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ゴルフが上手くなる記事

vol.69 パッティングの基本技術・打ち方の確認

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

 

vol.69
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

 

いろんな打ち方があっていいと思いますが、自分流スイング作りでは、
「これだけは守りたい」というポイントがあります。

 

2017626212454.jpg

 OK

球が止まるまで、前傾姿勢を崩さない

 

2017626212847.jpg

× NG

球が止まるまで、グリップをほどかない。

 

 

2017626212713.jpg

 OK

しっかり顔が残っているので、芯をヒットできる。

 

2017626213118.jpg

× NG

前傾姿勢が崩れてしまうと、芯を外しやすい。

 

振り幅と、肩や手首の使い方

パッティングの打ち方は、バックスイング1:フォロー1の、
左右対称の振り子運動を基準とするといいでしょう。

ここから、

■ バックスイングが大きく、フォローが少ないタイプ

 バックスイングが小さく、フォローが大きいタイプ

で、打ちやすいフォームを作っていくといいでしょう。

 

振り幅だけ、またはインパクトだけで、距離感をつかもうとする打ち方はおすすめしません。
最大限かたよっても、7:3、または3:7くらいまでです。

両方の要素の、どちらが多いタイプなのか動画などで撮影して判断してみてください。

 

■ 振り幅型 ⇒ メカニック派

■ 打感の強弱型 ⇒ 感覚派


でしょう。
またパッティングでは「手首は使わないで、肩で動かす」と言われています。

手首の動きでパターを打つとスナップが入り、思わぬ距離が出てしまうことがあります。
手首を絶対使ってはいけないと、キツくグリップするとフィーリングが消えてしまいます。

グリップする強さは、パターの重みを感じられるくらいの強さがベストです。
ロボットみたいに、手首や肩、ひじを固め過ぎるのもよくありません。
軽く手首を使う程度ならオッケーです。


 

下半身の使い方

下半身は、できるだけ動かさないようにしたいです。
 

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クラブを足に立てかけてストロークしても、
クラブがグラグラ動かなければオッケーです。

 

201762623101.jpg

首のつけ根を意識して、手首、ヒジ、肩を一体化して動かします。
このように、クラブを脇にはさんで練習すると、感覚が身につきます。

 

2017626231037.jpg

打った後も、すぐに顔を上げずに、
球が止まるまで頭を起こさないように転がりを見つめます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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パターヘッドは、球の赤道付近を打ち抜くようにしてください。

 

201762623266.jpg

パターの芯と、球の芯が合っている瞬間は、
パターヘッドが地面から
1センチくらいは浮いてインパクトしています。

 

     ↓ ↓ ↓

 

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このように、マーカーやコインを置いて
当たらないようにパッティングできれば合格です。

 

 

 

 

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vol.70 パッティングの距離感の出し方

100切り達成自分流スイング作り・オンラインレッスン

 

vol.70
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長い距離からの3パットを減らすには、方向性よりも距離感のアップです。
 

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パター振り子運動をしてみてください。

大きく振ったテンポ
小さく振ったテンポ
中間の大きさのテンポ

振り子を身体の動きと合わせてみましょう。
まず、大きな動き、小さな動き、で違いを比較します。そして中間の動きを感じてみましょう。

考え方としては、ストローク中に、なるべく自分の意図を入れないことです。

 

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例えば、このように極端に大きく動かしたり、小さくパチンと叩くだけになってしまう極端に意図が入った打ち方だと、インパクトにムラが出てしまい、なかなか距離感が安定しません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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基本的なパッティングストロークがわかったら、
ボールの転がりを確認しましょう。

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振り幅の目安は、

.大きい振り幅

.小さい振り幅

.その中間の振り幅

の3つでいいでしょう。

それぞれの振り幅で、球の転がるスピードを目に焼き付けていきましょう。

 距離感を身につける練習方法

① まずは、大きい振り幅でパッティングしてみます。
   だいたい10mくらい転がるのをイメージ。

② 次に、中間の振り幅でパッティングしてみます。
   だいたい5~6mくらい転がるのをイメージ。

③ 最後に、小さい振り幅でパッティングしてみます。
   だいたい2~3メートル転がるのをイメージ。

 

flagワンポイントアドバイス

スタート前の練習グリーンで、どのくらい振れば、どれくらいのスピードで転がるかを、
目と手にしっかりと記憶させてください。
できるだけ時間をかけて練習し、距離を細かく打ち分けられるようになりましょう。

 

 

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vol.71 ロングパットの距離感の合わせ方

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

 

vol.71
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10メートル以上の長さでは、いきなり距離感を出そうというのは難しいですね。
100 切り達成自分流スイング上達塾の距離感の出し方を伝授しましょう。


