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ゴルフが上手くなる記事

vol.27 遠心力は「両刃の剣」 意味を理解しないと逆効果に!

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.27
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 遠心力で飛ばす、とは?


【 ゴルフスイングにおける遠心力の特徴・現象 】 

遠心力とは、物体(クラブヘッド)が円運動する中で発生する力であり、文字通り「中心から遠のく」力
スイングにおいては、スイング軌道の前方(身体から離れる)と目標側の両方向に膨らむと考えてください。

遠心力はバックスイングでは小さく、ダウンスイングの中間くらいから、
インパクト直後にかけて最高潮に達します。

ちょうどジェットコースターが下っている時間帯と同じです。
そこのゾーンのクラブさばきが、スイング作りの最大のポイントとなります。

 

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この付近からヘッドスピードが上がりだし、

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インパクト直前から~

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フォロースルーにかけて最速になる

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シャフトは右肩と肘の中間付近を通過

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ここで、手元は身体から離れていく力が働く

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下半身をターンさせれば、遠心力に負けない

 

【 遠心力のメリット・デメリット 】

遠心力を上手く活かせれば飛距離アップになり、活かせなければミート率の低減になります。
主なミスは、シャンクやプッシュスライス(右に飛び出し、右に曲がっていく)です。

腕とクラブで作られるスイング軌道の寸法(直径や傾き=スイングプレーン)は決まっています。
つまり、打つ人の腕の長さやクラブの長さが変わることはないからです。

遠心力は、スイング軌道の円周の中に閉じ込めることでヘッドスピードが上がり、はみ出るとミスにつながります。
では、どのように遠心力をスイング軌道の中に閉じ込め、ヘッドスピードアップにつなげるのでしょうか?

 

 

【 理論の理解と活用 】

遠心力を適正なスイング軌道の中で活かせれば、飛距離アップにつながることを確認しました。
フォロースイングからフィニッシュまでの正しい動作理論の理解がポイントです。

正しい動作とは、

■ コック ⇒ アンコック ⇒ リ・コックのタイミング

■ アーム&フェースローテーション

■ フットワークでのボディターン
  ※ ボディターンというと、上半身だけをイメージされやすいので、「フットワークでの~」という理解が必要です。

 

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過度なアームローテーションの例。

これでは、左に飛んでしまう。
「手首をねじる」のと「ローテーション」とは、似て非なるものだ。
俗にいう「手打ち」も、これに該当する。

 

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これは、逆にアームローテーションが足りない

遠心力のデメリット作用を受けた時の典型的な形だ。

デメリット作用とは、

■ アームローテーションが不足しフェースが開く。

■ 手元が身体から離されてしまい、伸び上がったようになる。

 

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正しいアームローテーションの形。

右腕が地面と平行になったときに、
グリップエンドがターゲットラインを指している。
この形になると、フェースローテーションも適正になる。

自分から見て、シャフトは左肩の幅に
入っていることがチェックポイント。

 

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コックの動作がきちんとできている形。

リ・コック(フォロースルー時)で右腕は左腕の上に位置している。
フットワークもできており、理想的なフォロースルーの形。

コッキングの一連、アームローテーション、ボディターンの三位一体が、
遠心力のメリットを活かした理想的なスイングとなる。

上記3点の項目は、多分に個人差が出てきて、バランス配分や連動のさせ方が大きなポイントになります。
オンラインレッスン内の動画のやり取りや、
質疑応答などで、個別にアドバイスしていきます。ご期待ください!

 

 

自分流スイング作りの根幹に当たる理論とは

ゴルフ雑誌などで散見されますが、飛ばすためには「大きく振れ」と言われます。
しかし、「大きく振る」ことの理解を間違うと遠心力のデメリットの作用を受けてしまい、
ますます飛ばなくなり、もっと曲がることになってしまいます。

自分流スイング作りでは、

■ 作為的に大きなフォロースルーを取ろうとしない
■ クラブは、目標側にではなく、背中側に放り投げるイメージ

をアドバイスしていきます。

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理想的なフォロースルー形

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勘違いしたフォロースルーの形

 

 

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クラブを反対に持って振れば、正しいフォロースルーの感覚が
すぐに実感できるでしょう。

 

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大きな形を作ろうとしたり、目標方向に放り投げようとすれば、
スピードが全然上がらないことに気づくはずです。
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コツは、フォロースルーでグリップエンドを目標に向けるようにする。
クラブヘッドが円く動いていることになります。

クラブヘッドを円く動かせば、遠心力はヘッドスピードに変わるし、ミート率も上がる。
自分流スイング作りの根幹に当たる理論です。

 

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