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ゴルフが上手くなる記事

vol.47 ダウンスイングでタメを作らないと飛ばないのか?

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.47
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ダウンスイングからは、

「ギリギリまでタメをほどくな」

という表現を聞いたことがあるでしょう。

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タメとは、“切り返し”と呼ばれるバックスイングから
ダウンスイングに移った直後の、

手首とシャフトとの間にできる角度のことで、
鋭角な程、飛ばしのパワーが
溜まっているとされています。


 

グリップが腰の高さ付近まで下りてきても、シャフトは地面に対して
まだ垂直(正面から見て)に近い角度で立ってしなっている瞬間のことです。

まさに、アマチュアゴルファーの憧れの形です。

しかし、この「ギリギリまでタメをほどくな」という表現を真に受けているゴルファーは、
切り返しからタメを、手で意図的に作ろうとしているようです。
 

 

ここが我流スイングへの落とし穴だった!

「タメを作ろうとする」タイプの症状として、決まって右に飛び出して右に曲がる弾道に悩み、
それを警戒して過度のリストターンをしてしまうといった、左右のひどい曲がりに悩んでいます。

そうやって、曲がりが予測不能の我流スイングへと陥ってしまっています。

 

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ゴルフ本などでプロが言う、

「ダウンスイングからギリギリまでタメをほどくな」

とは、”プロの自分自身のイメージ”であり、

「タメをほどいてはいけない」

ということではありません。
いつの間にか、そう伝わってしまったようです。

 

 

ほんの15年程前までのクラブは、シャフトが短くヘッドも小さかったので、
このタメのテクニック(シャフトをしならせる)が必要とされていました。
ダウンスイングからタメて下ろさないと、飛距離が出せなかったからです。

 

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タメたものはいつか解き放たないといけません。
この解き放つことを、“タメをほどく”と言います。

レッスン用語では、

「リリース」「アンコック」「キャスティング」

などとも呼ばれています。

 

 

 

 

作るのではなく、「できる」もの

タメは、手で意図的に作るのではなく、
切り返しでの上半身と下半身のねじれ差ができる一瞬で“できる”もの
です。
しかし、このテクニックがなかなか難しい!

「ギリギリまでほどくな」の解釈が一人歩きしてしまい、
身体のターンや、タメをほどく動作のタイミングを見失ってしまうのです。

 

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結果、決まって手元が大きく先行して、
ダウンスイングから腕が詰まったようになり、

 

 

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インパクトでアドレスの位置にヘッドを
スクエアに戻せずに曲がってしまうか、
最悪シャンクにもなってしまいます。

こうして、我流スイングに典型的な「振り遅れ」になってしまうのです。

    

 

 

■ 自分流スイングへの転換のコツ
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バックスイングは、コックという動作をして
クラブを立てていき、タメを作る準備をします。
コックを「する」のですから、
したものは戻さなければなりません
 

 

 
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この戻す、コックをほどく動作がアンコックです。
 

 

切り返しで生まれたタメを、

「ギリギリまでほどかない」
 
の“ギリギリ”が究極のテクニックとなります。
切り返しで生まれたタメのパワーを、ダウンスイングからクラブで
球に伝えるのがアンコックの役割(身体の回転のパワーを伝える)です。
 
 
自分流スイング作りでは、タメを意図的に作ることはしません

 

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このような、ギリギリまでコックをほどかずにインパクトするには、
高度なテクニックと絶妙なタイミングが必要だからです。

 

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トップの位置から、ダウンスイングに移る瞬間

よく言われているのが、

「手元やヘッドを真下に下せ」

ですが、自分流スイング作りでは、
矢印の方向に動かすイメージを持ってください。

 

タメを意識的に作っていない、アンコックの動作

タメをほどきながらダウンスイングしている形のイメージ。

                この形をイメージするのは危険!

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インパクトは、ヘッド先行のイメージで。
手元が右太もも付近で球をとらえる意識で良いでしょう。

 

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                実際の形はこうなるが、意図して作らないこと。

 

 

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インパクト直後のヘッドが先行した形 

              ヘッドが先行していないNGな形                

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自分流スイング作りでは、スイング軌道は円を目指します。
ヘッドが先行していないNGな形は、クラブヘッドのベクトルが目標方向になっています。
これでは円運動にならず、遠心力も活かせません。

クラブヘッドは、目標側に出していくのではなく、左肩の後ろに放り投げるイメージです。

 

 

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グリップエンドを地面に向けるようにシャフトを立てていくと、
クラブヘッドは完全に先行していき遠心力が活かせ
ヘッドスピードもアップしていきます。

 

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左肩の上でグリップエンドが目標に向いていると、
クラブヘッドは完全に円運動をしたことになります。
自分流スイング作りで目指す形です。

 

【まとめ】

最近のクラブは、シャフトも長く性能も良くなり、タメはかえって不要になってきました。
難しいタメのテクニックを、シャフトの長さと性能が代行してくれるのです。
アンコックだけで十分に飛距離を出すことができます

アンコックは、タメのテクニックよりもずっとやさしく、練習すればマスターできるようになります。
自分流スイングでは、ダウンスイングから積極的にアンコック&リリースしてヘッドを先行させ
ミスの頻度と度合いの少ないドローボールを目指します。

 

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