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2023年3月

vol.58 アプローチショットの基本の確認と復習

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.58
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アプローチが上手くなれる、苦手が克服できる上達塾

100切りを目指すゴルファーの場合、ショットでグリーンオンさせることは、なかなか難しいですね。
ほとんどがアプローチショットでのグリーンオンでしょう。

アプローチショットの大きな役割は、グリーン近くまで運んできた球を、
スムーズにパッティングにバトンタッチすることです。

 

■ チップショットをマスターする

チップショットとは、別名「ピッチ&ラン」とも呼ばれ、
カップまで下手で放り投げて届くくらいの距離を狙う打ち方です。
ピッチングウェッジかアプローチウェッジが適しています。

 

チップショットの構え方

良い構え方をおぼえるおぼえることが、アプローチショット上達の近道です。

 

2019924102645.jpg

正面

■ 腕はピンと突っ張らないでクラブを少し短く持つ。

■ 腕とクラブが小文字の「y」の形、
  いわゆるハンドファーストで構える。

 

2019924102514.jpg

背中

■ 体重配分は五分五分か、やや左足体重に。

■ スタンスの幅は、狭めにします。

 

 

2019924102744.jpg

■ 軽くオープンスタンスにします。

■ 手元は、身体に近くセットする。

オープンスタンスにすることで、球により近く立て、
振り抜くときに左足がじゃまにならない。
パッティングの感覚により近くすることが狙いです。

 

 

チップショットの姿勢と球の位置

良い構え方をおぼえるおぼえることが、アプローチショット上達の近道です。

 

2019924112446.jpg

「小さい前へならえ」のように ⇒ ⇒

2019924112510.jpg

両肘をワキにつける

 

2019924113344.jpg

靴1個分とおぼえておけば、

2019924113410.jpg

常に球との間隔は一定にできる

 

201992411362.jpg

基本の球の位置は真ん中とし、

2019924113653.jpg

ランを出したいときは右寄りに置く

 
アプローチショットが苦手な人は、構え方がズレていることが多いです。
逆に見れば、構え方をよくすれば、上達が早いということです。

 

チップショットの基本のフォーム

まずは、「ミスしないフォーム」を習得し、その後に距離感を作っていくのが順番です。
 

2019924115124.jpg

スイング中、両ひざは、伸び上がらないようにする。
特にフォローからフィニッシュでは、
アドレス時よりも沈むくらいで良いでしょう。

 

2019924115214.jpg

インパクトではハンドファーストをキープする。
スピンがよく利くようになる。


これは、手首の動きを抑えた打ち方。
多少手首を柔らかく使うのはOK.。

 

 

2019925101954.jpg

低く、勢いよく飛び出していく弾道になり、
ファーストバウンドではなく
2バウンド目でキュキュッとスピンが入り、
トロトロ~っと転がっていく。

 

2019925102043.jpg

チップショットでミスしている場合は、

弾道の高さ」と「飛んでいく球のスピード

が、イメージとズレている場合がほとんど。

 

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vol.56 バンカーショットはフェースはオープンにすべき?

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.56
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バンカーショットはもっとシンプルに

 

100切りで悩んでいるゴルファーの苦手項目の一つに、バンカーショットが挙げられます。

練習環境が限られますので、
技術が習得しづらいのは仕方ないかもしれません。

 

しかし、そういったハンデがある分、打ち方の理論や知識は備えておくべきです。
100切り達成をわずか2~3打で逃してしまった理由として

「バンカーから出すのに3回もかかってしまった」

「バンカーからホームランしてOBになってしまった」

等、よく聞く話です。おもしろいもので、逃げれば逃げるほど、
なぜかつかまってしまうのがバンカーなのは経験済みでしょう。

 

2018920111749.jpg

バンカーショットは、
フェースを開いたりスタンスを変えたりと、

何やら難しそうな打ち方と思われているようです。

本項目では、高度な打ち方は後回しにして、
100切り達成のための自分流スイング的
バンカーショットの打ち方を見ていきましょう。

 

 

ここが我流スイングへの落とし穴だった!

なぜバンカーショットが苦手になってしまったのでしょうか?
私の実感では、バンカーショットの定番理論である

「オープンスタンスとオープンフェース」

が習得できず、また理解にも努めなかったことが原因です。

 

サンドウェッジの特徴であるバウンス機能(砂を弾いて潜らない)も知ってはいるが、
発揮できるまで至っていない。加えて練習不足とくれば、
バンカーショットの失敗を重ねてしまい、強い苦手意識がついてしまうのは当然です。


サンドウェッジのバウンス機能は、オープンフェースにしないとうまく機能せず、
オープンスタンスで目標に対して、
アウトサイド~インサイド軌道でスイングしないと方向性が出せません。

さらにやっかいなのが、砂質の見きわめができないと、
バウンス機能がかえってマイナスに働いてしまうことです。
砂がフカフカでなければ、バウンス機能はかえってじゃまになってしまうからです。

 

~【バンカーショットのオープン理論】~

 

 

2018722243.jpg

目標に対してオープンにスタンスを取っている

2018722251.jpg

フェースを開いている

スタンスは目標の左に向け、フェースは目標の右に向ける。
目標の左に向けたスタンスに平行にスイングしていく。

つまり、旗の左に振りぬいていくことになる。
フェースが右を向いているので、球は左には飛ばない。

通常のスイングとは、かなり違った感覚になる。

 

 

昨今のゴルフ場の通常営業では、トーナメントで見るようなフカフカのバンカーは希少で、
砂は少なめで固くしまっている傾向です。

砂質の見きわめやバウンス機能の感覚がつかめる前に失敗が先立てば、
苦手意識だけが強くなり、我流スイングのバンカーショットになってしまうのは残念です。

 

 

自分流スイングへの転換のコツ

100切り達成のためのバンカーショットは、
1発で脱出できて2パット圏内によれば充分合格といえます。

自分流スイングのバンカーショットでは、よりやさしい打ち方で、
確実にバンカーから脱出することを目指します。

とにかくバンカーから1発で出せればいいだけなら、
スクエアフェースとスクエアスタンスで、身長程度の土手は充分越せる高さを出せます。

 

202061715537.jpg

スクエアスタンスの、
スクエアフェースでのバンカーショット。

身長の2倍はある土手も、ラクラク脱出できる!

 

 

 

 

 

バンカーショットは、アドレスが重要です。
“うまくダフる”ために、ヒザを深めに曲げ、腕の動き主体のスイングをします。
芝からのショットに比べて、身体の回転は少なめでフットワークは抑え気味にします。

 

201872222321.JPG

アプローチショットと同じ
スクエアフェースで構えています。

画面のバンカーの砂質は、
そんなにフカフカではないことに注目。

 

201872222355.JPG

スタンスは目標と平行に構えています。

 

 

 



正しい解釈のポイント
バンカーショットの一番のポイントは

「球は打たないで砂を打つ」

ことです。スクエアフェースとスクエアスタンスなら、
バウンス機能はわずかしか働かないので、確実にダフれます。


構え方と打ち方はアプローチとほぼ同じですが、砂の抵抗があるので、
アプローチショットの3~5倍飛ばすイメージでショットします。

しかし、バンカーショットが苦手なゴルファーにとって、
それだけ振るのはかなりの恐怖心があるでしょう。

サンドウェッジの機能の知識や、よりやさしい打ち方を目指す。
自分流スイングのバンカーショットなら、恐怖心を勇気に変えてくれるはずです。

 
 

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vol.55 バンカーでは足場をしっかり固めないといけないのか?