 

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これだけ長い距離を、2回以内でカップインできるようになったら、上級者も驚きの腕前です。

倶楽部ゴルフジョイでは、ロングパットのレッスンに力を入れています。ロングパットは、
分割払い・ローンを組む」という”支払い”、”返済”という考え方をしていくとわかりやすいです。

15メートル~20メートルもある長いロングパットの距離を、
いきなり「どうやって距離を合わせるの?(= 一括返済)」と悩まずに、
まず、自分の腕前に応じて、何回ローン(何打でカップインさせるか)にするかを決めるのです。

 

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球の転がりが完全に止まるまで目線は切らない。

100切り達成を目指すゴルファーが、15メートルもの長い距離(ローン)を、
1発狙い(一括払い)は論外としても、2パットという返済回数は妥当でしょうか?

倶楽部ゴルフジョイでは、10mを越えるロングパットは、3パット狙いをすすめています。
無理して2パット狙いをすると、4~5パットしてしまうリスクも生まれ、
”延滞利息(3パットで済んだところを、1~2打余計に打ってしまう)”を払うハメになってしまいます。

 

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ポイントは1つ。「リズムよく振ろう」

 ロングパットは、頭金(1打目)をいかに払うか(しっかり打っていく)で、”繰上げ返済”のメドが立ちます。
パッティングでは、”延滞利息”を払っている人のほとんどが、
頭金を払わない打ち方(大ショート)
になっています。

ロングパットは、「1打目は打つ!」という勇気と距離感を合わせていく技術。
これらを、100切り達成上達塾で伝授していきましょう。

 

 

ロングパットは、ほとんどショートする傾向

距離感をよくするには、カップをオーバーさせることからです。

最低限半分は打つ!と強く思いましょう。

1打目を、いかに”計画性”をもって打てるかが、ロングパット成功のポイントです。

 

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ラインや方向性ばかりに気を取られると、
1打目が半分しか打てなくなることが多いものです。

 

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仮に、ここでの距離が10mとしましょう。
全体の距離の半分の地点に立って、
「5メートル」と「5メートル」と、
2分割して眺めると、
難易度が半分に感じられる(そう思い込みたい!)。

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「10mという難問」も、2分割すれば、
”難易度は半分に減る”と楽観的に考えることで、
リラックスしてパッティングができるでしょう。

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半分の地点から、カップまでの距離をさらに2分割してみる。
ここまで打てれば、全体の距離の75%。
2パットの可能性が出てきます♪

「75%付近」で、転がりが弱まってきたら、
傾斜や芝目の影響を受けやすくなるので、

ラインを読むときは念入りにチェックしましょう。

 

 

 

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どのくらいのヒット感・タッチで
打てばいいかをイメージします。

球の位置に戻ったら、イメージが消えてしまわないように、
なるべく早く打ちましょう。

 

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100切り達成では、ロングパットは、
3回のうち1回は2パットでおさめたい。

気をつけることは、無理して2パットを狙いにいって、
4パットしてしまう
ことです

 

 

 

 

 

 

ロングパットの距離感をつかむコツ

 

20177619583.jpg

確実に入れられる距離はどれくらいでしょうか?

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OKの距離は、だいたい40センチくらいと想定。

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カップの直径は、約11センチ。

 

 

直径約90センチの円の中に入れるイメージを目指す

 

20177620226.jpg

約90センチがキーワードです。

OKの距離が40センチくらいを想定していますので、カップを中心として、
40センチ + 40センチ 
+ 11センチ = 約90センチ

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カップを中心に左右40センチの直径90センチに寄ったイメージ

201776202650.jpg

この直径約90センチのイメージの円が、「OKサークル」になる。

 

「OK」の距離は、”これは外さないだろう”という距離のことは周知のことです。
逆に、「まだOKできない」と言われたら、
あなたは、それを外すかもしれない”と思われているのでしょう。

倶楽部ゴルフジョイのレッスンで、ショートパットをマスターし、
ことごとくカップインしてやりましょう!

 

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      私におまかせください!

 

 

 

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vol.72 パターが上達できる練習法

100切り達成自分流スイング作り・オンラインレッスン

スタート前に試してみると、カップインの確率が大幅にアップ!


vol.72
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~パターヘッドをスクエアにセットできる練習法~

 

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① 写真のように、1~2mの平らなラインを見つけます。

② 下敷きなどの端を、カップまでのラインに対して直角に置きます。
  パターヘッドがスクエアにセットできます。

③ スタンスもスクエアに調整します。

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~スクエアにインパクトする練習法~

インパクトでスクエアにヒットできない方に効果的な練習法です。

ラインと直角に、ティを2本刺してパッティングします。

           

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練習の後は、ティの穴は直しておきましょう。

 

 

~数珠つなぎ練習法~

 

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練習グリーンで、球を4~5個ほど用意してください。
一直線上にほぼ等間隔に並べ、順番に入れていきます。

201772233616.jpg

「入る」という小さな自信を積み重ねていく練習法です。
ショートパットが苦手な方にとても効果があります。

 

golfワンポイントアドバイス

数珠つなぎ練習法は、最初の1球目の置く距離は、カップから30㎝くらいが望ましいです。
4~5個で1セットです。

1球打ったら、真横に移動しながらリズムよく打っていきましょう。
3~5セット連続して、1球も外さなければ、かなり自信がつきます!

