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ナイスショットにつながるティアップ術 4

シングルハンディ、競技ゴルファーのゴルフ上達塾

~ ハンディ5以下になるための正しい知識と理解を深める ~

 

失敗しないパー3ホールでのティアップとティショット

 

 

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 パー3ホールのティショットが苦手という人がいます。

ティショットは「ライを選べる、作れる」わけですから、
本来は有利になるはずです。

では、なぜ苦手になるのでしょうか?

パー3のティショットは、ほとんどがアイアンで打ちます。
当たり前ですが、アイアンショットのほとんどは、

芝の上にある球を直接打ちます(ノンティアップ)し、
そう打つようにアイアンは作られています。

 

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 しかし、ティショットは、ティアップして打つことがほとんどですね。
私の観察と聞き込みでは、パー3のティショットが苦手な人は、
ティアップが高過ぎることが多いようです。

よって、芝の上の球を直接打つ「直打ち」に適した作りをしている
アイアンで上手に打てなくなっているのです。

 

同様に、フェアウェイウッドのティショットを苦手にしている人も多いです。
やはりフェアウェイウッドも、本来は芝から直打ちするクラブです。
ティアップに関する要領や考え方は、アイアンショットと同じです。

 

【アイアンショットに適したティアップの高さは?】

アイアンショットのティアップは、芝の刈り高とほぼ揃えるか、やや高いくらいで良いでしょう。
「やや高い」だとわかりにくいので、1センチ未満としましょう。


適正なティアップだと、直打ちよりフェースの溝の2本くらい上部でとらえるイメージになり、
弾道が高くなってキャリーが増えて、半クラブくらい飛ぶようになります。

アイアンのティショットが苦手な人のティアップの高さは、1センチから2センチ以上もあります。
さすがにこれでは、溝のかなり上部に当たってしまい、ダフったようになり飛距離が落ちてしまいます。

フェアウェイウッドで打つ場合も、ティアップが高過ぎるとテンプラになってしまいます。

 


【ティアップは、番手の難易度を下げる】

ティアップは、アイアンだと1番手から2番手は難易度を下げてくれます。フェアウェイウッドも同様です。
フェアウェイから3ウッドが打てない、または5ウッドと距離が同じくらいという人が多いですが、
ティアップすると、3ウッドの難易度が下がり5ウッドより飛距離が期待できます。

 

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 ドライバーで平均で240ヤード以上飛ばせないと、
3ウッドの直打ちで5ウッドより飛距離を出すのは難しいでしょう。

「2打目以降で使う一番長いクラブは5ウッド」
と決めることをお勧めします。

 

【パー3ホールの豆知識】

パー3、パー4、パー5の各ホールでプロのスコアが一番悪いのは、パー3なのはご存じでしょうか?
この記事を読んでいただいているシングルハンディや競技ゴルファーの方たちなら、
バックティからプレーすることでしょうから、プロ同様にパー3のスコアが悪くなっているでしょう。

アベレージゴルファーなら、レギュラーティやレディスティからになります。
距離が極端に短くなるので、パー3がやさしく感じられるのでしょう。

シングルハンディ、競技ゴルファーは、「ショートホール」という呼び方をパー3に変えてみましょう。

「ショートホール」「短いホール」「だからラクなホール」

ではありません。パー3は、グリーン周りが一番難しくしてあるホールです。
無理に攻めると、大叩きしてしまいますので、慎重にプレーしていってください。

 

私は、パー3のティショットの心得として、

凄いナイスショットを打つより、1打丸損するようなミスショットを打たない

ことをおすすめしています。

 

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