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2020710102827.jpg
バンカーショットでは、身体が
  ブレないように、足場をしっかり固める
 
とは、バンカーレッスンの記事でよくみかける説明です。

テレビのトーナメント中継の
バンカーシーンでは、必ず見られます。

しっかりと足場を固めると、確かに身体がブレずにスイングができそうですが・・・・。
この項目でのキーワードは、「砂の柔らかさと量」です。
 
 
ここが我流スイングへの落とし穴だ!
 
バンカーの砂の実状
プロの試合であるトーナメントでのバンカーの砂は、まるでパウダーのように”フカフカ”です。
バンカーに入ってみると、すぐに足首まで埋まってしまいそうなくらい柔らかいです。
試合用に、特別に砂をたっぷり補充して量を増やしています。
 
通常営業だと、トーナメントクラスの砂の柔らかさと量のあるバンカーにはめったにお目にかかれません。
通常営業程度のバンカーでは、基本的には「足場をしっかりと」固める必要はありません。
そんなことをしていると、気持ちまで力んでしまう”儀式”になってしまいます。
 
足場をしっかり固めなければならないほど力は不要ですし、
「しっかり~」と思えば思うほど、力むための準備をしているようなものです。
ここが、バンカーショット的我流スイングへのへの落とし穴です。
 
202071010371.jpg
バンカーショットで力めば、
大ダフリやトップしてホームランになり、

スコアを崩してしまうのは経験済みでしょう。
 
 
自分流スイングへの転換のコツ


バンカーにそのままに入って、足が自然に埋まるのに任せればよい
しっかりと足場を固めなければ安定しないほどフカフカの砂のバンカーは
めったにありませんので、
足をグイグイと埋めるような仕草は不要です。
 

2020710103923.jpg

ふつうに立っているだけで十分安定している。

 

芝の上からのショットより、ヒザと腰を低く構えるだけで十分です。
これで「うまくダフれる」のです。この上手くダフることをエクスプロージョンといいます。

 

2020710104323.jpg

イスに腰掛けているくらいのイメージでOK。

 

フェアウェイバンカーの打ち方との違い
フェアウェイバンカーからは、サンドウェッジ以外のクラブで、ある程度飛距離を狙う場合があります。
ここでは絶対ダフれません。グリーン周りのガードバンカーとは、インパクトの最下点の位置が変わってきます。

マル秘テクとして「左足だけをしっかり」と埋めておきましょう。
自然に左足体重になり、かなりダフり防止になります。

 

2020710105852.jpg

左足親指側を深く沈め、内股になるようにします。
しかし、あまりに大げさにやると、
ライの改善」というルールでペナルティに
なってしまいますので、注意してください。

 

202071011343.jpg

芝の上からのスイングより、コンパクトにしましょう。
1クラブ大き目のクラブで打っていくと良いでしょう。

 

正しい理解のポイント

バンカーショットでは、脚の送りはひかえ目にしましょう。芝よりはフットワークを抑えるということです。
芝の上からのショットと同じようにフットワークを使うと、
足元が滑り狙った位置にサンドウェッジを落とせず、トップやダフりに悩まされます。
 
2020710112158.jpg

インパクトからの

2020710112226.jpg

右ヒザの送りは、

2020710112246.jpg

ゆるやかに

 
 
まとめ
トーナメントのようなバンカーでプレーする機会は、そうは無いでしょう。
特に足場をしっかりさせる必要がない状況(砂の質)でやると、
「砂質のテスト」としてルールに抵触してしまう恐れがありますので、注意しましょう。
 
 
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vol.54 バンカーショットの基本の確認と復習

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vol.54
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バンカーショット 構え方の基本


①オープンフェース編

2019927144319.jpg

バンカーショットは、球を直接打たないで、砂ごと弾き飛ばす打ち方です。
フェースの向きを自分から見て、2時方向に向けてグリップします。
これを「オープンフェース」と言います。フェースを開くことによって、砂の中にサンドウェッジが深く潜っていかなくなります。


オープンフェースは、柔らかい、サラサラした砂で効果を発揮します。
逆に言えば、砂が薄かったり硬かったりすると、サンドウェッジが弾かれてしまい、トップしてしまうことがあります。 

そんな場合は、フェースを開かないバンカーショットの打ち方がありますので、「構え方の基本②」を参考にしてください。

 

2019927143645.jpg

柔らかい砂の場合、フェースを適度に開かないと、
サンドウェッジが深く潜ってしまいやすい。

 

201992715642.jpg

スタンスの向きもオープンにします。
これを「オープンスタンス」と言います。

フェースを開いているので、スタンスも開いて(左を向く)目標の左に振っていくことで、球が目標方向に飛んでいきます。

 

20199271595.jpg

膝は深めに折っておきましょう。
サンドウェッジを球の下の砂に潜らせるわけですから、
アプローチショットよりも体勢を低くしておきます。
球の右側を見ておくと、うまくバンカーショットできます。

【ポイント】

オープンフェースとオープンスタンスで構えるバンカーショットは、
球の位置やスイング軌道が適正よりズレてしまうと、大失敗につながります。
要点をよく確認しておきましょう。

 

 

バンカーショット 構え方の基本②

~スクエアフェースでもバンカーショットできる~

 

2019927162755.jpg

「構え方の基本①」では、オープンフェースで構えることを説明しましたが、スタンスや球の位置との関連が適正でないと、逆に大きなミスにつながってしまいます。バンカーショットが苦手という方は、フェースを開かずにスクエアで構えてみましょう。

オープンフェースでのバンカーショットに比べて、球の上りが少なくなり、落下してからのランも多くなりますが、「出すだけで良い」なら、スクエアフェースでもOKです。

 

スクエアフェースで構えるもう一つの理由

最近のゴルフ場は、バンカーの砂の量が少なくて硬い傾向にあります。
そんな状況で、バンカーショットのセオリーである「フェースを開いて打つ」と、
サンドウェッジのソール(バウンス)が弾かれてしまい、トップしてしまいます。
逆に、スクエアフェースの方が良い場合があるのです。

サンドウェッジのスクエアフェースでバンカーショットをすると、
柔らかくて量の多い砂だと、ヘッドが深く潜ってしまい球を飛ばせません
しかし、砂の量が少なく硬い状況では、サンドウェッジのヘッドが弾かれることなく、
適度に砂を削ってくれ、ラクに球を飛ばせるのです。

 

砂の量や硬さを見きわめて、フェースを開くかスクエアか、使い方を決めなければならない。
このあたりが、バンカーショットを難しくさせてしまう原因の一つかもしれません。

 

 

2019927162938.jpg

【下半身】

腰や膝は、アプローチショットよりも低く構えましょう。
球の下の砂を削り取るためです。

 

2019927163057.jpg

【上半身】

体勢を低くすると、腕の長さがじゃまになってきます。
球の下の砂を削るときに(インパクト時)腕が伸びてくるので、
アドレス時は、腕は軽く曲げておくのが望ましいです。

 

 

バンカーショットは、エクスプロージョンショットで!