 

 

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vol.73 曲がるラインのパッティング

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「読み方」と「打ち方」のどちらかが悪ければ、曲がるラインを入れるどころか、寄せることすらできません。

 

vol.73
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2017722201047.jpg

必ず「カップよりも高い側」に打ち出していくこと。
どうしても、カップの方に打ち出してしまいやすい。

2017722201122.jpg

直径約90センチの“OKサークル”に入ればいい、と考えて打つ!
 

曲がるラインでは、「球に対して構えない」ことです。
打ち出していくラインに対して構えることです。

 

曲がるラインの読み方と狙い方

2017722201333.jpg

「これ以下の曲がり幅はないだろう」
という最小予想曲がり幅の頂点(黄色の球)

2017722201249.jpg

「これ以上は曲がらないだろう」
という最大予想曲がり幅の頂点(オレンジの球)

 

曲がるラインの打ち方

2017722201413.jpg

両者(オレンジ球と黄色球)の間に「入るライン」が存在するはず。
どこまで絞りこめるかで、カップインの確率が上がっていく。

最大曲がり幅予想地点と、最小曲がり幅予想地点の
間に向かって打っていく。
注意点は、曲がり幅
ばかり気にして、
タッチ(強弱)を忘れてしまうことです。

グリーンの速さの変化によって、ラインの曲がり幅も変化します。
グリーンのスピードを基準にラインを読んでいきましょう。

グリーンのスピードは、プレー当日のスタート前の練習グリーンでチェックするしかありません。
当日のスコアの良し悪しは、練習グリーンで決まってしまうと言ってもいいでしょう。

 

 

 

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vol.74 曲がるラインと下りのパッティングの実践編

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vol.74
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約2メートルのスライスラインという場面です。

 

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スライスラインは、パターヘッドをカップの方に出しやすく
カップの右に外しやすいものです。

スライスラインでは、パターヘッドはカップの左に出していき、
球もカップの左に打ち出していきます。

 

スライスラインを入れるちょっとしたコツは、
インパクトで、真っ直ぐなラインよりもトゥ側を

少しだけ返して(左に向ける)あげるといいでしょう。

スライスラインを決めるコツ

インパクトの瞬間、パターヘッドをカップの方向に出さず、打ち出しライン上に出すようにする。
球から15~30㎝以内に打ち出すスパット(目印)をイメージすると良い。

 

 

約3メートルのフックラインという場面です

 

2017828125319.jpg

フックラインは、より傾斜が強くなると、
カップに対してお尻を向けることになってしまいます。

カップが見えにくくなってしまうので、
インパクトの瞬間、どうしても顔が
早く上がってしまいやすいのです。

スライスライン同様、曲がりの頂点に向かう
ラインに対して打ち出す
ことがポイントです。

 

≪フックラインを決めるコツ≫

フックラインの構えでは、カップが見えにくくなる。
インパクトの瞬間、ヘッドアップしないように心がけたい。
ややトゥ側でヒットしてあげると、ラインに乗せやすい。

 

 

 

キツい下りの場面です

下り傾斜の度合いにもよりますが、カップの手前で止めるイメージを持ちましょう

 

201792122550.jpg

下りのパッティングは、見た目の距離よりも
勢いがついて転がってしまうのです。

カップ手前に芝の色が変わったポイントやゴミなど、
目印になるようなモノを見つけます。

ここでは、オレンジボールを目印の外側に置いています。

 

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目印の球までの距離感で打てば、後は惰性で届いてくれるでしょう。
加速してしまったら、「止まってくれ!」と念じるしかありません。

特に強い下り傾斜の場合は、インパクトで
球を1~2回転だけさせるイメージで!

