ホーム>レッスンブログ>ゴルフが上手くなる記事>vol.32 スイング中に右手は使ってはいけないのか?
ゴルフが上手くなる記事

vol.32 スイング中に右手は使ってはいけないのか?

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.32
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら
 
 

「ゴルフスイングは左で打て」と言われるが・・・。

もはや、神話ともなっている通説です。
ゴルファーなら、誰しも一度は耳にしたことがあるでしょう。

左手でハシを使ったり、歯磨きをしたりするトッププロもいますが、

アベレージゴルファーにとって、果してそこまでの感覚が必要なのでしょうか?
 

20206314353.jpg

「スイングは左腕リード」と言われ、
右手はまるでスイングのじゃま者のように
言われたりもしています。

 

 この定説は、かなり以前から伝承されてきています。
当時は、ゴルフ理論も今ほど確立されておらず、有名プロの独自の感覚や独り言が、
そのまま一般論化(定説)してしまった、と私は考えています。
 
 
 
 
~ここが我流スイングへの落とし穴~
 
プロやほとんどの上級者ゴルファーは、左腕一本のスイングでボールが打てます
また、
練習してきているはずです。私も練習ドリルとして取り組んできました。
 
プロレベルになってくると、「左腕(サイド)リード」でスイングする、
という感覚が必要になってくるかもしれませんが、
100切り達成を目指す自分流スイング作りの段階では、
左腕リードスイングまでは不要
と考えています。
 

「左腕リード」ができるゴルファーは、苦もなく左腕一本でボールが打てるのです。
練習場でお試しください。あなたは、左腕1本でボールが打てますか?
 
打てない方は、だいたいトップするか、右に飛んでいくはずです。
ダウンスイングから、ヘッドが戻って来ずに、シャンクにさえなってしまうでしょう。
 
そんな不器用な左腕にスイングのリードを任せていては、
上達の大きな遠回りになってしまうのではないでしょうか。
 
 

左腕一本で自在に打ててこその左腕リード

左腕リードのスイングとは、たとえて言えば、テニスの左手でのバックハンドと、
右手でのフォアハンドの違いに似ています(右利きプレーヤーの場合)。

圧倒的にフォアハンドの方がコントロールも良く、パワーもあります。
なぜ、ゴルフスイングでは左サイドリードという神話とも呼ばれている定説が生まれたのか。

それは、プロを始め、上級者レベルだけに通用する理屈を、
さも全てのゴルファーがそうすべき、と伝わってしまったからではないかと見ています。
 
前述しましたが、昔は今のようにゴルフの情報が多くなく、
有名プロのが言葉そのまま独り歩きしてしまい、
「あのプロが言うことだから、間違いないだろう」と、
盲目的に信じられてしまったと考えられます。
 
 
トッププロとアマチュアゴルファーとでは、
練習量、才能、経験等、比較にならない差があります。
当サイトで目指す自分流スイング作りの考え方を理解していただくために、
以下の参考ページをご覧ください。
 
 
 
 
【「1+1=2」の考え】
左腕一本でボールが打てる「左サイドリード」のメリットは、
「1+1=2」とお考えください。右腕が1、左腕が1、併せて2です。
 
左腕でボールを打てない人は、むしろ左腕がじゃまをすると考えて、
左腕を-0,5と考えてみてください。
 
-0,5(左手) + 1(右手)= 0,5(左右の総合力)
 
となってしまい、トータル「2」のゴルファーとは圧倒的な差となってしまいます。
それならば、不器用な左腕には、せめて0になってもらい、
1+0=1の方が、効果的ではないでしょうか。
 
 
左手は、右手の内側で動かすことです。
スイング中、左手は右手よりも身体に近い位置をキープしながら、
かつ右手の下に位置しながら回転しているのが正しいのです。
 
202063142028.jpg

左腕は、常に右腕よりも短く使うことが正しい役割です。
これは「左腕1本のNGスイング」のフォロースルーです。

これでは、右手が添えられませんね。

 
202063142050.jpg
左腕の使い方は、もし両手でスイングしていれば、
左腕が右腕よりも長く使われてしまっている状態です。

 