 

2019101124323.jpg

球を直接打た球たず、球の下の砂ごと弾き飛ばす。
これを「エクスプロージョンショット」と言います。

 

2019101122851.jpg

バックスイングは、アプローチショットよりも、
コックを早く多めに使いましょう。

バックスイング、即コックです。
クラブヘッドを最初に上げていくイメージです。

そのためには、手首と肘は、特に柔らかく使う意識が必要です。

 

2019101122658.jpg

下半身の動きは少なくし、上半身の動きを主体にします。

フィニッシュでは、左わきでシャフトを立てるようにすると、
浅く長く砂を削れます。

グリップを左ポケットに入れるようなイメージがおすすめです。

ふつうのショットとは構えも打ち方も違う

バンカーショットの難しさは、スタンスが向いた方向と違うラインに球を飛ばすことにあります。
また、自分から見て、フェースはかなり右を向いています。
結果、球の左右前後の位置がわからなくなってしまうようです。
たくさん練習して、球の適正な位置とエクスプロージョンショットを習得してください。

 

vol.54
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vol.53 バンカーショットの知識や考え方

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vol.53
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バンカーショットの苦手意識を無くしたい 

勇気を持って、芝の上の3倍の距離感で打つ!
 

201910121733.jpg

NG

ためらいショット

打つ前に、過去の失敗がよぎると、
こんな風にためらってしまう・・・。

 

201910121942.jpg

OK

思い切ったショット

同じ距離のアプローチよりも
速く大きく振らなければ
エクスプロージョン(砂を爆発させる)できない。
勇気が必要だ。

 

2019101213052.jpg

バンカーから20ヤード打つとき

バンカーショットは、アプローチショットの
3倍の強さと振り幅が目安

 

2019109134642.jpg

アプローチショットは、直接フェースで球を打つ。
振り幅やスピードは?

 

 

201910913475.jpg

バンカーショットの3分の1くらいになります。

 

201910121335.jpg

芝の上から20ヤード打つとき

アプローチショットは、見た目の距離と
振り幅を合わせやすいのだが・・・。

 

【バンカーショットの自信を深めるために】

バンカーショットを上達するためには、バンカーから練習する以外にありません。
コースでプレーする際、仲間とスコアを競うことも楽しいものですが、
時にはテーマを持ってラウンドしてみてはいかがでしょうか。

例えば、

今日のラウンドは、スコアを度外視して全ホールバンカーに入れてみる

などです。バンカーを狙ってみると、意外と入らないものですが、もし入らなければ、
手で投げてでも入れてしまい、バンカーショットの機会を作りましょう。

プライベートのラウンドの場合は、ルールは無視して、
1回でも多くバンカーショットを練習したいです。
進行に影響の出ない範囲で実践するのは言うまでもありません。

当サイトで、バンカーショットの予習は十分にしておきましょう。

 

バンカーショットを成功させるための注意点やコツをご紹介

 

2019109144817.jpg

アプローチショットよりも鋭角な入射角度
インパクトしなければ、砂を爆発させて
球を飛ばせない。

アプローチショットよりも、
コックの角度をつけていく。

 

2019109144913.jpg

少しでも膝が伸び上がると、
トップしてホームランになってしまう。

 

201910914506.jpg

左ひじは、少しゆとりを持たせて
バックスイングしていく。

基本的には9時の位置で統一し、
振る速さと砂を取る量」で距離感を調節していく。

 

2019109145116.jpg

フィニッシュの形は、膝を沈ませたままで
シャフトを立てること。
インパクトは、「目玉焼きの黄身」を飛ばすイメージで。
球が黄身で砂が白身。

 

2019109145249.jpg

ハンドファーストにインパクトすると、
球にクリーンに当たってしまうか、
砂を取る量が適正より増えてしまいやすい。

むしろハンドレートで良い。

 

2019109145645.jpg

NG

グリーン周りのガードバンカーでは、
下半身の動きをわずかにして、
腕の振りを多く使ってインパクトしたい。
膝はできるだけ送らないようにしないと、
インパクトの打点が安定しない。

 

【まとめ】

まずは知識としておぼえ、コースでどんどん実践していきましょう。
最初は失敗するかもしれませんが、メゲずにチャレンジして、
バンカーショットをマスターしましょう。

 

バンカーショット成功のポイント 

練習場ではバンカーショットはなかなか練習できませんが、知識とイメージはつかんでおきましょう。

 

2019109161433.jpg

砂のみきわめ

バンカーショットを確実に成功させるためには
砂の状態を見きわめることです。

砂が固いか、柔らかいか、またはサラサラか
締まっているか、でもいいでしょう。
砂の量が多いか少ないかも確認しましょう。

 過剰に確かめる行為はルール違反になります。

 

2019109154819.jpg

砂を取る(削る)「厚さと長さ」

砂を削る厚さは、3センチ程度が目安です。
砂を取る長さは、お札大をイメージしましょう。

画像のように、紙の上に球を乗せてみると、
イメージが湧いてくるでしょう。

 

201910915514.jpg

このまま紙ごと削るように打ってみます。
紙がヒラヒラ舞い上がれば、
球もうまく脱出できているはずです。

 

【まとめ】

バンカーショットのミスの多くは、球を直接打ってしまうことです。
「お札」のイメージで、砂を削り飛ばす感じをつかみましょう。

 

 

バンカーショットの考え方① 

バンカーショットというと、プロのようにスピンをかけて、
ピタッと球を止めるイメージをしてしまいます。
100切り達成レベルのバンカーショットでは、どのように打てばいいのでしょうか。

 

20191010122138.jpg

グリーン周りからのバンカーショットは、
旗までの距離が近いので、どうしても
ピッタリと寄せたくなってしまうもの。

100切りの段階では、バンカーから1回で脱出できて、
グリーンに乗れば、”どこでも合格”と考えたい。

 

20191010122646.jpg

最近のバンカーの砂は、
そんなにフカフカしていないので、
特に足場を安定させる必要はない。

 

20191010122454.jpg

不必要に足場を固めようとすると、
逆に”気合が入り過ぎ”て、力みを招いてしまう。

 

フェースを開くのか、開かないのか?

サンドウェッジの機能を生かすためには、フェースは開いて使う方が良いでしょう。
しかしアプローチショットの構えとは大きく変わってきます。

100切りを目指す「出すだけに徹する」段階では、
スクエアフェースでバンカーショットすることをおススメします。

挙げられる理由として、最近のゴルフ場のバンカーの砂は
量が少なくて硬めの場合がほとんどです。

プロの試合でのバンカーの砂は、特別に補充されていて、フカフカ感を作っています。
そんな場合は、サンドウェッジのフェースを開かないとうまく打てないのです。

100切り達成を目指す、この段階では「バンカーショット+2パット」が目標です。
まずは確実にバンカーから出せることを目指し、
それからレベルアップした打ち方をおぼえていくことをおススメします。

 

バンカーショットの考え方② 

「つい、そうやりたくなる」ことが失敗につながってしまいます。
欲求や願望と、正しい動作は異なる場合が多いものです。

 

20191010123523.jpg

かなり高い土手の淵に球がある打ち上げの状況です。
こんな場面で大切なのは、目線を高くしないことです。
右肩が大きく下がってしまい、
すくいあげる構えになってしまいます。

そんな構えでバンカーショットすると、
砂を取り過ぎてしまい脱出できないでしょう。

 

