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ゴルフが上手くなる記事

vol.33 スイング中、球は良く見ていないといけないのか?

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vol.33
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スイング中は球を凝視しないで頭を動かせ

ゴルフを始めたばかりの頃は、どなたも、
 
「スイング中、球をしっかり見ろ」「頭を動かすな」
 
という定説を何度も言われたことがあると思われます。
初心者の頃だと、ゴルフ特有の動作に身体が違和感を覚え
必要以上に頭が動いてしまうことから生まれた表現なのでしょう。
 
 
「頭を動かすな、球をよく見ろ」のアドバイスは、球に「一点集中」の意識となり、
球を”
凝視する”ようになっていってしまうのも、またごく自然な流れです。
球を「凝視」することは、球を”にらみつけてしまう”と言い換えられます。

にらみつけるような、一点集中状態である凝視は、
周りの気配やその他の感覚には鈍くなること」と考えられます。 
 
 

ここが我流スイングへの落とし穴だった!

人間は、ふつうの状態だと脳の意識の8~9割くらいを、モノを見ることに向けるそうです。
球をよく見る「凝視」だと、スイング特有の身体の動かし方や、
クラブヘッドの位置とかシャフトの角度、重さなどを把握するといった、
スイングに必要な感覚や神経が視神経にとられ過ぎ
身体やクラブの動かし方にまで意識が及びそうもありません。
 
 
普通にモノを見るだけでも脳へ伝わる情報は80%以上なので、
球を「凝視」すると、脳の意識の95%くらいは視神経に持っていかれそうだからです。
 
そうだと仮定すれば、
 
「シャフトの角度やクラブフェースの向きは・・・?」
 
「トップの位置は?」
 
「脚の動かし方は・・・・?」
 
を、残り5%の感覚でどう処理できるのでしょうか。
「頭を動かすな」という一つの表現にロックされてしまうと、
他の感覚が鈍くなり、必要な動きが出来なくなってしまいます。
 
 
自分流スイング作りでは、「スイングでは頭を動かすな」は、
むしろ我流スイングに陥ってしまうエラーの動きと考えています。
この定説は、説明が不十分なのです。

以下をお読みいただければ、充分納得できるできるでしょう。
 
 
2018125104643.jpg

球を”凝視”している

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「頭を残せ」を意識し過ぎると、回転できなくなる

 
 
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バックスイングで頭が前に動くのはNG

2018125104340.jpg

インに引き過ぎて頭が後ろに動くのもNG

 
 
 

自分流スイングへの転換のコツ

自分流スイング作りでは、頭が動いてはいけない方向は前後とします。
左右はむしろ動かすべきであり、その動かす範囲を理解することが必要なのです。
 
例を見てみましょう。頭が左右に動く、動かないのを比較した画像をご覧ください。
頭が左右に動かないと、バックスイングで肩が回らなくなってしまうのです。
 
 
2018125105237.jpg

頭を動かさないトップの形

2018125105453.jpg

適正に頭が動いたトップの形

 
バックスイングでは肩を回すな」と関連させて理解すると、我流スイングに陥らなくて済みます。
スイング中は「球をしっかり見る」というより、
球は「視界に入っている」くらいの意識がちょうどいいのです。
 
 
球を凝視せず、球の付近をボーっと見ていることです。
そのほうが、大部分が視神経に持っていかれていた脳の集中力は、
身体の各部位の動かし方に適切に分散してくれることでしょう。
 
もちろん「各部位の必要な動き」というスイング理論の知識は、
勉強しておくべきなのは言うまでもありませんが。
 
 
2018125105932.jpg

頭が適正に右に動いたトップだと、

2018125105952.jpg

スムーズなダウンスイング⇒インパクトが可能

2018125105237.jpg

頭が動かないトップだと、

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ダウンスイングから右肩がガクンと下がってしまう

 

 

自分流スイング作りでは、「バックスイングで頭は動くべき」とする

スイングで頭が動かなかったというのは、
アドレスでの頭の位置とインパクトでの頭の位置が、ほぼ同じであるということです。
インパクトで、アドレスよりも目標側に頭が流れたら、頭が動いたということになります。
 
インパクトでより飛ばしのパワーが伝わった瞬間は、
頭の位置はアドレス時よりも、後ろ(自分から見て右)に位置することもあります。

「飛ばし屋」と呼ばれるゴルファーの多くは、この形になっています。
下の画像でご確認ください。

 
 
スタンス幅が広くなるほど、バックスイングからインパクトでの頭の左右の動きが大きくなります。
ドライバーと7番アイアンのスイング中の頭の動きを見比べてみてください。
ドライバーでは、バックスイングで頭が1つ分くらい動いています。
 
スイング中の頭は、動いてはいけないのではなく、「動かすべき」とするのが、自分流スイング作りの考え方です。
 
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7番アイアンのトップの頭の位置

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ドライバーのトップの頭の位置

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7番アイアンのインパクト直後の形

2018125135743.jpg

ドライバーのインパクト直後の形

 
ドライバーのアドレスでは、顔は球のかなり右(打つ人から見て)に位置します。
ふつう、細かい作業をするときは、顔の中心でモノを見たいはずです。
 
 
ドライバーのアドレスでは、球は左足寄りに置くので、顔の中心からかなり離れてしまいます。
だから、インパクトで球の真上に顔を持ってこようとしてしまう、
我流スイングのインパクトになってしまいやすいのです。
 
 
 
正しい解釈のポイント
スイング中に、クラブヘッドを球に合わせに行くのではなく、
アドレスの時点で球にクラブヘッドが「合っている」のが自分流スイング理論だと述べました。
上手く「当てよう」から上手く「当たってしまう」アドレスとスイングを目指しましょう。
 
 
両足を閉じたスイングなら、その場で回転するので、頭は左右にほとんど動きませんが、
スタンス幅が広くなるにつれて、頭も動いていくのが自然になってくるのです。
 
どうしてもこの感覚が怖い人は、ドライバーでもスタンス幅は狭めにしてみてください。
頭の動きは少なくなり、怖さが軽減するはずです。スイング動作も、よりシンプルになります。
 
 
自分流スイング作りでは、頭を動かしてはいけないのではなく、
一番最後に頭が動いていくことが「頭を残す」「頭を動かさない」ということと考えています。 
 
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