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vol.59 アプローチの距離感が合う秘伝の方程式

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.59
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アプローチショットを苦手にしている人は多いです。
特に、距離感が合わないとお悩みのゴルファーの声をよく聞きます。

 

202062601538.jpg
 「何となく」や「こんな感じかな」で
打ってしまっていませんか?
手先の感覚で距離感を出しているのでしょうか? 

それとも、振り幅でしょうか?

よく「手で放り投げるようにして距離感をつかめ」と言われていますが、
そんな感覚的なことを言われても・・・。

 

ここでは、グリーン周りからのアプローチの距離感の合わせ方を解説していきます。
ピッチ&ランやチップショットと呼ばれているアプローチの打ち方を前提にしています。

 

寄せたいなら、旗を見るな

では、ゴールである旗を見ないなら、どこを見ると寄せられるのか?
ミスの典型例を挙げて、距離感が合わせられない原因を探っていきましょう。


ミスの典型例

まず、ミスの例を見ていただき「自分はそうなっていないか」を確認してみてください。
修正できたら、次に距離感を合わせる「方程式」を解説していきます。

 

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NG

すくい上げてしまう目線
旗ばかり見ていて、これでは無意識に
旗までの距離を飛ばそうとしてしまう
でしょう。
旗まで打ってしまえば、そこから転がるのだから
大オーバーするのは当たり前です。

 

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NG

すくい上げる打ち方。
オーバーするから、次からはためらって、
インパクトで緩めてしまうことに。
インパクトを緩めると、ヘッドの挙動がブレて、
ダフることもトップすることもあるでしょう。
だんだん距離感どころか、打ち方まで狂っていきます。

 

2020626101437.jpg

OKの目線

落下地点を見ています。
落下地点まで打つ距離を素振りでイメージすることです。

 

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OKの打ち方

アゴを浮かせず、目線は低く。

まず、打ち方でミスすることは避けましょう。
アプローチショットの打ち方ができていない段階では、
距離感を合わせられることはできません。

 

 

アプローチの距離感を合わせる方程式

いよいよ、距離感を合わせる方法です。
上記のミスの典型例も含め、グリーン周りのアプローチの打ち方の基本ができていることが前提です。
自信の無い方は、以下で復習と確認をしてみてください。

 アプローチショットの基本の確認をしたい方は、⇒ こちら

 

 

3つのキーワード

まず、以下の3点をイメージします。

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① 落下地点(目印として白い袋)

② キャリー

③ ラン

特にキャリーとランは、特徴がありますので
以下の解説を参照してください。

 

 

「振り幅」と「打感」の強弱のミックスで

ゴルフ雑誌でよく見かけますが、
「〇〇ヤード飛ばすなら、バックスイングはヒザの高さまで。〇〇ヤードなら腰の高さまで」
と解説してあるようです。

自分流スイング作りでは、インパクトの打感(の強さ)を優先でイメージすることをおススメします。
「20ヤード飛ばすなら、この打感の強さ」「30ヤードならこれくらいの打感」という具合です。

補足として、「振るスピード」もイメージしてみましょう。
速く振れば強くヒットできますし、遅い振りだと弱くヒットされます。当然、打感が変わります。

結果的に、打感のイメージの強弱で、振り幅が変わってくるし、決まってくるのです。

順番的には、

① 狙う距離の打感の強弱をイメージする。
② 振るスピードの変化で打感のイメージも変わる。
③ 結果的に振り幅が決まる。

①~③の総合で、つまり「打感の強弱 + 振り幅」のミックスで距離感を作っていきます。

 

キャリーのスピードと高さ&ランの特徴をイメージ

まず、「キャリー」のイメージです。
アプローチショットの打球のスピードは、思ったより速いものです。
アプローチが苦手な方を見ていると、実際に飛んでいく打球よりも、
ゆっくりなフワッとしたスピードをイメージしている
ようです。

落下地点までは、勢いのある弾道をイメージしましょう。

弾道の「高さ」ですが、おおよその目安を持っておきましょう。
PWでアプローチした場合、「1メートルにつき、約10センチの高さ」になります。
5メートルなら50センチの高さです。
もちろん、おおよその感覚で良いです。

アプローチが苦手な人は、案外低いんだな、と思うことでしょう。

 

次に、「ラン」のイメージです。
着地2バウンド目から勢いが弱まり始めます。ファーストバウンドは、まだ勢いがあります。

サンドウェッジで打たれたランが一番遅く、次いでアプローチウェッジ、
ピッチングウェッジの順に速くなっていきます。

 

【各クラブ別方程式】

① 球から旗までの距離を10とする

② その中間地点を決め、5:5と2分割してみる

 

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■ ピッチングウェッジだと、
  キャリーが5でランが5のイメージ。

■ アプローチウェッジだと、
  キャリーが6でランが4のイメージ。

■ サンドウェッジだと、
  キャリーが8でランが2のイメージ。

 

 

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■ 7番~8番アイアンだと、
  キャリーが3でランが7のイメージ。

 

7番~8番アイアンと、ピッチングウェッジ~アプローチウェッジの振り幅の比較
同じ距離を打つのに、ピッチング~アプローチウェッジの振り幅は、

7番~8番アイアンのおよそ倍~3倍の振り幅となります。

打ち方や球の置く位置で、この比率は多少変わってきます。
グリーンの硬さや速さによっても変わってきますので、これから練習を積んで習得していってください。

 

 自分流スイング作りでおススメするアプローチの打ち方は、⇒ こちら

 

 

距離感を養う練習法
基準となるクラブを作ります。PWかAWがおススメです。

実際のアプローチの最小距離は、おおよそ2ヤードくらいと仮定します。
この2ヤードから打ち始め、3ヤード、4、5、6、~10(~15)ヤードと伸ばしていきます。

次に逆から10ヤード、9、8、~2ヤードと落として打っていきます。
前述した、球のスピードや高さも意識しておきましょう。

こうやって、「〇〇ヤード」の打感から出たそれぞれの弾道を目に焼き付けていきます。
実際のアプローチショットで狙う段階で、打つ距離の弾道をイメージすると、
打感や振り幅が自然にイメージできてくるようになります。

 

 「距離感のカンは、PDCAで身につける

 

まとめ

距離感を身につけるには、打ち方の基本ができていることが大前提です。
距離が合わないとき、打ち方のミスなのか、距離感のミスなのかがすぐにわからないと、
ミスの原因がわからずに迷路に入ってしまいます。
少なくとも、打ち方で大きなミスはしないように、アプローチの基本はしっかり習得しておきましょう。

 

202062604154.jpg

ダフッたりトップしたりでは、
距離感を身につけるのは無理。

 

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2パット圏内で良し、という気楽さが、
リラックスしてアプローチショットをさせてくれる。

 100切り達成レベルでは、アプローチショットは2パット圏内に寄れば良しとします。
100切り達成スイング上達塾では、2パット圏内を4~5メートルの範囲としています。

欲張らず、確実に2パット圏内に寄せられるようになってくれば、
アプローチ+2パット=3回でのカップイン率が、2,8になり、2,5になるという具合です。
3回に1回は、寄せワンが取れるようになってくると、90切りも射程圏内でしょう。

本サイトで、正しいことを正しく習得していけば、
80台どころか70台が出せるゴルフができるようになることを保証します。

 

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