20191010123635.jpg

NG

これだけ土手の淵に球があったら、
どうしてもこんなイメージでクラブを振りたくなるものです。

しかしサンドウェッジのロフト角は56~58度あるので、
土手を越えるのに十分な高さが出せます。
クラブの機能を信じて、ためらわずに
バンカーショットしてください。

 

20191010123820.jpg

サンドウェッジのロフト角を信じて
クラブを「上から下へ」動かしてください。


バンカーショット成功のキーワードとは

バンカーショットのミスの大半は、「すくい上げ」による大ダフリです。
バンカーショット成功のキーワードは、

■「ヘッドを上から下へ動かす
■「サンドウェッジのロフト角を信じる


の2点です。トライする前に口ずさんでみてください。

 

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vol.57 フェアウェイバンカーからナイスショットを打つ

100切り達成自分流スイング作り・オンラインレッスン

vol.57
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フェアウェイバンカーからナイスショットを打つには 

バンカーショットの応用編です。
①は「構え方
②は「打ち方
③は「注意点
の順で説明します。
100切り達成を目指す段階では、主に7番アイアンまででトライしましょう。


PART① フェアウェイバンカーの構え方
 

20191011112551.jpg

スタンス幅は芝の上のショットよりも、
少し狭めにしてください。
ダフりにくくなります。

球の位置は、スタンスの中央か、
ダフリそうなら1個分右よりに置いてください。
体重配分は、6:4くらいの感覚で
左足にかけます。

 

20191011112721.jpg

左足を砂の中に沈ませておくと、
自然に左足体重になるでしょう。
少し左足親指側を低く(内股イメージ)すると、
身体が流れにくくなります。

 

20191011112943.jpg

リーディングエッジを球の赤道付近にセットし、
クリーンにインパクトできる構えを作りましょう。

スイング軌道の最下点を意識

球の赤道をイメージすると、ダフリを防げます。
普段の練習では、クラブヘッドを
浮かせて構える練習もしておきましょう。

 

効果的な練習法

練習場のマットからの練習では、
高めのティアップでアイアンの練習をすると
コツがつかみやすいでしょう。
クラブヘッドがティに触れないように球をとらえていきます。

 


 

成功のポイント

積極的なフットワークは控えましょう。
1クラブ大き目のクラブを選択し、気持ち短くグリップすることでダフりを防げます。

 

 

PART② フェアウェイバンカーの打ち方

 

20191011122239.jpg

飛距離が欲しくても、10時の位置より
トップを大きくするのは危険。

芝の上からのスイングより、
コンパクトにする
イメージで。
体重移動の意識は無くても良い。

 

20191011122347.jpg

ダウンスイングは、”おとなしく”下ろす意識で。
体重移動もほとんど無くても良い。

スタンス幅を狭くしているので、
腕を振れば、自然に体重移動が起こる。

ここで力むと、足場がズレ、
最下点が定まらずダフりやすくなる。

 

20191011122436.jpg

インパクトは、「ダフるくらいなら、
トップしたほうがいい
」と思うと良い。
グリーン周りのガードバンカーとは違って、
ヘッドが先に球にコンタクトしてから砂に触れる。

 

20191011122538.jpg

フォロースルーでは、腕を早めに
たたみこむ
イメージだとダフリにくい。

 

20191011122644.jpg

フィニッシュもトップの位置同様、
コンパクトに抑えたい。
目線も低く保つこと。


ガードバンカーとフェアウェイバンカーの違い

バンカーショットは、「球を直接打たない」場合と「球を直接打つ」場合の2つの打ち方があります。
フェアウェイバンカーは、「球を直接打つ」打ち方なので、ガードバンカーと区別しておぼえましょう。

 

PART③ フェアウェイバンカーの打ち方の注意点

飛距離は欲しいですが、注意点を守らないと土手に当たったり、出すだけになってしまうことに!

 

20191011124811.jpg

左足体重に構えることで、インパクトゾーンの
入射角が鋭角になりダフリにくくなります。

しかし、芝の上からのショットよりも打ち出す
角度は低くなる
ことを覚えておいてください。

球の位置と土手の高さの見きわめ、クラブ選択(残り距離が長くても、土手の高さにより希望の番手が持てないことがある)が成功のポイントになります。
 

 

20191011124922.jpg

クラブ選択の判断に迷った場合は、
1~2番手ロフト角の多いクラブに変更しましょう。

目標に、距離的に届かなくなったとしても
大失敗(土手に当たって出なかったり、
大ダフリしたり)は免れます。

土手が低い場合は、ユーティリティか
フェアウェイウッドでもトライしてみてもいいでしょう。

 

20191011125516.jpg

このように、土手の近くに球がある場合は、
欲張らずにサンドウェッジで
出すだけにしたほうが賢明です。

 

20191011125630.jpg

ガードバンカーと同じように、
球を直接打たずに砂ごと打ちましょう。

 

2019101113146.jpg

球が飛び出す角度をイメージできることが
重要なポイントです。チェックの方法として、
画像のようにクラブを逆さにして踏んでみると、
球の飛び出す角度がイメージできます。

実際は、この角度よりも少し低め(の角度)
見積もって
クラブ選択の目安にしましょう。


フェアウェイバンカーからのナイスショットは、良いスイングの証

フェアウェイバンカーからのショットは、スイングの良さを試される場面です。
スイング軸、体重移動、適正なスタンス幅や球の位置など、
芝の上からのショットよりも、ミスの許容範囲がかなり狭くなります。

フェアウェイバンカーからナイスショットが打てるということは、
そのスイングはほぼ完成されていると言っていい
でしょう。
自信がつけば、ウッドででも打っていけるようになります。

そうなれば、ティショットでのドライバーショットはかなり安心して打てることになり、
逆に言えばドライバーショットの安定につながってきます。

 

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vol.52 バックスイングで左腕は伸ばさないといけないのか?

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

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バックスイングの左腕は、まっすぐに伸ばすべきなのか?

100切りにお悩みのゴルファーのみなさんの、バックスイングから
トップの位置までの左腕は、どのような状態でしょうか? 

雑誌やテレビ中継で観る今人気の選手のバックスイングは、
トップの位置までの左腕は、ビシッと伸びてカッコいいです。
松山英樹選手や石川遼選手も、スッと左腕が伸びていますね。

一般的には、「バックスイングの左腕はしっかり伸ばせ」と、定説のごとく伝わっているようです。


 

2017821224233.jpg

左腕がビシッと伸びている。アマチュアゴルファーの憧れの形だ。

201782122434.jpg
左腕が曲がっている。この形はNGなのだろうか・・・?


ゴルファー同士のゴルフ談議や教え合っている風景を見ていても、

「左腕はまっすぐに伸ばして!」

との声がよく聞かれます。私も日々のレッスンで、

「バックスイングで左腕が伸びないのだけど、どうしたら伸びるのか?」

を聴かれないことがないくらい、この質問を受けます。

 

☆★“その定説”を徹底検証する☆★

多くのゴルファーの理解として、「左腕をしっかり伸ばせ」というと、
「ピンと突っ張る」ことになってしまうのではないでしょうか?
私のレッスン経験でも、左腕は “伸ばさなければならない”と思い込んでいる人が圧倒的に多いという実感です。

左腕をピンと突っ張った状態で、わずか数センチ大のボールをきれいに打てるでしょうか?
関節をピンと突っ張ることは、手先の感覚を鈍くし、腕の力も落としてしまいます。

 

例えば、腕をピンと突っ張っては、重いものは振りにくいし、
クラブを振ってみても、全くヘッドスピードが上がりません。

以下の画像は、重い物を、

【上の画像】 腕を伸ばして振っている

【下の画像】 腕をたたんで振っている

20178220742.jpg

ワキはガラ空きで、

20178220824.jpg

バランスは大きく崩れる

 

 

2017822095.jpg

腕を短く使うと、ワキが締まり、

201782201044.jpg

速く正確に振れる

下の画像の振り方が、スムーズに速く振れることがわかります。




ちょっと実験です!

