ホーム>レッスンブログ>2011年7月

2011年7月

「ゴルフの義務教育」とは?

ゴルフは、一生楽しめるスポーツです。

どんな人でも、全く当たらないゼロからゴルフが始まります。

まるで、読み書きや計算が身についていない6歳からの学校の勉強と一緒です。


一般的に、ゴルフを始めるのは、社会人になってからでしょう。

早い人で二十歳前後、多くの方が社会人として

経験を積んできた30歳以降ではないでしょうか。それでも早いほうでしょう。


長く楽しめるゴルフライフを、学校過程で考えてみましょう。

ほぼどなたでも、何歳からでもゴルフを始めるのは可能です。


しかし、始めた年令が、「ゴルフ小学校」1年生です。


他人との比較や見栄、体裁、結果への期待は立派な大人の感覚ですが、

ゴルフ自体の感覚は学校でいえば、ゴルフ小学校1年なのです。


ゴルファーは、そんなことは当たり前だと解ってはいるつもりなのですが、

ついつい実生活、実年令のキャリアと、ゴルフが重なってしまう錯覚に陥ります。



 

2.

日常生活上で、子供に好きな行動させたら、

危なっかしくて見ていられないのではないでしょうか?


例えば、小学1年生の子供を、一人で学校に行かせることをするでしょうか?

子供は信号を適確に判断できるでしょうか?

交差点や横断歩道で確認が確実にできるでしょうか?

きっとそのうち、周りなど確認せず、

自分が行きたいところに、好きなように行きまわることでしょう。


そこで、大人は子供が事故に遭わないように

「そっちダメ! こっちもダメ! こっちだけ!」

と厳しくしつけるのが当たり前です。

子供が「イヤだ、こっちに行きたい!」と泣こうがわめこうが、です。


義務教育とは、

「あれダメ、これダメ、これしかダメ」

ということを身につけていくことでしょう。

ゴルフでの「あれダメ、これダメ、これしかダメ」というのは、

ボールの飛びでたとえてみるとわかりやすいです。

「右に飛ぶのはダメ、左に飛ぶのもダメ、真っ直ぐしかダメ」です(笑)。

これがゴルファーの願望ではありませんか?

ゴルフの義務教育をしっかり学習してください。


このお話の終わりに、倶楽部ゴルフジョイで指導している

ゴルフの義務教育の項目を挙げておきます。



 

3.

スマートで常識的なゴルファーになるためには、

ゴルフの義務教育を習得しなければなりません。


ゴルフの義務教育を終えてない人が、

自分の考えや意図、願望を全面に出すと、

ボールのゆくえは全く予想できません。


上記のような「あれダメ、これダメ、これしかダメ」というゴルフでの義務教育の

知識と経験が身に付くまでは、あなたの実生活での

大人の頭の判断や意図、願望は、ゴルフの場面では、かなりの確率で


「子供を交通の激しい道に放す」



ようなものです。

ゴルフの初心者とは、ゴルフにおいては年令に関係なく、

周りが見えず、判断や確認の乏しい子供のようなものなのです。


違和感やきゅうくつなこと(ゴルフでは上達に必須の正しい動き)を拒否して、

やりたいように、好きなようにゴルフをやらせると、

とんでもないゴルフプレーになっていきます。


例えば、道端で子供がボール遊びをしているとしましょう。

ボールをキャッチしそこねた場合、子供は一目散に拾いにいきます。

そばでビュンビュン車が走っている、

ということなどすっかり忘れているはずです。


そこで、視野が広く全体が見渡せる大人は、

「拾いに行っちゃダメ!」と制止します。しかし子供は、

「なぜ?イヤだ、拾いに行きたい」

と駄々をこねます。

ゴルフで言えば、初心者が

「こんなのしっくりこない、こうやりたい」

と言うのは、「ボールを拾いに行きたい子供」と同じと考えてください。


 

大人としてゴルフをおぼえていくわけですから、

まだ自分の意図や願望を出せないのはなかなかツラいものです。

実年令とゴルフ年令との差は、大きく開いていますから、

ここは一つ、子供のように素直におぼえていきたいものです。


大人のあなたは、ゴルフを習う際に、すぐに首をひねったり、

「よくわかんない」と駄々をこねたりしないようにしましょう。

「ゴルフ小学生」では、まだまだ、ゴルフは「わかるわけがない」のです。


ゴルフの義務教育とは、掛け算の九九や、感じの読み書きと同じで、

いちいち意味や理由、結果を考えるべきではなく、

「丸暗記」こそが一番上達が速いのです。


前置きが長くなりましたが、ではゴルフの義務教育とは何か、を考えましょう。

これは、あくまで倶楽部ゴルフジョイのゴルフ義務教育の仕方ですので、

賛否があるでしょうけど、ご参考に。


お話してきた「ゴルフの義務教育」とは、


1.ゴルフに必要な用語をおぼえましょう

  特に、レッスン用語が優先です。各クラブの名称や、使用法、用途なども必要です。


2.各クラブに適した構え方、正しいグリップ、

  適正なボールの位置、正しい動かし方の基礎知識(そこから感覚が芽生える)。


3.ラウンドに最低限必要なルールとマナーをおぼえましょう


4.ラウンド中の場面や展開を、5つのパターンでおぼえる

(1.ティグラウンド、2.2打目以降3.まで、

3.グリーン周りのアプローチ、

4.グリーン、5.応用:バンカー、斜面、林、ラフ等)


義務教育が終わったら、どんどん応用に入っていけます。

地道でつまらないかもしれませんが、そこに意味を見出し、

優秀な成績でゴルフの義務教育を終えてください。

 

倶楽部ゴルフジョイのレッスンでなら、あなたを、

「超初心者ゴルファー」から「初心者ゴルファー」へと

一気にジャンプアップさせて差し上げます。

雨のゴルフから学ぶこと。

雨のゴルフはイヤなものです。

ゴルフ場も、雨予報になるととたんにキャンセルが続出です。

考えようによっては、空いていてスイスイとラウンドできるのですが・・・・。


 

あなたは、雨だからって、キャンセルできますか?