 
左腕1本打ちは、かなりレベルの高い練習法です。
もちろん、取り組むことは良いのですが、

100切り達成のための自分流スイング作りには、ここまでの技術は必要ないと考えています。
左腕1本で打てなくても、問題ありません。

 

202063143156.jpg

左腕の1本打ちでの正しい左腕の使い方は、
フィニッシュできちんと肘がたたまれて、
首に巻き付いていることです。

両手でスイングしてフィニッシュした形
での左腕とほぼ同じ形
です。

202063143425.jpg

両手でスイングしたフィニッシュの形

 

この理論で、多くの私の生徒さんが納得し、飛距離を伸ばし方向性も良くなりました。

 
 
 
 
~自分流スイングへの転換のコツ~
 
左手は存在さえ消す意識で。右腕リードのスイングを作る
 
自分流スイング作りでは、この方法で、たくさんのゴルファーを迷路から脱出させてきました。
左腕を0にする、といっても、両手でグリップしてスイングする以上、
左腕は、無意識下で必ず「使われてしまう」はずです。
 
結果、左手と右手を均等に使っていく、というのが自分流スイング理論の目指すところです。
 
 
自分流スイング作りの練習として、右手1本打ちドリルがあります。
定説のような、右手を使っては使ってはいけない、のではなく、
正しい右手の使い方を身につけるドリルです。
 
そもそも、器用で力があり、利き手である右手をしっかり使って
飛ばしていこうというのが
、自分流スイング作りです。
 
 

~右手の使い方と練習法のポイント~

右手だけでスイングし、球を打つドリルです。

■  9番アイアンくらいが良いでしょう。低めのティーアップをしてください。
■  グリップは、中程を(グリップエンドを余して)持ちましょう。
■  右手1本でも、両手で振っているときと必ず同じ使い方をします。
■  感じをつかむのが目的ですので、50ヤードも飛べば十分です。
■  重く感じるのは、正しい軌道からシャフトが倒れているからです。

 

 
まとめ・右手と左手の正しい役割を知ること】  
 
 左手の感覚は0のつもりだと、器用でパワーのある右手の邪魔をしない。
 左手は、右手に従って動き(内側、身体に近く)、右手の補助や、舵取りになってくれる。
 
左手が器用に使えないゴルファーは、左手を全く使う意識がなくて、
やっと右手と左手が1:1になるもの、というのが自分流スイング作りの考え方です。
 
左手は不器用なので、「自然に使っている」感覚に気付かないのでしょう。
 
結論として、「右手が悪い、左手が悪い」のではなく、右手、左手それぞれの役割と使い方をよく研究し、
正しい使い方をしていくことで、もっと速く上達できるのです。
 
 
vol.32
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら
 
2023310185927.jpg

あなたを2ランクアップに導きます!

このサイトを運営している礎 康之プロフィールと申します。
ゴルフ仲間を ”ギャフン” と言わせたい方、
ぜひ、私のレッスンを受けに来てください。

① 100切り達成コース
② 初心者脱出コース
③ シングルハンディ養成コース

 

※お問い合わせ・お申込は、

info@club-golfjoy.com

以下の充実したレッスンメニューもご覧ください

1.パター、アプローチ、バンカー専門レッスン 
⇒ クリック

100切りには必ず必要なテクニック満載
 

2.プライベート・マンツーマンレッスン   
⇒ クリック

超ぜいたくな、あなた一人のためのレッスン
 

3.まずは1DAYお試しレッスン
⇒ クリック

 

4.スイング診断・改良レッスン        
⇒ クリック

”イケメンスイング” ”スイング美人” になれます!

 

お申込み要項一覧は ⇒ こちら

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.club-golfjoy.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/969

PAGE TOP