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仕事に役立つゴルフレッスン

ゴルフのプレーでわかる仕事振り 

1.ゴルフと仕事の共通点の「理解を深める下地」の解説
 
 
① 連想と推測    一つの行動から、多くの情報収集が可能 ~             
一般的に、食べるのが速い、または早口の人は、歩くのも速くてせっかちである場合が多い。
そんな人は、テキパキと仕事をする人だと連想されるかもしれない。

ある状況での(1 )で(2 )になっている一つの「行動や考え方の特徴」は、
分野が違う他の似たような状況でも、行動や考え方が同様の特徴になっていることが多いと思われる。

ゴルフは、私たちを真剣で夢中にさせてくれるスポーツだ。
仕事は、良い結果を出すためには真剣で夢中に取り組むことだろう。よって、(3   )の(4   )を見れば、(5    )も推測できると言える。
 
 
② たかがゴルフ?されどゴルフ? ~  ゴルフを遊びだけにしておくのはもったいない  ~
ゴルフを一緒にプレーすると、お互いの(6)と(7)の中が丸見えになると言われる。
必ずしもとは言えないが、自分のプレー振りの一つの特徴から、お相手の(8   )に、
「仕事でもそうなんだろうな」という連想をされてしまうかもしれない。

ゴルフプレーにおいては、“無意識に”(9         )気持ち“が働くようである。
あなたのことをゴルフに誘う人がゴルフの(10   )なら、なおさらそうと思っていいだろう。
これからは、一緒にプレーをする人の行動や考え方の傾向を、ゴルフで判断してみると面白いのではないだろうか。

「たかがゴルフ」、遊びの一つだと思われるかもしれない。
しかし、経営者をはじめ、これほど多くのビジネスパーソンに人気があるゴルフは、
(11    )との(12   )点があるはずだと考えられる。
 
 
③ ゴルファーは、一人二役 ~  うまく演じ分けられますか?  ~          
ゴルフは、14本のクラブを(13      )に応じて適材適所に生かしながら、
どのようにプレーしていくのかを、決めるのも実行するのも自分自身である。
まるで(14  )と(15  )を同時にこなすようだ。(14  )が(16  )で、
(15  )が(17  )と置き換えられないだろうか。ゴルフのプレー振りで、(16  )の(18    )方がわかるかもしれない。
ゴルフプレーに(19  )の考え方を投影し、「これ、(19  )だとこうなるんだろうなぁ」。逆に、仕事にゴルフプレーの考え方を投影し、「これ、ゴルフだとこうなるんだろうなぁ」とイメージしながら、取り組むと面白いと言えるだろう。
 
 
2.こんなゴルファーは、仕事ではどんな人に見える?
 
① 打った直後の振る舞い方でわかるその人の仕事振り
ドライバーで飛ばすことを生きがいにしているAさん。とにかく思い切り飛ばしたいが、
残念ながら派手に曲がる。まあ、それは仕方ないとして・・・。
問題は、打った直後の言動である。飛び散ったティを必死に探しまわっている。
そして必ず出る一言が、「私の球どこ行きました?」。
 
【Aさんのプレーの特徴をまとめてみると・・・】
① ドライバーが大曲りするのに、ひたすら思い切り振り回し、しかも打球を見ていない。
② ティが見つかるまで延々探しまわっている。次の人を待たせているというのに・・・。
③ 「私の球どこに行きました?」と常に同伴者に聞いている。球探しも見当違いの場所だ。
 
【ゴルフのプレー振りから推測できるAさんの仕事振りは?】
① 自分の仕事に(20    )がない。(自分の打球の行方は自己責任と考えるべし)
② (21     )が読めない。(ティは、全員打ち終わってから探すべし)
③ ちょっと困ったことがあると、すぐに(22  )に(23  )するタイプか?
 
ゴルフの上手な人は、(24         )に責任を持ち、(25    )まで絶対に
(26    )ない。他人の打球もちゃんと見ているので、球探しが早い。
Aさんのようなタイプは、打球の行方は「だいたいあの辺り」としか見ていないので、
常に(27    )の場所を探し回っている。他人に球を探させていることが(28   )だと認識していないようだ。
以上のことから、Aさんの仕事振りも推測できるのではないだろうか。
 

 1打に対する準備の仕方で、その人の「仕事の取り組み姿勢」がわかる
その人の物事の取り組み方は、1打に臨む姿勢に如実に表れる。
ゴルフでは、「1打の運命は打つ前にほぼ決まっている」と言われている。
つまり、入念な準備次第で、大きな失敗は避けられるのだ。
以下では、ゴルフの技量は問わないこととする。
Bさんを例に挙げる。Bさんは、ゴルフ歴は長くラウンド経験も豊富であるが・・・。