こんな場合を考えてみましょう。実際にあったお話です。

ようやくあなたがゴルフをなんとかプレーできるようになりました。

学生時代の同窓会でゴルフが企画され、

みんな数十年振りに再開できるので楽しみにしていました。

ところが、当日は雨予報。旧友が集まれるのは、その日しかなく、

次はいつ集まれるか見当もつきません。

そんなとき、あなたは、「雨だし、やりたくないから、キャンセルする」ことができますか?



もう一例。

A氏の取引先のお客さんとの、ゴルフ予定日が雨予報。当日も、かなりの雨でした。

しかしお客さんは、チョーがつくゴルフ好き。土砂降りでもプレーしたい猛者です。

A氏は観念し、土砂降りの中、お客さんとズブ濡れになりながら、

泣き言一つ言わず、プレーをしました。

A氏のお客さんは、いたく喜んでくれ、

その後A氏は、その大口のお客さんとかなり親密な関係を築け、

大いに業績を上げたそうです。



雨でのゴルフプレーを考えてみましょう。



技術的には、


1.ボールも飛ばなくなり、落下してからも転がらない。

2.芝が水分を含んでいるので、すぐにダフる。

3.カッパを着ていると、スイングが鈍くなる。

などが考えられ、スコアも悪くなりやすいでしょう。


そんな状況の中で、自分はどこまでやれるかガッツを鍛えていきたいものです。

劣勢になったときの気持の踏ん張りも鍛え、厳しい状況でも、

メゲずにプレーできたタフな自分をホメてあげましょう。

 




雨は、どんなに文句を言っても止むわけではありません。

「暑い」「寒い」も同じでしょう。

雨でのプレーに必要なグッズもおぼえられるし、

ゴルフバッグの中に準備しておく支度も勉強できます。

 

雨のゴルフが少しでも楽しめるようにおススメすることは、

レインウェアは、ちょっとお値段高めのモノを購入しましょう。

通気性や着心地が抜群です。

また、雨用に、汚れてもいいズボンも持参しましょう。

当日レインウェアを着る直前に履き替えます。

 




前述の、同窓会ゴルフのような場合の予行演習のつもりで、

雨でのゴルフを経験しておきましょう。

雨でも、どうせやるなら楽しくやりたいものですね♪

濡れた後のお風呂は特に気持いいですよ。



人間は、自然には逆らえず、受け入れて調和していくことしかできません。

ゴルフは自然の中で楽しむもの。

「雨のゴルフ」、一考してみてください。

ゴルフ習得に、器用不器用はあるのか

「自分はセンスないから」

「私は不器用だし・・・・」

だからゴルフには向かない、思っている人はいませんか?



運動神経抜群で、何をやらしてもできる、

しかしゴルフだけは全くダメだという人はたくさんいます。

 

また、運動オンチだが、ゴルフはシングルハンディになれた、という人も多いのです。

ちなみに女子プロ界で大記録を打ち立てた不動裕理プロは、

体育は全然ダメだったそうです。

私のレッスンの経験からも、輝かしいスポーツ歴が

即ゴルフに有利とは言い切れません。

 


人並みのゴルファーになるには


ゴルフは、スポーツといってもちょっと変わっています。

身体能力はもちろん重要な要素ですが、感情のコントロールや、

モノの考え方も大きな要素を占めるのです。

「身体能力」と、「考え方」を含むメンタル的な要素は、ほぼ同等と考えてもいいでしょう。

上級者になるには、もちろん両方高いレベルで兼ね備えていないと厳しいですが、

だいたいスコアで、100を切れるくらいになるには、

車の運転ができて、自転車には乗れる人なら十分人並みのゴルファーになれます。

 


ゴルフ上達の資質


私のレッスン経験から、ゴルフに向くタイプとは、


1.ゴルフ特有の考え方を理解できる

2.性格的に素直

3.習っているゴルフの指導者と良好なコミュニケーションが取れている

4.「教わる」のではなく、「習おう」という積極性のある人

です。


不器用な人は、習ったことの吸収は遅いかもしれませんが、

いったん身につけたら、なかなか忘れません。

一方、器用な人はすぐにすぐに出来るようになりますが、

案外、早合点でつまずくことが多い。うさぎと亀のようです。

 

また、なまじ器用な人は、緊張に弱い面もあります。

そんなに難しくない誰にでもできることを愚直に、

ていねいに練習していく人が上達していくのです。

上記を参考に、自分の適性やタイプをよく見極めて上達の計画を立てましょう。

きっと、ゴルフを楽しめるようになりますよ。

キャディー付プレーとセルフプレー

セルフプレーの現状


なるべく安価でゴルフを楽しみたい、キャディーさんは、

初対面だし自分たちだけの雰囲気でワイワイ楽しくゴルフを楽しみたい。

そんな理由からでしょうか、セルフプレーが流行です。


ここで、セルフプレーができるゴルファーの条件を挙げてみましょう。


1.前の組に遅れないで、プレーができる。

2.プレーをしながらカートの運転もできる余裕がある。

3.カート運転の安全事項に配慮できる


 