 

【まとめ】

曲がるラインの注意点は、

■ カップに向かって構えない。
■ 打つ瞬間にカップに向かって打ち出さない

ことです。

 

下りのラインは、グリーンのスピードによりによりますが、
よほどの傾斜でなければ、そんなに恐れることはないでしょう。

 

 

 

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vol.75 ロングパットの距離感を養う

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距離感を養う練習法

この練習は、打ち出しから球が止まるまで、どのくらいのスピードで
球が転がっていったかの距離感が映像で記憶できます。
特に、打ち出しのスピードを記憶しておくことで、距離感が確実に高まります。

 

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練習グリーンで無造作に適当な距離を打ってみる。
ポイントは、目標を見ながら打つこと。

打ち出しから止まるまでどのくらいのスピードで
転がっていったかの映像が残りやすくなる。

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打ち出しのスピードを映像で記憶しておく。

球が止まるまでの秒数を数えておくと、
距離感を身体に刻みこめる。

 

 

ショートしない打ち方

ロングパットでショートしてしまうと、ガッカリしてしまうものです。
3パットの可能性が高まってしまう不安に襲われます。

ショートしない、球の転がりを強める打ち方をお教えしましょう。

 

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左足体重にしてハンドファーストの構えを強める

通常の構えよりも強くインパクトでき、
長い距離でもショートしなくなるでしょう。

 

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通常より鋭角に上げていく

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フォローは小さく、上からヒット!


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vol.66 アプローチの打ち方は、手首を固定すべきなのか?

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vol.66
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アプローチの手首の使い方の実際


グリーン周りのアプローチショットを失敗すると、すかさず、

手首を使うからだよ」「手首の使い過ぎ

と、言われたことはありませんか? 
一番自在に動く手首を固定してスイングすることは、他の部位にかなり負荷がかかります。
 
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ここをしっかりと固定してしまい、
ロボットのようなスイング動作に
なってしまっているゴルファーを
多く見かけます。

 

 

ピッチングウェッジやサンドウェッジは、非常に重たいヘッドがシャフトについています。

「手首を使った変な打ち方の初心者の頃の方が、アプローチはもっと寄っていたのに・・・」

と、実感しているゴルファーも多いことでしょう。 
 

身体の他の部位に負荷がかかるとは?
プロや上級者は、アプローチショットで手首を、

■ 完全に使うことを抑える
■ わずかに使う
■ かなり使う
 
の3種類を、文字通り使い分けていきます。
通常は、アプローチショットで手首を使うことは悪いことのように思われているようですが、
決してそうではないことを、まず理解してください。手首の悪い使い方と正しい使い方があり、
両者の違いが理解できるよう解説していきます。
 
 
 
「手首の動きを完全に抑える」と、腹筋や背筋、太ももに結構な負荷がかかります。
フィニッシュでは、ほぼ全体重が左足にかかり、
スクワットをしている感覚に近いでしょう。
 
ほとんどのゴルファーが、この負荷を嫌がり伸び上がってしまいます。
だから当たらない、そして手首をコネるように使って小手先で当てようとします。
 
手首の動きを抑えた打ち方のメリットは、
■ インパクトゾーンの入射角や最下点が安定し、
■ 出球の高さやスピンの量が一定化・安定化し、
■ 常に同じ弾道が打てるようになります。

手首の動きを抑えた打ち方のデメリット(注意点)は、
■ 「抑える」という言葉のイメージから、手足をガチガチに固めてしまう。
■ 結果、力んでミスになってしまうことです。
 
 
ここが我流スイングへの落とし穴だった!
ゴルフの技術を伝える表現は大変難しいものです。
アベレージゴルファーのみなさんは、「手首は使ってはいけない」と、
強制的な制限をかけられたような感覚”になっていないでしょうか?
 
 
「アプローチショットは手首を固定して打て」という定説の逆の意味は、
普通にアプローチのスイングをすれば、手首を使ってしまうもの
ということなのでしょう。
 
だから、「使わないように」と伝わってきたのだと、私は推測していますが、
ここが我流スイングへの落とし穴になっているのです。
 
ピッチングウェッジやサンドウェッジのような、
細いシャフトの先にあれだけ重いヘッドがついているのだから、
そもそも手首を使ってしまうのが普通だと考えてみてください。
そう考えられたら、いずれ「手首を使わない」アプローチショットができるようになります。
 
自分流スイング作りでのアプローチショットの考え方は、「手首を使ってはいけない」と考えず、
アプローチが巧くなるほど「手首は使いたくなくなる」のです。
 
 
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【手首の動きを抑えた打ち方】

ここを理解せず、定説を信じて
ロボットのようなアプローチショットを
続けていれば、いずれはアプローチイップスという
手が動かなくなる「ゴルフの病」にかかってしまいます。

 

これは、我流スイングよりももっと怖いことなのです。
 
 
手首を使わない打ち方の実際
手首を固定してスイングする方法ですが、相当練習を積まないと、
フットワークや腰の動きが難しく、ロボットみたいな動きになってしまい、
かえってミスしやすくなるでしょう。
 
