ホーム>レッスンブログ

レッスンブログ

vol.34 スイング軌道に直線は無い?

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.34
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら
 
 

スイング軌道は目標方向、後方への直線の動きはない

 
当サイトのレッスンでは、たびたび、
 
ボディは回転運動、クラブヘッドは円運動
 
がスイングの基本理論であり、スイング中の身体の動作や、
スイング軌道の中に直線の動きは無い
と述べてきました。
 
2018115125330.jpg

肩にシャフトを当てて回転を確認

201811512546.jpg

スイング軌道は円になる

 
 
このスイング理論は、他の項目とも関連してきます。
自分流スイング理論の基本にもなりますので、しっかり理解してください。
 
本項目では、スイング軌道の中の直線運動について、

■「バックスイングはクラブヘッドを低く、長く遠くへ引け」
■「フォロースルーは目標方向に放り投げるように」

という定説と絡めて検証していきます。
 
20181151301.jpg低く、長いバックスイングのイメージ
201811513032.jpg

フォロースル―は目標に真っ直ぐに放り投げる?

 
巷間よく聞くこれらの定説は、スイング軌道を「直線」とイメージしてしまうのではないでしょうか? 
 

 

《ここが我流スイングへの落とし穴だった!》
「低く、長く遠くへ」という表現は、普通に聞けば直線運動を連想してしまいます。
直線運動では、円であるスイング軌道にクラブヘッドをスムーズに乗せていけません。
 
201811513253.jpg

エラーの体重移動であるスエ―と呼ばれる
身体が横へ流れる動作も誘発してしまいます。

結果、スイング軸が崩れるので、
ミート率も大きく落ちてしまい、
我流スイングの原因になります。

 

 

201811513442.jpg

この表現は、バックスイングで、クラブヘッドを
小手先でヒョイとつまみ上げてしまう、
または、急激にインサイドやアウトサイドに
上げてしまう人の矯正イメージとしての表現が、
一人歩きしてしまったものと思われます。

 

 
 
自分流スイング作りでは、スイング理論の「標準値」から偏っている過剰なエラーの動作の場合には、
該当する動作の
正反対の偏った過剰なエラーの動きを入れてやることで、
それぞれのエラーを「相殺」「中和」していきます
この定説は、相殺や中和を表現したのでしょう。
 
 
狙う地点が狭くて、”曲げたくない”、ときに、”真っ直ぐ飛ばしたい!”と、
理論よりも欲求の方が勝ってしまうことがあるものです。

 
バックスイングを真っ直ぐに引いてしまうのと同様に、
球が飛ぶ方向(飛球ライン)にヘッドを沿わせてしまうのがその典型です。
飛球ラインの、やや内側にヘッドを振り抜いていくのが、正しいスイング理論です。
この辺りの理解は、「スタンダードスイング理論」で確認しておいてください。
 
 
バックスイング、フォロースルー両方の直線運動は、
腕が身体から離れ、大きく伸ばされていくので、
ウンスイング~インパクトでは、腕がアドレス時よりも長くなってしまいます。

「腕が長くなってしまう」とは、ダフったり、それを避けて伸び上がってしまうことです。
上下左右に不均等に膨らんだ、”いびつな”円軌道になるからです。

自分流スイング作りの3つの基本理論の一つである、          
地面との接点(スイング軌道の最下点)がズレてしまいます。
 
 
≪自分流スイングへの転換のコツ≫
「スイング」という言葉自体に、スイング作りの極意が込められています。
 
スイングは、直訳すると「振る」です。
ゴルフでふつうに表現される「打つ」や「当てる」は、ヒットです。
良いスイングである円運動は、クラブを回すことです。
 
クラブを「振り回す」とは言いますが、「打ち回す」や「当て回す」という表現は聞いたことがありません。
ゴルファーがふつうに使う「球を打つ」「上手く当たらない」などの表現は、
無意識下で直線のイメージを連想させ、知らず知らずのうちに、
我流スイングに陥ってしまうのではないでしょうか。
 