などでしょうか。
 


確かに、キャディーさんという第三者が入らず、

自分たちの仲間だけでプレーを楽しむことができるでしょう。

しかし、上記のマナーや進行が出来ないと、ゴルフ場から忠告を受けたり、

後続のゴルファーとトラブルになったりすることもあります。

初心者だけでプレーする場合は、キャディーさんを付けて

プレーすることをおすすめします。¥4,000程度高くなりますが、

快適に、安全にプレーが進んでいく可能性のほうが高いです。

 


「気を使う」とは? 的外れな遠慮や謙虚さは不要


キャディー付プレーを経験したことがない、慣れてないゴルファーは、

「自分は下手なので、キャディーさんに申し訳ない、気をつかってしまう」

と言って、嫌がるようです。

変に遠慮することは、かえってキャディーさん、プレーヤー、お互いのためになりません。

常識的なエチケットさえ守っていれば、キャディーさんに不快がられることもないのです。

ボールを曲げてキャディーさんに探してもらう、クラブを何本も持ってきてもらう。

これらは、キャディさんの業務です。だから、気を使ったり、

遠慮するほうが的外れなのです。

そのために、「キャディーフィ」を払っているのですから。


例えば、飲食店に入って、お水のお代わり、オーダーの変更など、

ウェイトレスさんに申し訳ないと思いますか?

キャディー業務とは、それらと同様なのです。

キャディーさんの仕事をいくつか挙げると、


1.カートの運転、または操作(リモコンカートの場合など)

2.プレーヤー全員のクラブを運んだり渡したりする

3.ボールを見失わず、また探すこと

4.グリーンでは、ボールを拭いたり、クラブとパターを交換する

5.コースの説明

6.その他多数

です。


 


キャディーさんの仕事を奪わない??


こんな話があります。

あるゴルファーが、キャディーさんに申し訳ないというので、

自分でクラブを取りに行ったり、ボールを拾ったり、

キャディーさんの仕事を全部やっていました。この行為自体は、

とても素晴らしいことだとは思います。


たまたま、ゴルフ場側の従業員が、その光景を目にし、

「あのキャディーは、お客様に仕事をさせてさぼっている」

と判断し、そのキャディーさんは、あとで怒られることになってしまいました。

親切でしたことが、かえって他人(キャディーさん)に迷惑をかけてしまっているのです。


プレーヤーが、ミスしてボールを曲げてしまう、林に打ち込んだり、

ガケに落としてしまったりする。

そんなことは、キャディーさんは、何の迷惑とも思っていません。

当然だと思って、当たり前に走り回ってくれます。

まあ、まれに不快そうにするキャディーさんもいるにはいます。

あまりに露骨だと、ハーフ終了後にマスター室で

クレームを言えばいいのです。

最近では、そんなキャディーさんはめったにいません。

 


では、常識的な、最低限プレーヤのやるべきことをおぼえておきましょう。



1.「次の一打」を見こしてクラブを2、3本持っていく

2.ミスしても、ヤツ当たりしない。(こんな人が割りといるんです)

3.前の組に遅れたら、スピーディな行動

4.グリーンに近づいたら、アプローチ用のクラブを持っていく

5.バンカーは自分で均す

などです。

 


キャディーさんは、基本的には面倒見のいい人柄で、

ゴルフも好きで上手な人が多いです。

ミスしたとして、クラブの変更をためらうことはありません。


 
番に換えてきてもらえますか?」


とお願いすることは、迷惑行為ではありません。

毎回毎回では、まずいですが。




キャディー付プレーでの思いやり


どうしてもプレーが下手で、キャディーさんにすごく苦労をかけてしまう、

迷惑をかけているようで申し訳ない、という気持ちがあるなら、

朝のスタートホールで、チップを渡すといいでしょう。

だいたい、¥1,000~2,000が相場です。

また、プレー途中の売店で、飲み物か、おみやげを買ってあげるのも喜ばれます。

キャディーさんも人間ですから、サービスが格段によくなること請け合いです。

 



やっぱりキャディー付プレー


最後に、キャディー付プレーで本当に良かった、と思えるケースをお教えします。

もし、ホールイン・ワンを出してしまったら?

 

ゴルフを始めてすぐ、とか初心者ゴルファーでも結構出てしまうのです。

ゴルフ暦2年未満でホールイン・ワンを出した人が知り合いに3人もいます。

賢明なあなたは、当然ホールイン・ワン保険に入っていることでしょう。

しかし、ゴルフ場の従業員の証言とサインがないと、保険は下りません。

それで、泣いた人が何人もいます。


そんなとき、キャディーさんなら、当然証言とサインをしてくれます。

「自分なんかホールイン・ワンに縁がない」と思っていると、ソンしますよ(笑)。

1回出したあとに保険に入っても、次にいつホールイン・ワンがだせることやら・・・・・。

スイングの1パートの形状記憶練習法

100_0783.jpg

 