【Bさんのプレースタイルの特徴をまとめてみると・・・】
① スピーディというより「せっかち」「ザツ」という印象を受ける。
② ティアップは、よくマークから前にはみ出す。方向取りやスタンスの作り方も考えているようには見えず、
適当に構えている。何年も変わらず同じミスをしていて、
完全にパターン化しているのに、改善しようとする様子もない。
③ アドバイスを求める謙虚さもないし、アドバイスしてもプライドがゆるさないのか、
自説をとうとうとしゃべる。
 
【ゴルフのプレーから推測できるBさんの仕事振りは?】
① 物事への取り組みが(29     )。≪仕事もそう?と、連想されてしまいそう≫
② 自分のやり方や持論に(30     )。≪抜群の結果が出ているならともかく・・≫
③ 他人の(31       )を聞かずに突っ走ってしまいそう。≪裸の王様状態≫
 
「打つ前に1打の運命がほぼ決まっている」のがゴルフなら、
「仕事を始める前に、ほぼ利益が見えている」のが成功する仕事でしょう。
Bさんのような人と大きな仕事が組めるでしょうか? 
 
Bさんタイプは、“たかがゴルフ、遊びじゃないか”といいながらも、上手く打てないと、
「寝不足だ」「クラブが合わない」「スイング改良中だ」と、周りを不快にするボヤキを連発する。
 
一方Cさんは、まだ初心者だが1打1打にていねいに構えに入っていく。
 
【Cさんのプレースタイルの特徴をまとめてみると・・・】
① (32   )の(33     )で、風の強さや方向を確認している。
② 目標までの(34  )や(35  )をよく観察し、チェックしている。
③ スイングの動作チェックや身体が冷えないようにストレッチを怠らない。
と、コースの(36     )や自分の(37     )の確認に余念がない。
初心者なので、まだぎこちなさはあるが、グズではない。他人が打っている間に、
良いプレーをするための準備をしているのだから、(38  )的に迷惑はかけていない。
 
【ゴルフのプレーから推測できるCさんの仕事振りは?】
① ものごとには(39    )に、(40       )ことが伝わる。
② 目の前の仕事に対する(41      )と、(42       )でベストを尽くす
姿勢が感じられる。
 
ゴルフが上手い人は、例外なく(43  )で(44     )なセットアップをする。
丁寧なセットアップをする人は、仮に今が下手でも必ず上手くなっていく。
ということは、Cさんのようなタイプは、必ず良い仕事をする人だと推測できる。
 
 
3.ゴルフのプレーでわかる仕事振り
 
① 仕事の段取り力
セルフプレーが安くて人気である。その人の「仕事の段取り力」や、
「次の展開を先読みしての行動」ができるかどうかは、カートの運転を見ることで察しがつく。
特にグリーン周り。
 
あなた、もしくは同伴者は、どこにカートを停めていますか?
A : アプローチをするので、すぐに打ちに行けるようにグリーン手前付近に停める。
B : 時間がかかってしまうが、グリーンの奥まで運転して行き停めている。
 
解説1
全員がパターを終えれば、次のホールに速やかに移動すべきです。
カートをどの位置に停めると次のプレーに都合が良いかを考えてグリーンの奥に回す人は、
(45     )行動であり、仕事の段取りもきっと良いと推測できます。(46    )に対する配慮でもあります。
 
一方、カートを常にグリーン手前に置く人は、仕事でも、(47  )の業務しか考えられず、(48    )や、(49  )を見ることができないと推測できます。
そのホールが終わったら、導線として次のホールへ向かうことは当然です。グリーン手前に停めていれば、ホールアウトしたら、(50          )ゾーンを通ってカートに行かなければならないことを想定しておくべきです。

解説2
ホールアウトしたら、いち早くそのホールから離れるべきです。
理由は、われわれのプレーが終わるのを待ちかねていた後ろの組からの(51     )を回避できるからです。
全員カートに乗り込んで、早く移動しようとしているのに、
一人だけ「(52                )している」人がいませんか? 
完全に(53       )ができないタイプです。
 
取引先のコンペや、親睦のゴルフに参加しても、プレー振りから仕事振りを推測されたのでは、
たまったものではありません。要領のいいプレーを身につけて、「段取りのいい人」との評価を得たいものです。


リストラ&コストカットのセンス
ゴルフバッグの中には、14本のクラブが入れられますが、さて内訳はどうなっていますか?
A : まともに打てないクラブが何本もあるが、「もしかして使うかも?」と、とりあえず14本全部入れている。
B : 打てないクラブは、本数が少なくなったとしても、思い切って外してしまう。

解説
ゴルフプレーでは、(54  )・(55  )・(56  )は禁物です。これは、仕事でも同じでしょう。
まともに当たらない(?)ロングアイアンを、(54  )して打ってスコアを(55  )にしていないでしょうか? 
 
