シングルハンディのゴルファーは、

プロに近い考え方になり、「ポンポン入れる」ことを目指されると良いでしょう。


しかし、一般的なアマチュアゴルファーでパターが上手な人とは、

18ホールトータルでの、


「パター数が少ない人」


と考えてみてください。これは、アベレージゴルファー(スコア120~100くらい)の方々に

参考にしていただければと思います。

この段階の方は、1ラウンドで、だいたい40パット平均でしょう。


パターが上手になるには、

「入れない練習をすること」です。

え!と思われますか?

振り返ってみると、2メートルくらいの距離を狙いにいって、

なんと2メートル以上オーバーしてしまった。

結果、2メートルから3パット、4パットしてしまったという経験はどなたもあるでしょう。

「だったら最初から2パットでよかったのに」、と毎回?悔やむことになっていませんか。




■ パッティングの際の優先順位


パター数を減らすためには、まずショートパット(約2~3メートル)での考え方です。

打つ前に考えるべき優先順位です。

 


1に「距離感」

2に「決めたことをためらわずに実行する」(顔を上げない、迷いながら打たない等)

3に「方向性」です。



「1発で入れよう!」、より「3パットしないように」と考えることです。


■ 距離感のブレと方向性のブレ


実際、左右の方向性のブレよりも、前後の距離のブレのほうが大きいものです。

2メートルを左右に50cmズレて構える人は、超初心者でもいませんが、

距離感が1メートルもズレる人はざらにいます。




 「カップに対して構えない」ことです!


10メートル以上もあるロングパットなら距離感のブレは仕方ありませんが、

約2、3メートルくらいのショートパットで、方向性よりも距離感がブレて

しまっては(だいたい大オーバー)、2パット以内で入れられなくなります。

グリーン上は、大きなうねりから、細かな起伏、アンジュレーションばかりで、

完全なストレートラインの方が少ないのです。


初心者やパターが苦手な方は、「ラインに対して」真っすぐに構えられません。

「カップに対して」ばかり構えてしまう傾向にあります。


もしカップまでがストレートラインであっても、パターフェースをカップに真っすぐに合わせて

構えることができる人はとても少ないです。

ですから、ショートパットを、カップに真っすぐに構えてばかりいれば、

勝負をかけて1パット狙いに行くと残念ながら、外れてしまうのです。


今の腕前の段階(スコア120前後)では、「これは入れるぞ!」と思っても、

欲張らず2パットでいい、と考えることで、結局18ホールトータルでは

パター数が減っているものです。

 



第2章  効果の出る練習法


 「カップに入れない」練習を


ラウンド前の練習グリーンでは、ボールをカップの左右に

わざと外す練習をすることで、距離感が養えます。

2、3mの距離で、カップ周り前後左右に30~50センチ以内に

ボールを止める練習が効果的です。


感じがつかめたら、カップをオーバーさせて30~50センチ以内くらいで

距離感をそろえるようにしてみてください。

この練習で、ショートパットの3パットをかなり回避できるようになります。

だんだん距離を伸ばしていけばいいでしょう。


パッティングは、

「ラインに対して打っていく」

練習が必要です。


仮に、カップから10センチ右に曲がる(打つ人から見て)ラインであれば、

ラインをカップの左10センチに取らなければなりません。

パターフェース、スタンス、身体の向き、両目を結んだラインを

全てそのラインに平行に合わせ、カップに向かって打ってはいけません。


練習パットで、カップに対してばかり打っていくと、

曲がるラインに対して苦手意識が強くなります。

カップの左右に狙い通りに自在に外せれば、

それはラインに対して構えられていることになり、

またラインの上に打っていることになります。

もし、ストレートラインで、カップを狙えるチャンスならば、

カップを狙って入れられます。


 ラインに対して構え、ライン上に打ち出しましょう


では、「カップを外して打つ」を考えてみましょう。

「カップの右20センチを狙ってください」より、

「カップ(もしくはボール)2個分右を狙ってください」

と、私もレッスンでこういう狙い方のアドバイスをします。


アベレージゴルファーの心理として、

「曲がるのはわかっているんだけど・・・・」、打つ瞬間、

どうしても本能的にまっすぐカップを狙って打ってしまうようです。


カップやボールは、その残像をカップのすぐそばにイメージしやすいでしょう。

アベレージゴルファーでは、カップもボールもだいたい2個くらいの

残像までがイメージできる限界でしょうか。

これ以上曲がるラインですと、誤差も増えてきますし、慣れてないと、

なかなかイメージ通りカップを外して狙っていけません。

この「外しているつもり」の練習が案外入ってしまうことがあるのです(笑)。

なぜなら、まだ正確に曲がるラインに構えているとは限らず、

パターの動きも不安定だからです。

つまり、ミスとミスが偶然重なって、「入ってしまった」ことになるのです。


距離感がつかめるようになったら、コース本番では、

現時点ではカップ2個分曲がるラインまでを

カップインできる射程圏内、ととらえて挑戦していきましょう。

それ以上曲がりそうなラインは、かなりのイメージング力が要求されます。

そんな場合は、2パット狙いで、「とりあえず打ってみる」か、

上手な人にラインを聴くのが一番でしょう。


■ パターマット練習は効果的?


自宅では、パターマットで練習するのがポピュラーでしょうか。

パターの「動かし方の練習」としては効果的です。

しかし、コースでは、パターマットのようにラインが引いてありません。

私がおすすめするのは、ご自宅にじゅうたんが敷いてあれば、

コップなどを置いて2~3メートルの練習をすることです。


ボールを、コップの脇を通過させて、30センチ位で止めるようにします。

勢いよくボールをコップに当てるより、距離感が身に付きます。


コースに行ったら、朝の練習グリーンで同様の練習をしてみましょう。

時間があれば、距離を伸ばしていきます。

10メートル以上もある距離は、今は3パット狙いにしておくのが無難です。


コースでは、緊張もあります。初心者は、

「わざと入れないつもり」くらいが、かえって入ったりするものです。


2、3メートルの距離でも、1回で入れたい、より、

「3パットにしない」と考えて 打ったほうが

18ホールトータルすると、パター数が減っているでしょう。


つまり、「カップに入れない練習」がトータルパター数を減らすのです。

パターが巧い人は、カップを狙いにいっても、

外れたら必ずOKの距離には外します。


■ "狙って入れる"には?


初心者のゴルファーが、常にOKをもらえる距離に「狙って外せる」ようになったら、

「狙って入れる」練習をすることにレベルアップしていくといいでしょう。

(やはり2、3メートル以内まで)


2パットでいい、と思えると硬くならずに緊張も和らぐので、

結果的にスムースにパターが動き、 たまには1回で入ることがあるでしょう。


2パット狙い、が結果1.7回平均くらいになり、

3パットが2.5回平均になっていることでしょう。


■ その他のパター練習法


パットは、「入れたい!」ではなく、「入った」と鮮明に

イメージ、実感できれば必ず入ります。

当然、カップに入れられる技術的な根拠、構えや打ち方を

客観的に見て「入る」根拠がなければなりませんが。ここがポイントです。


プロのパッティングは、まず、「入れたい」と願い、

そこから「入った」と実感できるまで素振りをしながらイメージングをします。

わずか10秒以内くらいに、です。プロゴルファーといっても人間ですから、

どんな距離でも入れられるわけではありません。


4、5メートルくらいまでなら、かなりの確率で成功イメージが描けますが、

アベレージゴルファーですと、2メートルをイメージするのが限界でしょう。

もちろん、練習と努力次第で上級者がイメージできる距離に近づいていけるのは

言うまでもありません。

ページトップへ戻る