スイングのトップ・オブ・スイングの形です。

実際の動きでは、静止しているわけではありません。

力んだり、不安があったりすると、

トップの形がキレイに作れずにダウンスイングに入ってしまうことがあります。

写真の形を取り、1分くらい静止してみましょう。

それから普通にボールを打ってみます。

これを何回か繰り返すことで、カラダが正しい形を記憶するものです。

たくさんの生徒さんに実践していただき、

効果抜群の練習法です。


注意点は、肘やクラブヘッドが正しい位置におさまっているかどうか、です。

画像左のように、背中の壁ギリギリ当たらない位置が正しい位置です。

鏡で確認したり、誰かにチェックしてもらい、

正確な形を形状記憶させましょう。

パットの達人への道「グリーンの読み方」

ボールの曲がりの読み方


グリーンの読み方は難しく、読めるようになるまでに時間もかかります。

そして神経をすり減らす場所でもあるのです。


脳溢血で一番倒れる場所がグリーン上との統計も出ています。

グリーンでは、芝の生えている向き、長さ、グリーン面の傾斜などにより、

ボールは曲がりながら(滑りながら)転がります。


カップに沈めるためには、ボールがどのような曲がりで転がっていくか、

を予想しなければ、なかなかカップインできません。


この予想する作業を、「ラインを読む」と言います。

ラインとは、実体のないものです。つまり、

「見えないものを観る」

ということです。

では、ラインの読み方を勉強していきましょう。




自分が「読み切れる」ラインの精度を知ろう


ホールカップの直径は、約11センチです。

ここでは、ラインを読みきれる範囲を、2~3メートル以内、

カップ2つ分の約20センチとします。


パターの成功の3項目を考えてみましょう。

優先順位的には、1番は、「方向性」と思われるかもしれません。

1番は、「距離感」です。


こんな経験はありませんか?

たった10センチ程度の曲がり幅に意識を奪われて、

1メートルの距離を、2メートルも打ってしまった。

それも、カップにボールが触っていたのに、

強すぎる転がりのため、淵に弾かれてしまった。

その返しのパッティングも外してしまい、1メートルから、3パット・・・・・・。

これは、方向性は満点に近かったが、

距離感が0点。トータル3パットになってしまいました。

もし、距離感優先と考えていたらどうでしょうか?


ボールがカップをオーバーして30センチ以内で止まる距離感が

一番カップインの確率が高いと言われます。


上記の例で、距離感が100点、方向性が30点としましょう。

1メートルの距離ですから、

どんなに下手な人でも、1メートルを20センチも外れて構える人はいません。

仮に20センチ外れていても、距離感が30センチ以内に合っていたのですから、

結果は左右20、30センチ以内でボールは止まっています。

この残り距離なら、100%に近い確率でカップインできます。

この例で見ていくと、

やはり距離感優先だということがおわかりいただけるでしょう。


パターの距離感は、

「カップに届いたほうがいいが、前後30センチで止まる強さ」

と言えます。

そして2番目が方向性、

3番目に「ためらわない」ことです。

この3つを意識して練習していけば、必ずパターの名手になれます。


ラインを読む能力は、

「狙う距離のカップ前後30センチで止められる」

ことが基本になければなりません。


曲がるラインに対しての適正な距離感

     (度合い、程度、加減の難しさ)


曲がり具合を読む方法をお話していきましょう。

グリーン面の傾き具合で、ボールは曲がりながら転がります。

しかし、3メートルの距離に対して、5メートル届く強さで打った場合、

ボールの曲がり幅はかなり少なくなります。

もちろん、仮にカップにボールが触れたとしても、

弾き飛ばされてカップインすることはないでしょう。



反対に、3メートルの距離に対して、

2メートルしか届かない強さでカップを狙った場合、

曲がり幅は、予想以上に大きくなります。

ラインを読みきれるためには、

「狙う距離のカップ前後30センチで止められる」

距離感が前提となります。

そんな距離感なんてない?

では、今は1回でのカップインはあきらめましょう。

練習すれば、3メートルくらいの距離感は必ず会得できます。


ボールの曲がり具合を読む


ではいよいよ曲がりの読み方に移ります。

3メートルのスライスライン(右に曲がる)を例に取りましょう。

まず、「これ以上は曲がりっこないだろう」

という曲がり最大予想のラインをイメージします。


次に、

「最低限、これ以上は曲がるだろう」

という曲がり最小予想のラインをイメージします。

カップインするラインを、「トゥルーライン」と呼びますが、

ある程度のゴルフの経験がある人なら、

最大と最小の間に、トゥルーラインは存在することに気付くでしょう。

ここからの絞込みにより、1発でカップイン!が実現します。


 


ラインが”読める”カンとは?


「そこまではわかった。そこから先ができないんだ、カンが鈍いのかなあ」

と嘆き声が聞こえてきそうです。

距離感にしろ、曲がりを読むにせよ、

「カン」は必要です。では、カンとは?


私は、ゴルフでのカンは、かなりのレベルまで養えると考えています。

カンの養成のプロセスは、

1. 見当(こうなるだろう、と予想する)

2. 意思決定(よし、これでいこう!)

3. 実行(決めたことを、"やりきる"、というためらいのなさ)

4. 結果

5. 分析(見当との差を見る。3.の実行でのミスも分析材料)

6. データ・経験


「今やれること」は、いままでのパッティング(データ・経験)が元になり、

「今やったこと」は、これからのパッティングの読みに活かす。

上記の繰り返しが、「カン」と呼ばれる能力のアップにつながるのではないでしょうか。

 



さらにラインの読みを磨くために


グリーンに上がる前に、遠目から大まかな全体の傾斜や

アンジュレーションの情報を得ておきましょう。

そして、自分のボールからカップまでのラインを読む。

中には、ラインが反対に見えることもあります。

こんな場合、全体(グリーンの大きな傾斜やうねり)を考慮しつつ、

部分(自分のライン)を処理する、と大きな誤差は防げます。


部分の処理のコツもお教えしましょう。

先に、「曲がり幅を読みきれるのは3メートル以内の20センチ、

カップ2個以内程度」とお話しました。

それを前提に、

ボールからカップまでの曲がる予想ラインを描くときに、

カップの残像を利用します。

「○○センチくらい曲がりそう」

よりも、

「カップ2個分曲がりそう」

とイメージしたほうが、

鮮明に予想ラインを描けます。

仮にスライスラインとすれば、仮想のカップ2個分左にパターを向け、

そこに向かって打ちます。

曲がる放物線ラインの頂点が、カップ2個分左になる要領です。

距離感が合っていれば、放物線の頂点からカップに近づいて曲がっていき、

見事カップイン!となるでしょう。


上記の1.から6.までを繰り返し、カンをアップさせていけば、

3メートル以内から「平均2以下」の確率でカップインできるようになるでしょう。

確実に上達するパター講座

~ パターが巧くなる考え方 ~


第1章     打ち方やテクニックよりも、考え方(頭を使う)