クラブを逆さに持ってスイングしてみてください。
※ 下の3枚の画像は、クラブとグリップを反対にして振っています。  

 

20189201975.jpg

-1
バックスイングで左腕をしっかり伸ばして、

201892019750.jpg

ー2
フォロースル―でも腕をしっかり伸ばしてみる。

201892019847.jpg


一方、バックスイングでは左腕にゆとりを持たせ、
フォロースルーで腕は素早くたたんでいく。

 ①と②の違いは、すぐにわかることでしょう。

バックスイングで左腕をピンと伸ばそうとする人は、フォロースル―でも腕を伸ばそうとするものです。
腕は短く使った方が、圧倒的にヘッドスピードが上がります。

 


腕を伸ばした状態とは?≫ 
ゴルフスイングにおける、「腕を伸ばした」状態を考えてみましょう。
腕の関節は、ごく自然にダランと垂らした状態では、軽い「くの字」になっています。
これが腕の「伸びている」状態です。


多くのゴルファーは、バックスイングで、

「腕を伸ばした」=「腕を突っ張る」

と解釈しているのではないでしょうか?

腕(肘)を突っ張ってしまうと、腕全体の感覚が大きく落ちて、
バックスイングからトップにかけて相当苦痛を感じることでしょう。
この状態でわずか数センチ大のボールをきれいに打てるのでしょうか・・・。

 

201782204650.jpg

バックスイング~トップで、ちょっと無理のある左腕では??
左肩が怒り肩になってしまう・・・

 

 

   ↓ ↓ ↓

201782204718.jpg

ダウンスイングでは、ガクンと右肩が下がってしまい、
大ダフリや、シャンクが出そう!

 

 

 

 

   ↓ ↓ ↓

201782204823.jpg

フォロースル―でも、左腕が極端に曲がってしまう。

 

ゴルフ雑誌で「プロの身体測定」の記事で見たのですが、
松山英樹選手、石川遼選手ともに、肩の関節は異様とも言えるほど柔らかいです。
他のプロゴルファーも、両選手に近いものがありました。

スイング的には、「肩の可動域が広い」と表現されています。
一般的なアマチュアゴルファーの柔軟性とは、比較にならないでしょう。




左腕の感覚が鈍くなる例

 

20178228153.JPG

ホワイトボードに字を書く際に、肘をピンと突っ張って書けるでしょうか?
適度にヒジを曲げるはずです。
この場合は右腕となりますが、意味は解かっていただけると思います。

 

このように、腕(ヒジ)の関節は、適度に曲げている方が、
操作性が高く、適正な使い方ができるものなのです。

ヒジをピンと突っ張ると、手首の動きや滑らかさが大きく制限され、
操作性が著しく落ちます。ゴルフクラブでも、ほぼ同様です。

 

 

 

 

 

201782282413.jpg

振り抜きの悪いインパクトの後の形

 

20178228251.jpg

インパクトでヘッドが走ったフォロースル―の形


肩回りの関節の可動域が狭い人、柔軟性が低い人が、
バックスイングで左腕を突っ張った状態からダウンスイングを始めると、
ダフったりトップしたりで、球をスクエアにとらえることが難しくなります。
さらに、インパクトゾーンで必要なスナップを利かせられません。   

思ったようにスイングできないゴルファーのほとんどが、
バックスイングの左腕は突っ張るものと思い込んでいます。

もしあなたが、このタイプなら、ここで選択をしてみましょう。



■ 日々の練習にストレッチを取り入れ柔軟性のアップに努めるか、
または、

 腕は曲がっていてもオッケーとして、そのままでスイング作りを続けていく



私のレッスンを受講していただいている方たちには、

「左腕は曲がっていても問題ありませんよ」

とアドバイスしています。
上記の身体の使い方や意味を説明すると、深く納得していただけるようです。

左腕は曲げたままでもOKと、ご自分の柔軟性に合ったスイング作りにとりかかると、
すぐに、一気に上達していきました。
もちろんその後、見事に100切りを達成したことは言うまでもありません。

 

スイングに悩んでいるゴルファーは、左腕を何とか伸ばそうと頑張るようです。
しかしストレッチはあまりやりませんが・・・。

となると、できないことは、それはそれで「受け入れる」思考の柔軟さが、上達のポイントになりそうです。

 

 

 

バックスイングでの左腕の伸びは個人差による。
柔軟性に乏しいゴルファーは、むしろ左腕を軽く曲げてバックスイングしていく

バックスイングの左腕が伸びるかどうかのチェックの方法をお教えしましょう。
右腕を背中に回し、左腕一本でバックスイングしてみてください。

これ以上左腕が上がらない位置で、右手を付けた形があなたのバックスイングの適正な形です。
どうですか? 左腕はビシッと伸びていますか?

左腕一本でバックスイングしていくと、小手先では上がっていきません。
ボディーでしっかりねじらないと、肩もほとんど回らず、
とても低い位置のトップになってしまうでしょう。


 

100切りがラクラク達成できるあなた流スイングへの転換のコツ

ストレッチの項目の、「両手を頭の上で伸ばして合わせる」で、腕が真っ直ぐに伸びない人は、
残念ながら、バックスイングでも左腕はビシッとは伸びないでしょう。

これは、あくまで現時点であって、ストレッチの継続で、
伸ばせる可能性が芽生えてくる、また伸ばせるように目指すことが大事ではないのでしょうか。


100切りがラクラク達成できる自分流スイング作りにおいて、


■「左腕が曲がっているデメリットはない」
■「無理に伸ばすメリットもない。インパクトで伸びていれば良い」


と考えてください。
柔軟性の低いゴルファーが、左腕を無理に伸ばそうとするなら、むしろデメリットになると、私は考えています。

プロのスイングは、左腕は真っ直ぐ伸びてはいますが、決してピンと突っ張っているわけではありません。
プロでも、バックスイングで左腕が曲がっている人は多数いますし、
シニアのプロになると、ほとんどが曲がっています。

よほど柔軟性に富んでいるゴルファー以外は、バックスイングでの左腕は、
ゆとりを持たせたほうが、身体はよくねじれるはずです。



まとめますと、

バックスイングでの左腕の伸び具合は個人差による。
柔軟性に乏しいゴルファーは、左腕はむしろ軽く曲げるくらいで良い。


となります。左腕は、ダウンスイングで振りおろしてくる勢いで、自然にアドレス時の長さに伸びていきます。
そのためには、グリップや肘に力が入らないように意識しておくことです。
ゴルフスイングの見栄えの美しさは、「柔軟性の高さに比例する」といっていいでしょう。



☆★上達につながる正しい理解☆★

簡単なチェックをしてみましょう。

バックスイング~トップの形を作り、10秒間以上静止できる状態での左腕の曲がり具合が、
現在のあなたのバックスイングの適正な形です。

無理をして左腕を突っ張って見た目のカッコよさを追求するか、左腕が多少曲がっていても、
確実にボールに当たるスイングにするかを選択するのは、ゴルファー一人一人の考えによるでしょう。



~ スイング作りに「こうでなければならない」ことは少ない ~
バックスイングで左腕がきれいに伸びるゴルファーは、
そもそも最初からそんなことを意識しないくらい柔らかいものです。
ほとんどが、ジュニアゴルファーか、若手のプロゴルファーでしょう。

“伸ばさなければ”と思った時点で、伸ばせるタイプではない、と考えるのが無難です。
スイング作りでは、「~しなければならない」や「~してはならない」ことはほとんどありません。

個人差を知り、自分の適正を見つけることで、あなたのスイング力はまだまだアップしていくことでしょう。

 

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vol.51 バックスイングで肩は回さないといけないのか?