201810115338.jpg

【手首を少し使った打ち方】

本来「動いてしまう」手首を軽く使ってあげれば
スムースなスイングができます。

左の画像の打ち方は、手首が使われていますが、
これくらいは問題ありません。

100切り達成を目指す自分流スイング作りでは、
アプローチショットで手首を固定することにこだわりません。

 

しかし、手首の使い方にも「これくらいまで」という目安があります。
 
 
自分流スイングへの転換のコツ   
自分流スイング理論からアレンジしたアプローチショットの打ち方をみていきましょう。
構え方が大きなポイントです。アプローチショットは、
構え方で結果がほとんど決まるといっても過言ではありません。
 
ポイントは、
 
201810115454.jpg

 1.「小さい前へならえ」の形から、

201810115557.jpg

 2.ソールできるまで前傾していきます。

ヒジとワキは、軽く接触していることがポイントです。

201810115721.jpg

3.球の位置は、つま先から靴一つ分程度の間隔。

球と身体との間隔が遠すぎると、
手首の動きが過剰になりやすい。

ヒジをワキに固定して手首を使うのなら、アプローチショットでは大きなミスは出ません
「小さい前へならえ」の構えだと、手首の動きが自然に制限されてきます。
 
スイング中はグリップエンドがおへそを指していれば、
必要以上に手首が使われていないと自分流スイング作りでは考えます。
身体への負荷も少なく、誰でもラクに打てるようになります。
 
ワキとヒジをはなして手首を使うと、スイングはコントロール不能となり、かなり不安定になります。
 
 
201810115833.jpg

ここまで手首の動きが大きいのは良くない

 

私が教えてきたジュニアゴルファーたちは、
最初は例外なく手首を大きく使ってアプローチしていました。

いずれ彼らが上達していき、手首の適切な使い方を習得し、
プロになっていくかもしれません。

 

現在活躍しているプロゴルファーも、ジュニア時代にはきっと手首を使っていたと思われます。
 
 
自分流スイング作りでは、「アプローチ+2パット圏内に寄せる」を前提としています。
ゴルフ本のレッスン記事やテレビの解説は、「アプローチ+1パット」を前提にした場合でしょう。
 
本サイトは、練習量もコースに行ける回数も少ないゴルファーが対象なので、
理想論よりも現実策を目指していきます。
 
 

正しい解釈へのポイント

 
自分流スイング作りのアプローチショットでは、
 
「手首を使うな」より、
 
手首を使わないほうが良いが、過剰に使わなければOK
 
くらいの理解で良いのです。
 
プロゴルファーは、長年の練習で、手首の角度が固定でき、
その分、身体や足をかなり巧く使えるようになっています。
 
この「本来動いてしまうのが普通」の手首を動かさないで
ヘッドの運動量を出すのは、かなり難しい動きです。
 
下半身や腰の巧みなフットワークが必要なので、
自分流スイング作りでは手首を固定して打つまでは求めません。
 
 
まとめ
手首を使わない理想の打ち方を、最初から練習したほうが、近道と思うかもしれません。
しかし、そのレベルに到達するには、クラブの動きと身体の動きとの深い理解と、
多くの経験や練習量が必要です。
 
上達してくれば、手首の動きを次第に
「使いたくなくなる」→「自然と使わなくなった」
という過程をたどっていくものなのです。
 
 
vol.66
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vol.65 アプローチショットの距離感はどうやって良くするの?

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vol.65
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アプローチの距離感向上は、旗をオーバーさせること

 

2018102811271.jpg

アプローチショットは、

グリーンの手前から攻めろ
 
が定説になっているようです。または、
 
(カップ)はオーバーさせるな

もよく聞きます。

 

 
グリーンの形状は、手前から奥に上がっている場合が多いです。
アプローチショットで、旗の奥にボールを打ってしまった場合、
下り傾斜のパッティングが残ることになります。
 
 
下り傾斜は、球の転がりが速く、
大オーバーしてしまうのではというイメージがあるので
それを避けるためにこの定説(表現)が生まれたものと思われます。
 
 
基本的には、パッティングは下りよりも上りの方がやさしいと言われるからです。
アベレージゴルファーのアプローチを拝見していると、
「手前から」を意識しすぎて、カップに “かなり ”ショートしています。
「自分の打ち方が悪いのでは・・・・」と自信を失ってしまうようです。
 
 
 
ここが我流スイングへの落とし穴だった!
「手前から」の定説を意識し過ぎて、極端に旗をオーバーすることを恐れていては、
インパクトで、常にためらってヘッドの動きを緩めてしまうクセがついてしまい、
ダフったりトップしたりの繰り返しになってしまいます。
 