パターが上手な人は、「ポンポン入れる人」、と考えがちです。

プロゴルファーの場合ですと、入れられなければ試合で

上位にいけませんし、勝てません。

もちろん、トップアマのプレーヤーや、シングルハンディのゴルファーは、

プロに近い考え方になり、「ポンポン入れる」ことを目指されると良いでしょう。


しかし、一般的なアマチュアゴルファーでパターが上手な人とは、

18ホールトータルでの、


「パター数が少ない人」


と考えてみてください。これは、アベレージゴルファー(スコア120~100くらい)の方々に

参考にしていただければと思います。

この段階の方は、1ラウンドで、だいたい40パット平均でしょう。


パターが上手になるには、

「入れない練習をすること」です。

え!と思われますか?

振り返ってみると、2メートルくらいの距離を狙いにいって、

なんと2メートル以上オーバーしてしまった。

結果、2メートルから3パット、4パットしてしまったという経験はどなたもあるでしょう。

「だったら最初から2パットでよかったのに」、と毎回?悔やむことになっていませんか。




■ パッティングの際の優先順位


パター数を減らすためには、まずショートパット(約2~3メートル)での考え方です。

打つ前に考えるべき優先順位です。

 


1に「距離感」

2に「決めたことをためらわずに実行する」(顔を上げない、迷いながら打たない等)

3に「方向性」です。



「1発で入れよう!」、より「3パットしないように」と考えることです。


■ 距離感のブレと方向性のブレ


実際、左右の方向性のブレよりも、前後の距離のブレのほうが大きいものです。

2メートルを左右に50cmズレて構える人は、超初心者でもいませんが、

距離感が1メートルもズレる人はざらにいます。




 「カップに対して構えない」ことです!


10メートル以上もあるロングパットなら距離感のブレは仕方ありませんが、

約2、3メートルくらいのショートパットで、方向性よりも距離感がブレて

しまっては(だいたい大オーバー)、2パット以内で入れられなくなります。

グリーン上は、大きなうねりから、細かな起伏、アンジュレーションばかりで、

完全なストレートラインの方が少ないのです。


初心者やパターが苦手な方は、「ラインに対して」真っすぐに構えられません。

「カップに対して」ばかり構えてしまう傾向にあります。


もしカップまでがストレートラインであっても、パターフェースをカップに真っすぐに合わせて

構えることができる人はとても少ないです。

ですから、ショートパットを、カップに真っすぐに構えてばかりいれば、

勝負をかけて1パット狙いに行くと残念ながら、外れてしまうのです。


今の腕前の段階(スコア120前後)では、「これは入れるぞ!」と思っても、

欲張らず2パットでいい、と考えることで、結局18ホールトータルでは

パター数が減っているものです。

 



第2章  効果の出る練習法


 「カップに入れない」練習を


ラウンド前の練習グリーンでは、ボールをカップの左右に

わざと外す練習をすることで、距離感が養えます。

2、3mの距離で、カップ周り前後左右に30~50センチ以内に

ボールを止める練習が効果的です。


感じがつかめたら、カップをオーバーさせて30~50センチ以内くらいで

距離感をそろえるようにしてみてください。

この練習で、ショートパットの3パットをかなり回避できるようになります。

だんだん距離を伸ばしていけばいいでしょう。


パッティングは、

「ラインに対して打っていく」

練習が必要です。


仮に、カップから10センチ右に曲がる(打つ人から見て)ラインであれば、

ラインをカップの左10センチに取らなければなりません。

パターフェース、スタンス、身体の向き、両目を結んだラインを

全てそのラインに平行に合わせ、カップに向かって打ってはいけません。


練習パットで、カップに対してばかり打っていくと、

曲がるラインに対して苦手意識が強くなります。

カップの左右に狙い通りに自在に外せれば、

それはラインに対して構えられていることになり、

またラインの上に打っていることになります。

もし、ストレートラインで、カップを狙えるチャンスならば、

カップを狙って入れられます。


 ラインに対して構え、ライン上に打ち出しましょう


では、「カップを外して打つ」を考えてみましょう。

「カップの右20センチを狙ってください」より、

「カップ(もしくはボール)2個分右を狙ってください」

と、私もレッスンでこういう狙い方のアドバイスをします。


アベレージゴルファーの心理として、

「曲がるのはわかっているんだけど・・・・」、打つ瞬間、

どうしても本能的にまっすぐカップを狙って打ってしまうようです。


カップやボールは、その残像をカップのすぐそばにイメージしやすいでしょう。

アベレージゴルファーでは、カップもボールもだいたい2個くらいの

残像までがイメージできる限界でしょうか。

これ以上曲がるラインですと、誤差も増えてきますし、慣れてないと、

なかなかイメージ通りカップを外して狙っていけません。

この「外しているつもり」の練習が案外入ってしまうことがあるのです(笑)。

なぜなら、まだ正確に曲がるラインに構えているとは限らず、

パターの動きも不安定だからです。

つまり、ミスとミスが偶然重なって、「入ってしまった」ことになるのです。


距離感がつかめるようになったら、コース本番では、

現時点ではカップ2個分曲がるラインまでを

カップインできる射程圏内、ととらえて挑戦していきましょう。

それ以上曲がりそうなラインは、かなりのイメージング力が要求されます。

そんな場合は、2パット狙いで、「とりあえず打ってみる」か、

上手な人にラインを聴くのが一番でしょう。


■ パターマット練習は効果的?