 
自分流スイング作りでは、
 
「球を打とう、当てにいこうとするな。クラブを回せば(振り回す)、球に”当たる”もの」
 
と考えていきます。
 

下に紹介するクラブ回しドリルを実践してみてください
クルンと1周回せればベストですが、「回そうという意図」だけでも効果があります。
 
このクラブ回しドリルを実践した後に、ふつうにスイングすると、
クラブヘッドがスムーズに円運動する実感がつかめます。
自分流スイング作りでの正しい腕の使い方です。
 
もちろん、球も打ってみてください。
最初はちょっと上手くいかないかもしれませんが、
数十球も練習すると、コツがつかめるでしょう。
 
2020529114223.jpg

① 手だけで上げないように

2020529114243.jpg

② 胸は正面を向いたまま

202052911432.jpg

③ 素早く肘をたたんでいく。
胸は正面のまま

2020529114321.jpg

④ 手首と肘は柔らかく

2020529114337.jpg

⑤ ワキは体から離れないように

2020529114357.jpg

⑥ 1周回して構えに戻る

 
もし、クラブ回しドリルがどうしてもできない、という方は、
次の「V字ドリル」を試してみてください。

V字運動と円運動は違う動きのように見えますが、
身体の回転が加わると、V字運動がキレイに円運動になってしまいます。

V字運動では球は打ちません。
10回程度V字運動をした後に、ふつうにスイングして球を打ってみてください。

 

2020529114824.jpg

① 右肩の上に向かって上げていく

2020529114847.jpg

② 肘のコンパクトなたたみがコツ

202052911497.jpg

③ 右肩から構えに向かって振り下す

2020529114945.jpg

④ 肘が次第に伸びていく

202052911508.jpg

⑤ 構え = インパクト

2020529115030.jpg

⑥ 左肩に向かって上げていく

2020529115058.jpg

⑦ 肘のコンパクトなたたみで

2020529115122.jpg

⑧ クラブを立てていくように

2020529115144.jpg

⑨ 左肩にかつぐ =フィニッシュの形

 

 
 
ゴルフスイングの究極は、スイングをすれば、球に「当たってしまう」ことです。
そのためには正しいアドレスが大前提です。
 
 
スタンダードスイング理論では、「良いスイングは、良いアドレスから生まれる」と述べました。
良いスイングのナイスインパクトで、自動的に「当たってしまう」ためのアドレスを作ることが、
スタンダードスイング理論の根幹になり、自分流スイングへのアレンジを可能にします。
 
上手く打とう、当てようとする意図よりも、
「理論を守ったスイング軌道を描こうとする意図」こそが、
ナイススイングを生む、というのが自分流スイング作りの極意なのです。
 
 
 
 
【その他の練習ドリルの復習】
 
当サイトでも紹介している両足閉じドリルが、
我流スイングから自分流スイングへの転換を助けてくれます。
 
他の項目でも述べた、クラブを逆さにして振ってみるドリルと併用すると、
たちどころにエラーの動きがわかります。
 
201811513842.jpg

両足を閉じて7番アイアンくらいを打ってみましょう。

2018115131152.jpg

シャフトを反対に持ってスイングしてみましょう。
腕を伸ばして振ってみるとスピードが出ますか?

2018115131229.jpg

腕をたたみながら振ると円軌道になり、
ビュンと音がしてスピードが上がります!

 
両足を閉じて低く長く遠くへバックスイングすると、グラついてバランスを崩しますし、
フォロースル―で直線運動をすると、ビュンと音も鳴らせず、ヘッドスピードが上がりません。
 
 
両足閉じスイング中は、円運動をする腕の直径がコンパクトに感じるものですが、
コンパクトになったのではなく、その腕の長さが打つ人の適正寸法なのです。
 
スタンスを通常の広さにしてフットワークでの回転運動を加えると、
そのゴルファーにとって過不足のない腕の直径になります。
 
 
 
 
 
正しい解釈のポイント
 
上記の練習法は、全てスイング中の直線運動を避ける、または矯正するためです。
スイングは円運動ということを理論的に理解していると、本サイトで紹介した項目以外で迷ったときも、
判断や分析を見誤らなくなります。
 
 
スイング作りで怖いのは、理論的に間違ったことを、
正しいと思い込んで一生懸命練習していくことです。
 
これでは、せっかくの努力が実りません。
 
 
私は、これまでのレッスン活動で多くのそのようなゴルファーを見てきて、
残念でならずに当サイトを開設しました。
当レッスンを受けていただいている方々には、ぜひ実る努力をしていただきたいと願っています。
 
 
 
「定説」を盲目的に信じないこと
昔から今に伝わるスイングに関するほとんどの定説は、
当時からのプロの独自のイメージやフィーリングを言葉にしたことが伝承されてきたものです。
知名度の高いプロの言葉であれば、なおさらでしょう。
 
 
しかし、あくまでそのプロの「感覚として、自分はそうやっている」、ということを忘れてはいけません。
 
プロのスイング動作は理論的には適っているはずですが、
プロ独自の感覚的な表現やイメージは、正しい理論と一致するとは限りません。
 
 
スイング作りで悩んだり迷ったりした時は、当サイトのスタンダードスイング理論、
それをベースにしてアレンジしていく自分流スイング作りをぜひ活用してください。
きっと悩みや迷いは解消されるでしょう。
 
vol.34
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら
 
 

あなたの100切り達成を心から応援します!