これでは、いつまでたってもアプローチショットの距離感が身につきません。
我流スイングのアプローチショットに陥るだけでとどまらず、
アプローチイップスという、手が動かなくなってしまうことになりかねません。
 
 
テレビのゴルフ中継の解説で、
「グリーンの奥からは速くて止まらない」を聞いたことがあるでしょう。
 
 
20181028113118.jpg

【かなり左足が下がっている状況】   

しかし、グリーンの奥やカップの上から
球が止まらない程速いのは、
トーナメントセッティングくらいか、
またはかなりの急斜面くらいです。
もちろん、そんな場面では、手前からでいいでしょう。

 
通常の一般営業では、奥からボールが止まらないくらい
速いことはめったにないものです。

 

こんな表現が耳に残ってしまい、カップをオーバーさせることを
不必要に怖がってしまうようになったものと推察します。
 
 
「手前から」攻めてばかりいては、何年経っても手前にしか打てないでしょう。
「自分は弱気だから」や「気持ちが弱い」という精神論で
片づけてしまっている会話を耳にしますが、
精神論より「アプローチショットの基本技術と考え方」が問題だと私は思います。

 
 
自分流スイングへの転換のコツ
 
2018102811365.jpg

自分流スイング作りでは「手前から攻めろ」は、
フルショットの距離でグリーンを狙う状況から適用すると考え、
アプローチショットでは、
まずは旗をオーバーさせる練習をすることです。 

 
 

 

20181028113649.jpg

 “わざとオーバーさせることを恐れない”ことが、
自分流スイング作りでの距離感をつかむコツです。

 

仮にオーバーしたとしても、そのオーバーした距離と、
いつもなじみのショートした距離を比べてみてください。
オーバーした距離の方が、ショートした距離よりもかなり短くないですか? 
 
 
いつもショートしている人は、「いつものことだから」と、
旗にショートしても妙に納得してしまっています。
よくあることだからと、慢性的な距離感のショートに慣れてしまっているです。
 
 
私がレッスン中に感じることは、オーバーすることは、同じミスでもなじみが薄いから、
ほんの少しオーバーしただけでも過敏になってしまうことです。
 
その理由はやはり、
 
「旗の奥からは、下りが残ってしまい、パッティングが難しくなる」
 
と根強く思っているからでしょう。また、ショートする人は、
サンドウェッジばかりでアプローチショットしている傾向があります。
 
ピッチングウェッジに換えてみるだけで簡単に距離感が良くなることもあります。
 
 
 
 
距離感を上げるには、「足し算よりも引き算」≫
まずは、「ピッタリ寄せよう」という願望は後回しにして、
アプローチショットでわざと旗をオーバーさせることから実践してみましょう。
 
通常営業のゴルフ場では、止まらないほど速いグリーンはめったにないとお話しました。
私のレッスンの経験では、いつも旗にショートしている人が、
だんだん距離感が合っていくことはありませんでした
 
逆に、まずは旗をオーバーさせることを実践し、
オーバーした分を「引いていく」ことに挑戦した人は、
必ず距離感が良くなっています。
 
届かない、足りないところから足していく「足し算」よりも、
オーバーして余った分を引いていく「引き算」のほうが、距離感が良くなるのです。
 
 
 
 

正しい解釈のポイント

20181028114148.jpg

アプローチの距離感が悪いゴルファーは、
落下地点をきちんと設定していないことが多いです。
常に旗だけを見て狙っています。

 

 

目から、旗までの距離がインプットされてしまい、
旗までの距離感の振り幅になってしまい、飛び過ぎてしまうのです。
 
これでは、怖さばかり残り、手前から手前からと
ショートするクセがついてしまうのは当然です。
 
 
サンドウェッジを使ってショートしている人は、
ピッチングウェッジか9番アイアンに変えてみましょう。
サンドウェッジよりも確実に前に行ってくれます。
 
落下地点を、球と旗の中間付近に設定すれば、自ずと振り幅が適正になり、
サンドウェッジで打つよりラクに寄せられます。
 
 
自分流スイング作りの段階では、「アプローチ+2パット」の結果で充分です。
まずは旗をオーバーさせることを受け入れてください。
気楽に打てて距離感がよくなることを保障します。
 
 
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vol.64 SWでのアプローチは、PWやAWより難しいのか?

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vol.64
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サンドウェッジでのアプローチショットの実際    

サンドウェッジでのアプローチを苦手にしているゴルファーが多いようです。
「アプローチでもう少し寄せられれば、100切りが達成できるのに・・・」との声が聞こえてきます。
 
2020717192354.jpg

そのために、サンドウェッジアプローチを
実践しているのですが、
どうも上手くいかない。

なぜだか、大半が大ショートしてしまう・・・。
そして苦手意識が先になってしまっている。

 

← サンドウェッジでの30ヤードのアプローチショット

上級者ゴルファーは、アプローチショットでサンドウェッジを多用・駆使しています。
アベレージゴルファーがなぜ、サンドウェッジを上手く使いこなせないのか?
やはり、サンドウェッジは難しいのか?