届きそうもないロングホールで、3番ウッドで2オン狙いという(56  )なプレーはしていませんか?
もちろん、それらのクラブに見合う腕前があれば、無理でも無茶でも無謀でもありませんが・・・。
 
今の技量で上手く使えないクラブや足を引っ張るクラブは、「(57    )」として
(58     )してしまう決断も必要です。クラブのリストラのメリットは、
① (59      )の迷いが減る。(あれば、情や誘惑で使ってしまわないでしょうか?)
② (60   )クラブだけでプレーするので、(61    )でミスの少ないプレー(仕事)ができる。
③ 無駄なクラブ、無駄な球、無駄なスコアが減り、(62       )できる。
 
 
私の知人のエピソードをご紹介≫ 
無理・無駄・無茶が3拍子そろったプレーで散々な目に合っていた人がいました。
私はその方に、ウッドはドライバーと7番ウッドの2本、ユーティリティは1本でOK、
アイアンは6番までリストラして、7番アイアンからでOKとアドバイスしました。

結果的には、少ない本数(戦力)でのプレーですが、足を引っ張るクラブが無いので、ミスがグンと減りました。
遊ばしているクラブがなく、残りのクラブが適材適所で存分に働け、
ますます経験を積めるので、自信が深まったとのことです。

その方は、キレイなフォームでもなく、飛距離も出ませんが、見事シングルハンディになれました。
リストラしていたクラブも現場復帰させて、さらに大きな仕事(コース攻略法とプレー)を目指しています。
 


「リスクとリターンの見きわめ」と「仕事の割り振り」ができるか
スタートして“まだ数ホール”しか過ぎていませんが、今日はかなり調子が良くてベストスコアが狙えそうです。
しかし、ついにピンチを迎えてしまいました。なんと、バンカー越えのアプローチショットです。
 
しかも旗の位置はグリーンエッジからすぐそばで、芝が薄くライが悪い。
ピタリと寄せるには、フワっと高く上がって止まる球を打つ難易度の高いテクニックが要求されます。
さて、あなたならどう狙う? 
 
A : 「今日はベストスコアが出そうだ。1打も落としてたまるか! よし、こないだ雑誌で見た、サンドウェッジのロブショットに挑戦してピタっと寄せてやろう! やったことはないが、“一か八か”だ。ここで逃げていては男じゃない!」
 
 B : やってやれないことはないが、多分無理と判断した。
ピンチに際しては、五分五分の確率では挑戦しないことを自分のルールにしている。
 

解説1
“このラウンドでベストスコアを出さなければ、ゴルフを辞めなければならない”といった
プレッシャーのかかる覚悟のラウンドを想定してください。そんな場面でのA or Bの選択です。
 
ここでのポイントは、“(63           )”だということです。
スコアは、(64      )のトータルで作るものだと考えれば、
この場面のわずか1打で、「一か八か」の挑戦の必要性があるのでしょうか?
まだ残りホール数もあり、ベストスコアの可能性は充分に残されています。

【 おすすめのプラン 】                              
かなり難易度の高い場面です。2つのプランが考えられます。

① 危険だが、ベタピンを狙って、1パットで上がるプランを立てる。
② ベタピンはあきらめ、清々と「(65                )」こと。

潔く(66    )させてそこから2パットで上がるプランを立てる。
もちろん、②のプランを選択します。このプランのキーワードは“(67        )”ことです。
こういうケースでよく見られるのが、「(68        )」ことです。
「(68         )」はずが「ギリギリで逃げ切れず」に、結局最悪な結果になってしまうものです。
 
中途半端な狙い方をするくらいなら、腹を決めて①のハイリスクだが、
ハイリターンのプランを狙ったほうがいいでしょう。

【 平常心を得る考え方 】
仮にプラン①が大成功したとしましょう。プラン②と比較して、結果的には1打の違いです。
②のプランを選択しても、大きな危険をおかして成功したかもしれないプラン①と比べて「たった1打の損失」です。
まだ残りホールがあるのですから、立て直しは充分可能です。
 
①のプランで挑戦して失敗したら、②のプランよりも最低2打以上損してしまう可能性があります。
ここでの得策は、いち早く「(69 )の確定」をさせて、1打だけの損失で済むという安心感を得て、
アプローチショットにトライすることです。
その潔い決断が、(70      )を生み、案外次のパットも寄る場合が多いのです。
 