 

                          こちらもご覧ください                 

 downwardleftクリック!

ゴルフ上達塾全12回コースもございます!
 
 
2023310185927.jpg

あなたを2ランクアップに導きます!

このサイトを運営している礎 康之プロフィールと申します。
ゴルフ仲間を ”ギャフン” と言わせたい方、
ぜひ、私のレッスンを受けに来てください。

① 100切り達成コース
② 初心者脱出コース
③ シングルハンディ養成コース

 

※お問い合わせ・お申込は、

info@club-golfjoy.com

以下の充実したレッスンメニューもご覧ください

1.パター、アプローチ、バンカー専門レッスン 
⇒ クリック

100切りには必ず必要なテクニック満載
 

2.プライベート・マンツーマンレッスン   
⇒ クリック

超ぜいたくな、あなた一人のためのレッスン
 

3.まずは1DAYお試しレッスン
⇒ クリック

 

4.スイング診断・改良レッスン        
⇒ クリック

”イケメンスイング” ”スイング美人” になれます!

 

お申込み要項一覧は ⇒ こちら

 

 

vol.33 スイング中、球は良く見ていないといけないのか?

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.33
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら
 

スイング中は球を凝視しないで頭を動かせ

ゴルフを始めたばかりの頃は、どなたも、
 
「スイング中、球をしっかり見ろ」「頭を動かすな」
 
という定説を何度も言われたことがあると思われます。
初心者の頃だと、ゴルフ特有の動作に身体が違和感を覚え
必要以上に頭が動いてしまうことから生まれた表現なのでしょう。
 
 
「頭を動かすな、球をよく見ろ」のアドバイスは、球に「一点集中」の意識となり、
球を”
凝視する”ようになっていってしまうのも、またごく自然な流れです。
球を「凝視」することは、球を”にらみつけてしまう”と言い換えられます。

にらみつけるような、一点集中状態である凝視は、
周りの気配やその他の感覚には鈍くなること」と考えられます。 
 
 

ここが我流スイングへの落とし穴だった!

人間は、ふつうの状態だと脳の意識の8~9割くらいを、モノを見ることに向けるそうです。
球をよく見る「凝視」だと、スイング特有の身体の動かし方や、
クラブヘッドの位置とかシャフトの角度、重さなどを把握するといった、
スイングに必要な感覚や神経が視神経にとられ過ぎ
身体やクラブの動かし方にまで意識が及びそうもありません。
 
 
普通にモノを見るだけでも脳へ伝わる情報は80%以上なので、
球を「凝視」すると、脳の意識の95%くらいは視神経に持っていかれそうだからです。
 
そうだと仮定すれば、
 
「シャフトの角度やクラブフェースの向きは・・・?」
 
「トップの位置は?」
 
「脚の動かし方は・・・・?」
 
を、残り5%の感覚でどう処理できるのでしょうか。
「頭を動かすな」という一つの表現にロックされてしまうと、
他の感覚が鈍くなり、必要な動きが出来なくなってしまいます。
 
 
自分流スイング作りでは、「スイングでは頭を動かすな」は、
むしろ我流スイングに陥ってしまうエラーの動きと考えています。
この定説は、説明が不十分なのです。

以下をお読みいただければ、充分納得できるできるでしょう。
 
 
2018125104643.jpg

球を”凝視”している

2018125104728.jpg

「頭を残せ」を意識し過ぎると、回転できなくなる

 
 
2018125104038.jpg

バックスイングで頭が前に動くのはNG

2018125104340.jpg

インに引き過ぎて頭が後ろに動くのもNG

 
 
 

自分流スイングへの転換のコツ

自分流スイング作りでは、頭が動いてはいけない方向は前後とします。
左右はむしろ動かすべきであり、その動かす範囲を理解することが必要なのです。
 
例を見てみましょう。頭が左右に動く、動かないのを比較した画像をご覧ください。
頭が左右に動かないと、バックスイングで肩が回らなくなってしまうのです。
 
 
2018125105237.jpg

頭を動かさないトップの形

2018125105453.jpg

適正に頭が動いたトップの形

 
バックスイングでは肩を回すな」と関連させて理解すると、我流スイングに陥らなくて済みます。
スイング中は「球をしっかり見る」というより、
球は「視界に入っている」くらいの意識がちょうどいいのです。
 