 
 
サンドウェッジが苦手なアベレージゴルファーのゴルフ談義を聞いていると、
サンドウェッジだと距離が合わない」「球の下をくぐってしまう
とのことです。サンドウェッジを使えるには、特別な技術が必要だと
思っている傾向があるようですが、あなたはどうでしょうか?
 
 
サンドウェッジが最適な場面
およそ、旗まで50ヤード以内の下記のような場面を想定します。
 
202071892254.jpg
■ グリーンエッジと旗までの距離が、グリーンエッジと球までの距離より短い場合
 
■ 例えば、バンカー越えで旗がグリーンエッジから近い場所に位置している場合
 
■ グリーンが砲台状になっていて、旗がグリーンエッジから近い場所に位置している場合
 

 

まとめると、落下地点を境に、ランよりもキャリーの長さが必要な状況ということになります。
 
 
ここが我流スイングへの落とし穴だ!
アベレージゴルファーが、なぜサンドウェッジを難しく感じるのか?
私のレッスン経験から、以下を挙げてみます。

 
 そう言われているから、「難しいのだ」という思い込み。
 
 フワッと球を上げようと、すくい上げる打ち方になってしまい、
  リーディングエッジが球に当たりトップしてしまうから。

 
 ロフト角が多い分、イメージしている弾道より高く、
  ソフトな弾道になり、かなりショートしてしまうから。

 
 ピッチングウェッジより、飛ばない分、近い距離でも大きく速く振らないといけないので、
  その怖さからか、スイングの途中でためらってのミスが多い
 
このような理由が主でした。上記の理由に至った原因を探っていきましょう。
 
 
 
最初にアプローチをおぼえたクラブは?

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ピッチングウェッジを中心に、
7番アイアンやパターでのアプローチも
おぼえていくといいでしょう。

 最初にアプローチショットを習ったときに使ったクラブはおぼえていますか?
ほとんどのゴルファーは、ピッチングウェッジを使うように教わったと思われます。 

実は、そのクラブが打ち方の基準になっているのです。それは決して悪いことではありませんが、
理解すべきは、基準で固定化してしまうことの良し悪しです。
 
 
基準で固定化」の解説をしてみましょう。
打つ前は、今まで打ってきた弾道のイメージが残っています。そのイメージが元になって、
これから狙う場面で「こういう弾道で旗に寄せていきたい」とイメージするのがパターンです。
 
2020717211217.jpg

赤線がサンドウェッジの打ち出しの高さ

青線がピッチングウェッジの打ち出しの高さ

 これは、知らなくても、自然にそうなっていきます
初心者の頃に定着してしまったピッチングウェッジの弾道のイメージで固定されてしまっているのです。
 
 
 ピッチングウェッジとサンドウェッジとでは、弾道のイメージが少し違ってくるのです。
これらの理解不足こそが、上記に挙げたサンドウェッジが苦手に至ってしまった原因であり、
アプローチ的我流スイングへの落とし穴だったのです。
 
 
 
自分流スイングへの転換のコツ
サンドウェッジでのアプローチが苦手な人は、弾道のイメージの基準が、
ピッチングウェッジになってしまっているので、サンドウェッジの弾道の特徴とイメージを知ることです。
悪い意味での基準を外し、基準から派生していく、という考え方を理解しましょう。
 
基準から派生していくとは、
■ ピッチングウェッジの弾道を再確認する。
■ サンドウェッジの弾道と比較して、それぞれの違いを把握する。
■ サンドウェッジの弾道のイメージでアプローチのプランを立てる。
 
2020717211354.jpg

青線がサンドウェッジの弾道イメージ線

赤線がピッチングウェッジの弾道イメージ線

 ことです。つまり、ピッチングウェッジとサンドウェッジの2種類の基準を作ることです。
以下に、ピッチングウェッジとサンドウェッジの違いを解説します。

 
 
 
ピッチングウェッジとサンドウェッジの弾道の特徴と比較
弾道の特徴を、「高さ」と「速さ(勢い)」の2つの視点で見ていくと、今後のイメージ作りに役立ちます。
ピッチングウェッジとサンドウェッジの弾道の「高さ」と「速さ(勢い)」を比較してみましょう。
 

ピッチングウェッジ

■ 弾道の高さ

キャリー1メートルにつき約10センチの目安。キャリー5メートルなら、約50センチの高さになる。

■ 弾道の速さ(勢い)