自宅では、パターマットで練習するのがポピュラーでしょうか。

パターの「動かし方の練習」としては効果的です。

しかし、コースでは、パターマットのようにラインが引いてありません。

私がおすすめするのは、ご自宅にじゅうたんが敷いてあれば、

コップなどを置いて2~3メートルの練習をすることです。


ボールを、コップの脇を通過させて、30センチ位で止めるようにします。

勢いよくボールをコップに当てるより、距離感が身に付きます。


コースに行ったら、朝の練習グリーンで同様の練習をしてみましょう。

時間があれば、距離を伸ばしていきます。

10メートル以上もある距離は、今は3パット狙いにしておくのが無難です。


コースでは、緊張もあります。初心者は、

「わざと入れないつもり」くらいが、かえって入ったりするものです。


2、3メートルの距離でも、1回で入れたい、より、

「3パットにしない」と考えて 打ったほうが

18ホールトータルすると、パター数が減っているでしょう。


つまり、「カップに入れない練習」がトータルパター数を減らすのです。

パターが巧い人は、カップを狙いにいっても、

外れたら必ずOKの距離には外します。


■ "狙って入れる"には?


初心者のゴルファーが、常にOKをもらえる距離に「狙って外せる」ようになったら、

「狙って入れる」練習をすることにレベルアップしていくといいでしょう。

(やはり2、3メートル以内まで)


2パットでいい、と思えると硬くならずに緊張も和らぐので、

結果的にスムースにパターが動き、 たまには1回で入ることがあるでしょう。


2パット狙い、が結果1.7回平均くらいになり、

3パットが2.5回平均になっていることでしょう。


■ その他のパター練習法


パットは、「入れたい!」ではなく、「入った」と鮮明に

イメージ、実感できれば必ず入ります。

当然、カップに入れられる技術的な根拠、構えや打ち方を

客観的に見て「入る」根拠がなければなりませんが。ここがポイントです。


プロのパッティングは、まず、「入れたい」と願い、

そこから「入った」と実感できるまで素振りをしながらイメージングをします。

わずか10秒以内くらいに、です。プロゴルファーといっても人間ですから、

どんな距離でも入れられるわけではありません。


4、5メートルくらいまでなら、かなりの確率で成功イメージが描けますが、

アベレージゴルファーですと、2メートルをイメージするのが限界でしょう。

もちろん、練習と努力次第で上級者がイメージできる距離に近づいていけるのは

言うまでもありません。

ゴルフレッスンを上手に吸収するための考え方

多くのゴルフ理論の「標準」とは、プロゴルファーを基準としており、教科書的な「標準」は、

一般的な生活を送っているアマチュアゴルファーにとって、「最高度」ととらえたほうが

いいと思われます。


 

プロゴルファーや、アスリート系のゴルファーから、身体能力が劣っていく度合いに応じて、

「標準・基準」から差し引いて各自に適用していくことが望ましいでしょう。

自分の身体能力(ゴルフでは、柔軟性、瞬発力、筋力、持久力やスタミナなど)をよく見極め

ての目標設定や、練習メニューを考えないと、尊い努力が報われなくなってしまいます。

これを、全ての前提として考えると、自分の目指すべき目標を見失わないでしょう。


悩めるアマチュアゴルファーの救世主、倶楽部ゴルフジョイは、この考えを基準に

個人個人に合った練習カリュキュラムを作成し、レッスンを進めています。

上級者ゴルファーは、もちろんこの考え方より、「度合いや程度」をアップしてください。


                 1.


 

ゴルフでの身体の動かし方、動作の種類、関節が動く方向などは、

人間としてはみんな同じです。

石川遼選手も、宮里藍選手も、あなたも同じです。

しかし、それらが動く範囲、程度、度合い、スピードには個人差があります。

簡単に言えば、柔軟性に乏しい人は、範囲、程度、度合い、スピードが

小さくなると考えていいでしょう。


よって、自分の「こうやりたい」という願望と、上記の項目がだいたい合っていないと、

練習の成果が見込めなくなってしまいます。

つまり、「憧れ」でゴルフを考えないということです。


憧れを、否定するわけではありませんが、 自分の身体能力や練習状況、ゴルフへの熱意を

総合的に考慮して「分相応」を目指さないと、

常に自分のゴルフへの不満が解消されません。

ゴルフを楽しむことができなくなってしまいます。


自分のゴルフの総合力(身体能力、ゴルフの環境等)= ゴルフの到達可能目標


を見極めましょう。もちろん、ゴルフの総合力とは、あなたの努力次第でアップしていけま

す。 当然、ゴルフの目標も上方修正していけることでしょう。


                   2.


 

ゴルフスイング(何度打ってもナイスショット)とは、

「制限の範囲で動かす」

と考えてください。クラブの通り道、腕の動く方向、ボディの動かし方など、

ナイスショットはかなり制限、限定された身体の動きです。


つまり、「ここはダメ、そこもダメ」ということで、

「ここしかない」、というクラブと身体の動きなのです。


意識としては、かなりきゅうくつな感じがしますが、私たちは、ボールに対して、

「ここはダメ、そこもダメ、ここにだけ飛んでちょうだい」と要求します。


なので、飛んでいくボールを生み出す私たちが、

「ここはダメ、そこもダメ、ここしかない」という動きをしなければならないのです。


               3.