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バックスイングで肩をしっかり回さないといけないのか?


レッスンを受けている、受けた経験がある方で、バックスイングでは、

「肩をしっかり回せ」

「もっと肩を深く入れて!」

と言われたことがない人は、いないのではないでしょうか。

こんな形です。
 

201783083518.jpg

下半身を止めて、肩だけを回したトップの形。
かなりの柔軟性と、強靭なバネがないと、こんな形はできない。

ゴルフの本を読んでもそう書いてあるし、
仲間同士練習場で教え合っている場面でも、よく耳にする表現です。


「肩をしっかり回せ」という表現からは、ダイナミックなフォームが連想され、
さらには、大きな飛距離が出せるイメージになりそうです。

また、「バックスイングでは、肩は90度以上、腰の回転は30度以内で」
とも言われているようです。



☆★“その定説”を徹底検証する☆★

 “ 肩自体が回る角度 ”
をご存じでしょうか?


ちょっと実験です。
腰から下は、できるだけ回らないように固定して、肩のみを回してみてください。
ふつうの柔軟性の持ち主なら、肩自体は20度くらいしか回らないのではないでしょうか。


「肩をしっかり回そう」とすると、意識は「肩」という単語のみに反応し、
“肩だけを回そう”としてしまうものです。
となると、腕にばかり力が入ってしまうはずです。

よく、聞くのは、飛ばしのパワーを溜めるには、

「下半身はできるだけ動かさず、上半身とのねじれ差を作れ」

という表現です。しかし、そんな動きは、プロゴルファーか、
アスリートゴルファーレベルの人くらいにしかできないことでしょう。

 

2017814131825.jpg

上半身が脱力し、肩が充分に

「回っている」

理想の状態。
左ヒザの動きに注目したい。右ヒザに寄せるように使いたい。

2017814131857.jpg

下半身を動かせないように固定して、肩だけを

「回してみた」

状態。20度程度しか回せないだろう。


下半身をしっかり固定し、腕の強い引っ張りで肩を回したバックスイングは、
相当に身体がキツく、見た目にはパワフルなトップの形になりそうです。

この定説を信じているゴルファーは、「肩は90度以上回して」と、知識としては知っているので、
肩を一生懸命に回そうと頑張ります。肩自体は20度位しか回らないのに・・・。

下半身を動かすまいと踏ん張りながら腕の力だけで、下半身をねじっていることになりますから、
肩にもかなり力が入り、スイングでは好ましくない、“いかり肩”になってしまいます。



【肩だけを回したトップからダウンスイングすると?】
車に例えれば、ブレーキを踏みながら、アクセルを吹かしている状態です。
ダウンスイングではガクンと右肩が下がり、ダフったり、
それを避けたりして伸び上がってしまうミスになるでしょう。

 

2017814133212.jpg

下半身をガッチリ固定して、
肩を無理やり回したトップの形からダウンスイングすると、

    ↓ ↓ ↓

2017814133248.jpg

上半身の操作性は完全に失われ、右肩はガクンと下がり、
大ダフリになるだろう。

201781413376.jpg

【理想的なバックスイングの形】

コンパクトながら、充分にねじられている。
左腕の突っ張りもほとんどない。

 

 

☆★上達につながる正しい理解☆★

ではどうやって、“飛んで曲がらない”バックスイングを作っていけば良いのでしょうか?
バックスイングは、肩ではなく、腰や太ももからねじっていけば、肩は “自然に” 回ってきます。

腰は、「肩の周りの半分」を目安にしましょう。
つまり、肩は「回す」のではなく、肩は「回る」のです。

さらには、肩は「回ったように見える」という方が骨格的には適正な表現でしょう。


 

201783083518.jpg

肩のみを回したバックスイング

2017831181848.jpg

下半身からねじったバックスイング

 左ヒザの使い方に注目してください。

 

■ 右の画像が、良いバックスイングの形。自分流スイング作りで目指す形です。
■ 左の画像が、腕で引っ張り上げて肩だけを回した形

両者のバックスイングの形を比べてみると、上半身のリラックス度の違いは明確にわかります。

肩の回転量は、90度~110度くらいが理想と言われていますが、
柔軟性に乏しい方は、70度前後、柔軟性がかなり低い人なら45度位でもいいでしょう。
無理に肩の回転を得ようとして上半身が力むよりも、45度でも十分な肩の回転量と私は見なしています。


自分流スイング作りでのバックスイングは、肩を回すことより、フットワークを上手に使うことです。
フットワークを使うとは、

「左ひざを右ひざに寄せていく」

ことです。” 内また ”の感じがすれば、OKです。

バックスイングでの右ひざはしっかり曲げたまま
左ひざを右ひざに寄せながら、腰は45度くらい右に向けましょう。

身体が硬い人は、左足かかとを少し浮かせるといいのです。
きれいに背中が目標に向き、自然と肩が回ってきます。

肩の回転量が少なくても、前定説の「バックスイングでは、左腕を真っ直ぐに伸ばす」でお話したように、
左腕に十分ゆとりを持たせていれば、ダウンスイングからインパクトにかけて、ラクに振り抜けていけます。

 


良いバックスイングの作り方
 

1.右のポケットを後に引かれるイメージ    ( + 左ひざを右ひざに寄せていく)

2.背中(肩は意識せず)を目標に向けるイメージ

だと、スムーズにバックスイングできます。
ちょっとしたイメージや意識の持っていき方で、身体をラクに使うことができます。

1と2を同時に行うと、柔軟性の低い人でもラクに肩が回るでしょう。

 

2017814135416.jpg

バックスイングの始動のきっかけは、

「誰かに右のポケットを引っ張られている」

イメージがおススメ。

2017814135453.jpg

背中に意識を移すと、腕の硬直を防ぎやすい。
左腕は、無理に伸ばす必要は全くない。

 


≪ 上手にバックスイングできるリュックサックドリル ≫ 

バックスイングを手先で引っ張り上げて肩を回していたゴルファーに、おススメの練習法をご紹介しましょう。
リュックサックを背負ってスイングしてみてください。(下の画像参照)

リュックサックがお手元に無ければ、イメージしてみるだけでもいいでしょう。
手先ではない、ボディターンのバックスイングのフィーリングがつかみやすいです。


適度な重さのモノを詰めてください。
肩に意識を持っていかず、フットワークを主体にして、
バックスイングでは、リュックサックを左に、ダウンスイングで右に揺すってみてください。