【 “損して得取れ”が大叩きしないプレー法 】                                 
もし①のハイリターンだが、ハイリスクなプランを選択して失敗したら、
「もう次のショットは失敗できない、取り返してやる!」とさらに(71       )を求めて
(72      )な狙い方をすることでしょう。
 
冷静さを無くしたプレーは、完全に大叩きコース一直線です。
まさに「損切り」ができなくなっています。すっかり落胆したそこからプレーでは取り返せる気力も期待できません。(73               )が、結局18ホール全体でダメになってしまうのです。
 
「1場面」という“部分”に気を取られ過ぎ、“全体への影響”を見失ってしまった結果です。
仕事でも全体を視野に入れず部分に集中し過ぎると、しわ寄せが来ることでしょう。
ゴルフは、ピンチの処し方でその人の思慮や判断力がわかりますが、仕事ではどうなのでしょうか?

解説2: 「仕事の役割認識と割り振り能力」とは?
ショットでグリーンに乗せよう、アプローチでピタリと寄せよう、このパットを1発で入れよう。
それでは、1打1打(それぞれの役割)に大きな負担がかかってきます。
 
ショットでグリーンに乗せられなかったら、(74      )に助けてもらえばいい。
アプローチを無理に頑張らず、だいたいに寄せておいて、(75    )に助けてもらえばいい。
このパットは入れたいが、現実的には2パットで良し、としよう。
 
そういう考え方をしていけば、1打1打に(76      )が減って、大きなミスが防げます。
仕事でも、一か所に、一人に全部背負い込ますことはしないでしょう。
どこに、誰に、どの仕事を割り振れば全体が効率良く回るか、と考えるはずです。
 

4. ゴルフは、仕事も遊びも人生も充実できるスポーツ
【ゴルフこそ、ビジネスの最強のスキルだ】
仕事の成功は、「人と会うこと」から始まることでしょう。そのきっかけ作りとして、
ゴルフは最高の手段と言えます。ゴルフがたしなめれば、“人とのつながり”ができます。
好印象を与えるゴルフプレーを習得し、「また、あなたとゴルフに行きたい」と言われる
ゴルファーになれれば、仕事も遊びも、人生までもが充実できるのではないでしょうか。
 

【私からのご提案】    ゴルフを(         )として取り入れる。 
 
ゴルフをビジネススキルと結び付けるという発想は、新しい(    )の形態になり得ると思います。
そのメリットとして、
① 接待ゴルフや取引先とのゴルフに有効。⇒ 「仕事に役立つゴルフ力」を点数化する 
② 社内外のコミュニケーション作り。  ⇒  仕事の幅が拡がる/事がスムーズに運ぶ
③ メンタルタフネスを養える。     ⇒ ねばり強さ、集中力、決断力のアップ
 
余談かもしれませんが、ゴルフを社員研修に採用することにより、
「ゴルフは遊びでない。お仕事を取ってくる社長の業務」として社員に理解させることができ、
社長は堂々とゴルフに行けます(笑)。
 

【空欄の答え】
1.真剣/2.夢中/3.ゴルフ/4.プレー振り/5.仕事振り/6.頭/7.心/8.無意識9.相手を探ろうとする10.上級者/11.ビジネス/12.共通/13.自分の技量
14.監督/15.選手/16.社長/17.社員/18.人の使い/19.仕事/20.責任感
21.周りの空気/22.他人/23.依存/24.自分の打球の行方/25.落下地点/26.目を離さ/27.見当違い/28.迷惑/29.適当で雑/ 30.固執し過ぎる/31.アドバイス
32.打つ前/33.待ち時間/34.距離/35.地形/36.情報収集/37.スイング
38.時間/39.ていねい40.真剣に取り組む/41.入念な確認/42.万全な準備/43.丁寧/44.スピーディ/45.次を考えた/46.後ろの組/47.目先/48.次の展開/49.全体50.後ろの組のプレーのじゃまになる/51.打ち込み/52.クラブを1本ずつ、のんびりバッグに入れようと/53.状況判断/54.無理/55.無駄/56.無茶/57.赤字要員/58.リストラ/59.クラブ選択/60.使える/61.少数精鋭/62.コストカット/63.スタートしてまだ数ホール/64.18ホール/65.旗の10メートル奥に打つ/66.オーバー/67.完全に逃げ切る/68.ギリギリで逃げる/69.損
70.冷静なメンタル(または平常心)/71.ハイリターン/72.ハイリスク/73.1打の誤った選択や判断/74.アプローチ/75.パター/76.プレッシャー

 

 

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