ホーム>初めての方へ>記事の一覧>ゴルフで仕事成が成功している例やエピソード
記事の一覧

ゴルフで仕事成が成功している例やエピソード

私がまとめた「仕事で役立つゴルフレッスン」を受けて頂いて、

ビジネスで成功している典型的な例を2つご紹介します。

もう1つは、歴史上の偉人のエピソードをご紹介したいと思います。



まずは住宅設備関係の会社を経営しているSさん

不動産系、建築系に取引先が多く、キーパーソンの多くがゴルフ好きだそうです。

数人で打ち合わせしていると、必ずといっていい程ゴルフの話題になるみたいです。


Sさん自体はゴルフはやっていなかったのですが、

ゴルフは仕事の一部」だと感じるようになってきました。

さらに、接待ゴルフの必要性と重要性にも気付いてきて、

一念発起して、ゴルフを始めようとレッスンを受けることに。


最初から仕事でのゴルフが目的なので、キレイなフォームだの飛距離だのと細かいことは気にせず、

とにかく早くコースデビューできるようになろうと、マメにレッスンに通ってくださいました。

グリップや球の位置、スイングの基本、プレーの仕方等を習得していただきながら、

ついでに接待ゴルフのノウハウも伝授していきました。

例えば、


■ 技量は、むしろ下手な方がいい。
■ そのかわり、動作や支度スピーディに。
■ 最低限のルールとプレーの仕方
■ ゴルフ場の選び方(場所、ランク)
■ 相手の上手なほめ方、会話の仕方


3か月ほど練習を頑張ったSさん、ラウンドレッスン等も含めラウンド経験を3回積みました。

Sさんは、目的意識がはっきりしていたので上達も早かったです。

手ごたえを感じたのでしょうか、早速取引先の一人を接待ゴルフとして誘うと快諾されました。

私の伝授したノウハウ通り実施した結果、大変喜んでもらえたと、ご報告いただきました。

以後、商談や打ち合わせ時の大半はゴルフの話だとか(笑)。

結果、ますます仕事がはかどり、人脈もどんどん拡がっていったそうです。

 


税理士のOさんは、長年顧問を務めている会社の社長さんから、

以前より再三ゴルフに誘われていました。

Oさんは、ゴルフはやっていないので、当然延々断り続けていました。まあ、当然ですね。



不景気でその会社も業績が悪くなり、社長もだんだん不機嫌に。

次第にOさんと社長さんの意見も合わなくなり、お互いの雰囲気が悪くなっていったそうです。

Oさんは、このままでは契約が切られるかもという危惧を感じました。

実際に、社員の一人から、そんな話が出ていることも聞いたそうです。


Oさんは、きちんと自分の務めを果たしてさえいればいい、

と思っていましたが、それだけでは不足だと気付きます。

 

社長の気分一つで、自分の契約が決められてしまうこともある

そういえば、仲間の税理士の大半はゴルフをしていて、

取引先の社長とゴルフや、主催するコンペに参加している」

 

ことを思い出しました。そこでOさんは、60歳手前にして初めてゴルフを始めてみようと決心し、

私のスクールにご入会いただきました。

ゴルフの初歩と基本事項であるクラブの持ち方、球の置く位置から、スイングの理屈を、

熱心にノートを取りながら練習を積んでいきました。

初歩的なルール、特にマナーは重点的にお教えしました。


具体的には、


■ 技量の上手下手ではなく、プレーには人間性が出る。特に、自分の嫌な面が出やすい。        
■ 失敗しても、決してボヤいたりイヤな顔をしない。      
■ お相手のプライドや見栄、自尊心をとことんくすぐる。


そんなこんなで、4か月くらいで何とかラウンドできるレベルになり、

顧問先の会社の社長とゴルフに行けるようになりました。

ゴルフの威力は、Oさんが思っていた以上に大きく、より親睦が深まったそうです。

いまでは、プレー中に仕事の相談もされるようになったとのことです。



最後に、歴史上の偉人に学んでみましょう。

これは、ゴルフではありませんが、キーパーソンに近づき、

コミュニケーションを深め成功した手段として参考にしてみてください。

ここでは、囲碁になりますが、そのままゴルフに置き換えて考えてみてください。

 

明治維新の立役者の一人である大久保利通は、

薩摩藩の権力者である島津久光が囲碁に熱中していることを知りました。

そこで、大久保は囲碁を徹底的に学び、島津公に近づいていき引き立てられました。

いくらビジネスのスキルが高くても、それを発揮する場が得られないのでは、意味がありません。

現代のゴルフは、当時の囲碁と同じ役割を果たす最適な手段になり得ます。
 

PAGE TOP