背中側に意識がいくので、大きな肩の回転が得られるイメージがつかめるでしょう。
 

2017814135615.jpg

リュックを背負うと、背中に意識がいく。
手先より、より大きな部位で動かしていくのが良いスイング作りのコツ。

2017814135651.jpg

トップの位置から、リュックを反対に回しながらアームローテーション。
 

2017831191951.jpg

左ヒザは固定せず、内側に寄せていくとラク

2017831192029.jpg

フォロースル―のヒザの使い方

 

2017831192629.jpg

背中側を意識すると、 

2017831192654.jpg

肩がラクに回るだろう

 

今回のまとめ

バックスイングでの肩は、

■ “回す”のではなく、“回る”。または、“回ったように見える”という解釈と感覚を持つ。

■ 肩ではなく、下半身や背中に意識を持っていくことで、スムーズに肩が回ったバックスイングになる。


ことを解説してきました。
つまり、バックスイングで「肩を回す」とは、ヒザや股関節で身体をねじる割合が多くなるということです。。

201783118271.jpg

110度くらい回った肩
ここまで回れば、アスリート級

2017831182728.jpg

一般的には、90度くらいで充分

 

2017831182759.jpg

70度くらい回った肩の形

2017831182829.jpg

硬い人や、ご年配ゴルファーは、
45度程度でもいいだろう

 

 

 

 

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vol.50 「ワキを開けてはいけない」の本当の意味とは?

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「ワキを締めてスイングする」の真意

 

「ワキを締めてスイングしろ」

練習場で、ゴルファーの練習風景を見ていたら、ヘッドカバーやバスタオルをワキにはさんで、
落とさないようにスイングしている人がいます。とても熱心な方なのでしょう。

ただ漫然と球を打つのではなく、練習に工夫が見られ、上達したいという気持ちが伝わってきます。

 

ワキにヘッドカバーをはさんで練習するドリル

 

2017918234816.jpg

バックスイングとダウンスイングの9時の位置。
グリップが右肩付近ある位置のこと。

 

2017918235741.JPG

注意点は、バックスイングの9時の位置です。
それより腕が上がると、ヘッドカバーは
真下に落ちるように
ワキが空くのが自然です。



しかし、練習している人をよく見ていると、ワキにモノをはさんだままフルスイングの練習をしているのです。
このドリルは、肩から肩までのハーフスイングで実践するのが正しい方法です。
ほとんどのゴルファーが、“ワキを締める”というと、「ワキをぴったり閉じる」と思っているようです。

スイング中のワキは、“空間を作ってはいけない”ということでしょうか?


「ワキを締めて振れ」の表現をそのまま解釈すると、
確かにそう受け取ってしまいそうです。
しかし、プロのスイング写真を見ると、トップやフィニッシュでは、ワキに空間があるように見えます。


下の画像で、ヒジとワキのスペースに注目してください。
「空く」といっても、エラーの空きと、必要かつ適正な空きの違いを理解しておきたいです。

 

スイング中のワキの空き具合を比較してみましょう。

 

2017918135455.jpg

右ワキOKの形

右肘が真下を向いていれば、ワキが空いているとは言いません。
「適正な空間」と考えましょう。

2017918135529.jpg

右ワキNGの形

右肘は真下ではなく、外側を向いています。
これが、「ワキが空いている」トップの形です。

実は、「ヒジをたたむ」ということに、この項目の正しい理解へのヒントが隠されています。
関連する表現として、「スイング中は三角形を崩さない」があります。
これら二つの表現を一緒に見ていくことで、誤った解釈でワキを締めた変則スイングから脱却できるでしょう。




☆★“その定説”を徹底検証する☆★
ワキを締めることを誤解しているゴルファーは、スイング中、ずっとワキを締めようとしているようです。
これでは、ワキが“締まる”が、“縮こまる”ことになり、適正なスイング軌道から大きく外れてしまいます。


「ワキが空く」正しい空間を明確にしておくことです。
先に述べたように、ワキにヘッドカバー等をはさんで、

スイング中に落とさないように練習しているゴルファーがいると述べましたが、
正しい意味とやり方を理解していないと、練習が逆効果になってしまいます。


バックスイング9時の位置以降は、ワキにはさんだモノは、むしろ落ちなければなりません
ダウンスイング9時からフォロースルーにかけては、
またワキは締まってきますが、もちろん意図的に締めようとするのはNGです。


この練習法は、腕の動きが9時から3時の位置までで、フルスイングはしないのが正しい練習法なのです。

 

これでは、ワキを締めるより”縮こまって”しまいます
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右ワキの適正な空間がつぶれてしまっている

2017918232834.jpg

左ワキの適正な空間がつぶれてしまっていて、振り抜きが悪くなる


ワキの締まり具合の目安が案外難しいようですね。
スイング中、終始ワキを「空けてはならない」のではなく、
「スイングの途中までワキが締まっている」というのが正しい解釈です。


トップ・オブ・スイングとフィニッシュの位置では、ワキにわずかな空間ができます。
自分流スイング作りではこれを「ワキが空く」とは言わず、

「正しく必要な空間」

と考えます。

 

 

スイング中の両肘は真下を向いていればOK
201791902521.jpg

バックスイング10時付近

右肘は真下を向いている

 

201791902620.jpg

フォロースル―3時の位置

左肘は真下を向いている

20179190272.jpg

フィニッシュの位置

左肘と左ワキの空間は直角くらいが適正


≪ナイススイングへの転換のポイント≫
良いスイングは、アドレスの段階でワキはすでに締まっているのです。
スイングの動作中に、ワキを

「締めようとする意図」

は不要であると理解してください。

静止している状態ですから、良いアドレスの真似はできることでしょう。
良いアドレスに関しては、柔軟性等の身体的個人差はほとんど関係ないと思われます。


自分流スイング理論では、バックスイングでの左腕が9時~10時の位置付近では、

右肘はほぼ真下に向き、フォロースルーでの右腕が3時~2時の位置付近では、
左肘がほぼ真下を向いていれば「ワキが締まっている」としています。

つまり、ワキが締まっているとは
「バックスイングからフォロースルーで、両肘がほぼ真下を向いている
ことと言えます。


 

スイング中のワキが締まっているゾーン

この位置では、ワキは締まっている(すき間が無い)ことが望ましい。

 

20179190537.jpg

バックスイング8時の位置

2017919064.jpg

ダウンスイング8時の位置

20179190645.jpg

グリップと身体との間隔かアドレス時のまま

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インパクト直前はピッタリとワキは締

20179190737.jpg

インパクトの瞬間

2017919085.jpg

フォロースル―4時の位置

 

まとめ

レッスン記事等で、

「バックスイングはできるだけ身体から遠くへクラブを上げる」

などの用語にはまどわされないようにしてください。

身体の柔軟性が高いジュニアゴルファーやプロゴルファーなら可能かもしれませんが、
アベレージゴルファーには適さないでしょう。 

良いスイングは、良いアドレスから生まれることは、先に述べてきました。
良いスイングは、スイング中に「ワキを締めろ」というような、

“ああしよう、こうしよう”という操作が少なくなります。

これが、自分流スイング作りの目指す考え方です。

 

vol.50

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vol.49 スイング中の手足は、長く使うと飛ぶのか?

