「タメをほどかずに打つ」??
シングルハンディ、競技ゴルファーのゴルフ上達塾
~ ハンディ5以下になるための正しい知識と理解を深める ~
【タメたものは使うこと】
バックスイング = パワーをタメていくこと
ダウンスイング = タメたパワーを球に伝えること
「タメたものは使う」と言いましたが、パワーは「使うためにタメる」とも言えます。
パワーを伝える動作、タメをほどくど動作を「アンコック」や「リリース」と表現しますが、
なぜだか、悪いことのように思われています。
【パワーの伝え方】
ダウンスイングを分解すると、ボディターンとアンコックになります。
ダウンスイングから右ひじを素早く伸ばしていくことを、
投げるように見えることから「キャスティング」と呼ばれています。
タメをほどくと言うと「え、ダメじゃないの?」という声が聞こえてきそうです。
「タメて打たなければならない」と思っている人は、
アンコックやキャスティングしても意外とほどけないものです。
ここで理解しておきたいのしておきたいのは、アンコックやキャスティングしても、
完全にタメをほどき切るまではいかないということです。
タメは、適度に効いているので、心配ありません。
むしろ、タメの形のままインパクトするのが危険です。
フェースが大きく開いてしまい、大スライスやシャンクに襲われます。
最近の長いクラブの飛ばし方は、
ボディターン + タメをほどく
のが正解です。
「タメをほどかずに打つ」は、プロのイメージであって、そうしなければならないのではありません。
プロの独り言だと思って、流してしまうのが良いでしょう。
シングルハンディを目指す方は、もう大スライスやシャンクは卒業しないといけません。
あなたのシングルハンディ入りを心から応援しています!