 


ゴルフスイングは、意図で身体を動かすより、イメージで動かすことを理解しましょう。

「こう打とう、こう動かしたい」ではなく、

 


「こう動いている、こう動いてくる(と信じて)」です。

 

正しいスイングを身につけるためには、まずクラブは、

どこに上がってどう降りてきて、どこに振りぬくのか、という知識がなければ始まりません。

さらに、そのためには、どう構えて、どうグリップするのか、

肘や手首、腰や肩などはどう動かすのか、ということを、

「できる、できない」

ではなく、まずは頭で覚えなければなりません。

これくらいの項目をおぼえるのに、さして苦労は要りません。


身体の各部がどう動くか、という知識がなければ、

ナイスショットが出せるスイングは決してできるようにはなりません。

正しい知識があれば、できるようになる可能性は確実に上がります。


「なんとなく、こんな感じ」では、ゴルフの上達の可能性は、かなり低くなっていきます。

「こうしよう」という動かし方の意図は、スイングの正しい軌道に

軽く誘導してあげるくらいの意識でいい。

クラブの重み(スイング中の遠心力)を感じることが、イメージで動くということです。

イメージの元は、知識です。

知識がなければ、イメージも曖昧ですし、間違った知識だと、イメージも間違ってくるのは

当然です。


反復運動により養った「無意識」が、知識とイメージの橋渡しをしてくれます。

「こう動かそう、こうやろう」という意図が勝ってしまうと、

クラブヘッドが正しい軌道から脱線してしまいやすいです。


グリップを柔らかく持つと、クラブヘッドは正しい軌道には乗りやすくなります。

ゴルフは、「こうやろう」という意図や意思よりも、


「こうなってくる」「こうなっている」


というイメージのほうが優位になると、どんどん上達していけます。

最優先事項は、「正しい知識」です。正しい知識が、良いイメージの元になります。

ゴルフが上達しやすい考え方

ゴルフの動きや構えは、ほとんどが、

「日常生活にない動作や感覚」  です。

よって、最初からできないのは当たり前ですし、習ってすぐに出来るようにはなりません。

始めた年齢(仮に40歳、60歳であっても)で、初めて体験する動きであり、感覚です。


遅くから始めた分、それは「仕方なかった」、と割り切らないと続けられないことでしょう。

そうすれば、納得もできるかもしれません。上手で正当な言い訳も自分をラクにします。


ゴルフの上達には「繰り返し繰り返し」、「間を空けない反復」が大事です。

毎日たとえ数分でもいいのです。

さらには、「こうだったかな」と動きをイメージするだけでも習った感覚が、

消えていくのが少しは防げます。


もし、それさえも出来なければ?

そこまで忙しい人は、ゴルフの上達は、「縁がなかったもの」とあきらめましょう。

(何もボールを打つことだけが練習ではありません)。

ストレッチをする、レッスンで習ったこと、ノートを取ったことの復習、グリップやボールの位置

の確認は部屋でもできます。

 
 

よく、「私は素質がないから」「運動のセンスがないから」と言う人がいます。

そうです。ゴルフは素質とセンスのスポーツです。

ですが、素質やセンスが必要なレベルは、プロゴルファーや、

それに近い上級者くらいです。

「人並み + アルファ & ゴルフを楽しめる」

くらいになるのに、素質やセンスの不足は、

熱意や向上心で補えます。

正しいゴルフの知識と理解、継続した少しの練習で十分です。(それが一番大変のようですが・・・・・。)

 


ゴルフ上達のプロセスは、楽器の上達のプロセスに似ています。

習ってすぐに弾けるようにはなりませんし、反復練習しないと一向に上達しません。


週に1回1時間、ヤマハ音楽教室でピアノを習う。

来週のレッスンまで、予習復習、自習練は全くなし。

これでいつ弾けるようになるでしょうか??


 

 

車の免許がある、自転車に乗れる、で

「人並みのゴルファー」にはなれますからご安心を。


ここで小言ですが、「人並み」にゴルフを勉強したか、ということを

自問自答してみてください。


多くのゴルファーが「忙しい、疲れた」と言って「人並みの勉強と努力」に到達していません。

疲れた、忙しい、のが悪いのではありません。仕方ないことです。

だから、「人並み」って大変ですよ!


「暇はあるけど、(ゴルフの)時間はないのね~」と皮肉られないようにしましょう(笑)。

               2.


ここで、ゴルファーの人並みの基準スコアを見てみましょう。

大まかな基準ですが、男性で1ラウンド100、女性で120くらいでしょう。


ゴルフ上達には、素質より、ご自分のゴルフの環境作り

(ゴルフに費やせる時間、労力、体力、金銭面)

でしょう。

とかく、素質に目が行き勝ちですが、

上記のような環境を整えるというゴルフの「総合力」が

素質の不足を補って余りあるのです。


あなたにとってゴルフの上達がどの程度必要なのか。

ゴルフは生活の中での優先順位は何番目なのか。

優先順位の高さと上達は比例するのは言うまでもありません。


ゴルフの直前・最中・直後だけ、急激にゴルフの優先順位が上がる人がいますが、

まるで、弾いたこともない楽器を

「来週までに発表会で弾けるようにしてくれ!」

と言っているのと同じでしょう。

               3.