2020717194728.jpg

腰を低くして、下手投げで5メートル投げた弾道より、少し速いイメージ。
練習場ででもできるので、試してみましょう。

 

サンドウェッジ

■ 弾道の高さ(落下地点、ラン)

202071894713.jpg

赤い線がピッチングウェッジの打ち出しの高さ
落下地点、
点線がラン

青い線がサンドウェッジの打ち出しの高さ、
が落下地点、
点線がラン

 感覚的に、ピッチングウェッジよりも2割程度高くなるイメージ。
同じ強さで打ったとしたら、2割程度飛距離が落ちる

 

■ 弾道の速さ(勢い)

感覚的に、ピッチングウェッジよりも2割程度遅くなるイメージ。

 

つまり、カップまで20ヤードを狙う場合、ピッチングウェッジとサンドウェッジとでは、
振り幅の大きさや、打落下地点も違ってくるのです。
 
その特徴の違いを元にしたアプローチの距離感をつかむ方法がありますので、
下記を参考にしてください。

 

    アプローチショットの距離感が抜群に身につく秘伝方程式の解説は、⇒ こちら

 

 

サンドウェッジの機能や特徴を知ればアプローチの強い武器になる
サンドウェッジは、ソールの幅がピッチングウェッジと比べて特に広いので、
機能的には地面に潜っていきにくい構造になっています。

 
202071810426.jpg
サンドウェッジは、バンカーショットで
多用すると思いますが、
ソール機能によって、砂の中に潜って
いきにくい
ことはご存じでしょう。
 
この機能によって、アプローチでもダフりにくく、
芝を滑りやすいのです。
 サンドウェッジの正しい機能や特徴、使い方を学ぶと、アプローチでの大きな武器になります。
サンドウェッジをバンカーショットだけにしか使わないのは、実にもったいないことです。
 
サンドウェッジでのアプローチは、
軽くダフってもいい。機能的には地面に潜りにくいのだから
くらいに思って打てば、ためらわずスイングできるので、スルッと芝の上を滑って簡単に打てるのです。
 
今までのミス(に見える、ミスと考えていた)を技にする人と、
ミスとしか考えない(視野が狭く知識不足)人とでは、1打に大きく差が出るのです。
 
 
サンドウェッジは、ピッチングウェッジと比較すると、
球が前に飛んでいく力が少なくなり、上へ上へとあがっていきます。

サンドウェッジでのアプローチが苦手な人は、フェースが球の下をくぐり抜けてしまうようで、
打った感じがしない
、と言います。
それは本人がイメージしている球筋よりも、
飛び出しが高く、勢いも弱く、飛んでいくスピードが弱いからでしょう。
 
いつも旗に対してショート気味の人は、余計にサンドウェッジを使えていないようです。
一番飛ばないクラブなので、よりショートしやすいからです。
 
サンドウェッジでピッチングウェッジと同じだけ飛ばそうとするには、
より振り幅を大きくしなければならないので、
ピッチングウェッジで距離感をつかんできた人には、
「飛び過ぎてしまう」という不安や恐怖感があるものと考えられます。
 
サンドウェッジでアプローチしたときの弾道の特徴は次のようなものが挙げられます。
 
2020717213431.jpg

・球を高く上げられる

・落下したら、すぐ止まる

 これらの弾道の特徴は、たとえばバンカー越えで、旗がグリーンエッジから近いような状況で求められます。
 
 
 

正しい理解のポイント

■ 打ち方は基本的に同じだが、SWは「ソール機能を使う」ことをおぼえる。
 
■ ロフトがあるので、インパクトでは、飛ばすクラブとの打感が違ってくる。
 「ヒットする」から、「球を擦る」、「球がフェース面を滑っていく」感じになる。
 
■ 一番シャフトが短いので、一番振りやすい。だから、難しくはない。
  反面、一番飛ばないので、一番大きく振らなければならない。
 
 
 
 
まとめ≫ 
ミスで終わらせるか、ミスを「技」にしてしまうか
 
テレビの試合では、プロはアプローチではほとんどサンドウェッジを使っていますね。
なぜならグリーンが硬くて速いから、スピンと高さが必要で、SW以外では寄せられないからです。
 
ピッチングウェッジとサンドウェッジ、それぞれのクラブの弾道の特徴や違いを知り、
それぞれをイメージできるようになることです。
 
狙う場面に対して、どちらのクラブの弾道が寄せやすいかを判断できるよう経験を積んでいきましょう。
特に、サンドウェッジが巧く使えると、アプローチショットの技術が飛躍的に上がり、一気に80台を狙えます。
 
あなたもサンドウェッジを使いこなせて、アプローチ名人の仲間入りができるかも!
 
 
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