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vol.49
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「ミート率がいい」「ミート率を良くすると、ヘッドスピードが遅くても飛ばせる」という表現を、
最近テレビや雑誌などでもよく耳にします。
具体例として、女子プロのミート率が高いことが挙げられます。
 
女子プロは、ヘッドスピードは、一般男性とそんなに変わらないのに、
240~250ヤード平均では飛ばしているでしょう。
私は、一般男性ゴルファーの飛距離は、平均では200ヤードくらいだと見ています。

もちろん、240ヤード飛ばせることもありますが、当たり外れの度合いが大きく、
女子プロとの平均飛距離が40~50ヤードも変わってしまいます。
 
ミート率の決定的な違いの証明でしょう。
 
力んでフルスイングしたときよりも、リラックスして軽めにスイングしたら、
結構飛んだ経験がありませんか。これこそが、ミート率が高かった結果です。
 
 
 

飛距離とミート率の関係

ミート率は、主にドライバーで表現する場合が多いようです。簡単に言うと、
 
 
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「ナイスショットの指標であり、インパクトで
  適正な角度で芯をとらえ、力の伝わり方がいい」

 

 

 
ことです。スイング測定器がないと、数値では表わせませんので、
ゴルフショップなどで測定してもらい、自分のミート率を知っておきましょう。
 
ミート率の計算式は「ボール初速÷ヘッドスピード」です。
ミート率1,4を超えると、ナイスインパクトと言えますが、
100切りを目指す自分流スイングでは1,3でも十分だと私は考えています。
 
 
 
飛距離を伸ばすのに一番必要なことは何かと問われたら、
「ヘッドスピードのアップ」と答えが返ってくる傾向が高いようです。
 
飛ばしたいからと、闇雲にヘッドスピードを上げるために思い切り振り回したり、
不必要なトレーニングをしたりするのではなく、
自分流スイング理論でミート率を良くしたほうが飛距離アップには合理的です。
 
アマチュアゴルファーのスイングは、なぜミート率が上がらないのかを見ていきましょう。
                                                         
                                                  

ここが我流スイングへの落とし穴だった!  

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 一般的には「手足は長く使う」方がダイナミックなイメージで、
良いスイングと思われているのではないでしょう。
 
しかし、道具を使うスポーツで、
意図的に手足を長く使っている種目はあまり見当たりません。
遠心力で、結果的に手足が“伸ばされてしまう”ものなのです。
 

※ スイング中の遠心力についての解説 ⇒ こちら
 
 
 
露出度の高い人気プロゴルファーは、そのずば抜けた身体能力で、
ダイナミックに手足が伸ばされたカッコいいフォームで魅了しています。
 
スイングを表現する際の「長く、大きく、高く」という言葉は、
ニュアンス的にも能力を最大限に引き出すイメージがあります。
ここが解釈の難しいところです。ジュニアゴルファーや、
若く柔軟性にあふれたアスリート系ゴルファーならあてはまるでしょう。  
 
 
 

手足を短く使うほうがパワーが出る

 
ゴルフ本に出てくるモデルは、アスリート系のプロがほとんどです。
アマチュアゴルファーのためのスイング理論とは、太い境界線を引くべきです。
 
一般的に出回っている、ほとんどのゴルフ本の “アスリート系の真似をしろ” 的な内容に
疑問を持つ視点が必要なのです。
憧れだけでスイング作りをしていると、
我流スイングに陥る確率は非常に高いでしょう。
 
 
バックスイングの大きさは、餅つきの杵や、畑を耕すクワを振り上げ、
そのまま右を向きスタンスを調整した形とほぼ同じです。
手足を短く使っていて、正確さと強さの両方を満たしています。
 
 
自分流スイング理論では、肘から上の部位は、
ボディの一部(といっても、締め付けるのではない)と考え、
腕の操作はヒジから下の部分で行う意識を持ちます。
実際は、ワキに適度なスペースが空きます。
 
 
 
「バックスイングの左腕は伸ばさなければいけないのか?」で、何か重いものを持って、
右左に揺する動作のドリルと、クラブを反対に持ってスイングするドリルを紹介しました。
 
腕をピンと突っ張っては重いものは振りにくいし、手足を長く使って反対に持った
クラブを振ってみても、全くヘッドスピードが上がりません。

 

【上の画像】 腕を伸ばして振っている

【下の画像】 腕をたたんで振っている

20178220742.jpg

ワキはガラ空きで、

20178220824.jpg

バランスは大きく崩れる

 

 

2017822095.jpg

腕を短く使うと、ワキが締まり、

201782201044.jpg

速く正確に振れる

下の画像の振り方が、スムーズに速く振れることがわかります。


 

【クラブを逆さに持ってスイング】
※ 下の3枚の画像は、クラブとグリップを反対にして振っています。  

 

20189201975.jpg

-1
バックスイングで左腕をしっかり伸ばして、

201892019750.jpg

ー2
フォロースル―でも腕をしっかり伸ばしてみる。

201892019847.jpg


一方、バックスイングでは左腕にゆとりを持たせ、
フォロースルーで腕は素早くたたんでいく。

 ①と②の違いは、すぐにわかることでしょう。
腕は短く使った方が、圧倒的にヘッドスピードが上がります。
もちろん、通常の持ち方でも腕は短く使ったほうが、速く正確に振れます。
シャフトの先端にヘッドという鉄のかたまりが付いているので、
大きな遠心力がかかり、腕が伸ばされてしまうのです。

腕を伸ばして重いものを動かすのと、肘をたたんで(短く使う)動かすのとでは、どちらがラクで正確ですか?
ヒザも自然に適度に曲げている、つまり短く使っているはずです。
 
2018128123422.jpg
スイング中、手足は短く使う方が、
ミート率もグンとアップするでしょう。
 
 
 

正しい解釈へのポイント

そもそも、スイングの動作や形は、日常生活ではほとんど見当たりません。
練習していかなければ、できなくて当たり前だし、できないはず、と言っても過言ではありません。
よって、スイング中に使われる手足の長さや大きさ、高さなどの目安は、個人差が大きいと言えます。
 
自分流スイング作りでは、当サイトで解説しているスタンダードスイングにあるように、
バックスイング、フォロースル―と、早い段階でヒジをたたんでいくことで、
手足を短く使っていくことができ、
ミート率の高い自分流スイングにアレンジできます。
 
 
自分流スイングでの腕の使い方は、交互折りたたみ式に
2018128123539.jpg
バックスイングからトップの位置まで、
腕(肘)は素早くたたんでいき、
 

 

2018128123752.jpg
ダウンスイングでは、右ひじをたたみながら、

 

2018128123833.jpg
 フォロースイングからフィニッシュにかけても、
腕(肘)を素早くたたみこんでいきます。
 

 

両腕ともに伸びているのは、アドレス時だけのイメージでいいでしょう(実際はフォロースルーのほんの一瞬)。
 
 
 
 
「スイングは左右対称に振れ」と言われます。下半身の動きは左右対称から少しズレますが、
上半身の動きは、バックスイングとフォロースルーまでは左右対称のイメージというのが、
自分流スイング作りでの正しい理解です。
腕を交互にリズミカルに折りたたむことが「短く使う」ことになります。
 
2018128124757.jpg
実際のスイングでは、
インパクト以降に遠心力が働き、
フォロースルーが大きく見えていく
ことになるのです。 
 

 

 
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