おぼえなければならない(おぼえれば済む、と考えるべき)基本事項こそが

ゴルフの基礎になります。

つまり、初心者から中級者の基礎とは、「ゴルフの必須知識」と、

その知識に則った練習です。


それは、地道で面倒くさいものです。

だから皆さん、「ゴルフの基礎」を省いて、応用から始めているようなもの。

正しいことを積み重ねた分量+素質やセンス(不足している人は、熱意ややる気)。

さらには工夫が必要でしょうか。


工夫とは、どうやれば練習に足を向けるか、細切れの5分10分の時間にできるゴルフの

練習をするかを考えることです。

また続けられる計画、さらには楽しい計画や目標でやる気を維持させていく、ことも

工夫の一例です。


               4.


初心者の頃のゴルフは、「ああやろう、こうやろう」よりも、

「これはダメ、あれはダメ」「これしかない」と考えたほうが理解も早く、上達するものです。

なぜなら、「飛んでいくボールのゆくえを限定したい」からです。

つまり、狙ったところにボールを飛ばすには、クラブの動き、身体の動きは、

かなり限定されてくるからです。


なにやら、堅苦しく感じるかもしれませんが、

私たちは、ボールに堅苦しさを要求するのではありませんか?


「右に左にも飛んじゃダメ!ゴロもダメ! 」

「真っ直ぐ高く、旗のすぐそばに飛んでちょうだい!」


そのためには、

「限定された、これしかない」

という動きをしなければなりません。


「これしかない」が体感できたことが、ゴルフスイングの基礎が身に付いたことであり、

その基礎の大きさや深さが、大きな応用に拡がっていくのです。


「こうしたい、ああしたい」という自分の意図は、

自分の動きに自覚や納得が持ててから入れるべきであり、

言い換えれば、

「ゴルフの基礎ができてから」

と言えます。


ゴルフの基礎とは、自分のゴルフの姿、形を客観的に解っていることです。

解っていてもできない、のが普通ですが・・・・・。

ここからが応用になっていきます。


ほとんどのゴルファーの皆さんが、ここまでの段階に到達していません。

例えていえば、「ゴルフの義務教育」が身に付いていないのです。


一般的に、義務教育とは、

「これはダメです。こうしなさい」ということでなないでしょうか(プレーの仕方も含めます)。


ゴルフの義務教育が身に付けば、「ああしてみよう、こうしてみたい」と

意図してやっても、各自、基本や正しい線から外れないで上達していきます。

それこそが、「個性」というものです。

ゴルフでは、正しい基本が下地にない個性など、決して上達していきません。

(例外として、子供の頃の心身の柔軟性の高い時期から始めていて、
 かつ良き指導者の下でなら変則の名人、があり得ますが)


「義務教育(ゴルフの基本)」ができていないのに、

「ああしたい、こうしたい」を進めていくと、

「我流」「変則」になってしまいます。


「我流」「変則」でゴルフの年数を重ねてしまうと、気付いたときには、「手遅れ」で、

我流、変則のままやっていくしかなくなるのです。

我流、変則は、まず「スイングの形が不恰好」だし、

「一生懸命振っているけど、飛ばなくて曲がる」のです。


我流、変則だと、膨大な年数とかなりの練習量で、「人並み」までは行くかも

しれませんが、上達の頭打ちが早く訪れます。


               5.


アマチュアゴルファーの現状で、私の言う基礎が出来ている人は極めて少ないです。

できなかったのではありません。やらなかった、続ける根気が足りなかったからでしょうか。


つまり、ゴルファーの最高の資質は、

「地道なこと(練習)を愚直に続けること」

と言えます。

「誰でもできること簡単なことを、誰にもできないくらいに」

やった人が、人並み以上に到達できる人でしょう。

ゴルフの基本作りは、地味で面白みがないかもしれません。

しかし、急いで先に進んで、一時「昇った」と思うときがあるかもしれませんが、

「錯覚」というものです。

階段は一歩づつ登りましょう。

4段飛び、5段飛びで一時抜きん出ても、息切れしてつまずいてケガをしてうずくまっている

間に、一歩一歩確実に来た人に抜かされてしまいます。


4段飛び5段飛びで上がっていって、「錯覚の上達」を味わった人は、

なかなか一歩一歩の練習に移行できません。

一攫千金型思考では、ゴルフの上達は極めて低いと考えてください。

 

ゴルフの上達は、楽器や語学の上達のプロセスと同じようなものなのです。

斜面からの打ち方。「つま先下がり」

100_0219.jpg

地形的に、前回のつま先上がりの正反対になります。セットにしておぼえてください。
多くの方は、トラブルからの脱出で余裕を無くしてしまい、ポイントを忘れてしまうようです。しっかり記憶して次回のラウンドで試してみてください。

まず、構え方です。

1.普通の長さで持つ。つま先上がりと違い、ボールが身体から遠ざかっています。きちんと
  ヒットしようと短く持つ、という考え方はOKですが、ここでは短く持たないでください。

2.フラットな地形の倍は腰を落として構え、前のめりにならないように、かかと体重にする。

3.ボールの位置は中央に置く。

ミスの傾向も知りましょう。そうすることで、逆にミスを防ぐことができます。
つま先下がりからのミスは、ボールがフラットな地形より遠ざかっているため、クラブヘッドが届かなくなり、ボールの頭だけを打ってしまいゴロになって転がってしまうのが多いです。極端には空振りになることもあります。

振り方は、前へつんのめらないように、下半身をかなりしっかりさせ、上半身と腕だけでスイングします。バランスを保つには、足腰の強さが必要なので、自信のない方は大振りは禁物です。

PAGE TOP