 
球を凝視せず、球の付近をボーっと見ていることです。
そのほうが、大部分が視神経に持っていかれていた脳の集中力は、
身体の各部位の動かし方に適切に分散してくれることでしょう。
 
もちろん「各部位の必要な動き」というスイング理論の知識は、
勉強しておくべきなのは言うまでもありませんが。
 
 
2018125105932.jpg

頭が適正に右に動いたトップだと、

2018125105952.jpg

スムーズなダウンスイング⇒インパクトが可能

2018125105237.jpg

頭が動かないトップだと、

201812511059.jpg

ダウンスイングから右肩がガクンと下がってしまう

 

 

自分流スイング作りでは、「バックスイングで頭は動くべき」とする

スイングで頭が動かなかったというのは、
アドレスでの頭の位置とインパクトでの頭の位置が、ほぼ同じであるということです。
インパクトで、アドレスよりも目標側に頭が流れたら、頭が動いたということになります。
 
インパクトでより飛ばしのパワーが伝わった瞬間は、
頭の位置はアドレス時よりも、後ろ(自分から見て右)に位置することもあります。

「飛ばし屋」と呼ばれるゴルファーの多くは、この形になっています。
下の画像でご確認ください。

 
 
スタンス幅が広くなるほど、バックスイングからインパクトでの頭の左右の動きが大きくなります。
ドライバーと7番アイアンのスイング中の頭の動きを見比べてみてください。
ドライバーでは、バックスイングで頭が1つ分くらい動いています。
 
スイング中の頭は、動いてはいけないのではなく、「動かすべき」とするのが、自分流スイング作りの考え方です。
 
201812514142.jpg

7番アイアンのトップの頭の位置

201812514333.jpg

ドライバーのトップの頭の位置

2018125135713.jpg

7番アイアンのインパクト直後の形

2018125135743.jpg

ドライバーのインパクト直後の形

 
ドライバーのアドレスでは、顔は球のかなり右(打つ人から見て)に位置します。
ふつう、細かい作業をするときは、顔の中心でモノを見たいはずです。
 
 
ドライバーのアドレスでは、球は左足寄りに置くので、顔の中心からかなり離れてしまいます。
だから、インパクトで球の真上に顔を持ってこようとしてしまう、
我流スイングのインパクトになってしまいやすいのです。
 
 
 
正しい解釈のポイント
スイング中に、クラブヘッドを球に合わせに行くのではなく、
アドレスの時点で球にクラブヘッドが「合っている」のが自分流スイング理論だと述べました。
上手く「当てよう」から上手く「当たってしまう」アドレスとスイングを目指しましょう。
 
 
両足を閉じたスイングなら、その場で回転するので、頭は左右にほとんど動きませんが、
スタンス幅が広くなるにつれて、頭も動いていくのが自然になってくるのです。
 
どうしてもこの感覚が怖い人は、ドライバーでもスタンス幅は狭めにしてみてください。
頭の動きは少なくなり、怖さが軽減するはずです。スイング動作も、よりシンプルになります。
 
 
自分流スイング作りでは、頭を動かしてはいけないのではなく、
一番最後に頭が動いていくことが「頭を残す」「頭を動かさない」ということと考えています。 
 
vol.33
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

あなたの100切り達成を心から応援します!

 

                        こちらもご覧ください                 

 downwardleftクリック!

ゴルフ上達塾全12回コースもございます!
 
 
2023310185927.jpg

あなたを2ランクアップに導きます!

このサイトを運営している礎 康之プロフィールと申します。
ゴルフ仲間を ”ギャフン” と言わせたい方、
ぜひ、私のレッスンを受けに来てください。

① 100切り達成コース
② 初心者脱出コース
③ シングルハンディ養成コース

 

※お問い合わせ・お申込は、

info@club-golfjoy.com

以下の充実したレッスンメニューもご覧ください

1.パター、アプローチ、バンカー専門レッスン 
⇒ クリック

100切りには必ず必要なテクニック満載
 

2.プライベート・マンツーマンレッスン   
⇒ クリック

超ぜいたくな、あなた一人のためのレッスン
 

3.まずは1DAYお試しレッスン
⇒ クリック

 

4.スイング診断・改良レッスン        
⇒ クリック

”イケメンスイング” ”スイング美人” になれます!

 

お申込み要項一覧は ⇒ こちら

 

 

vol.32 スイング中に右手は使ってはいけないのか?

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.32
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら
 
 

「ゴルフスイングは左で打て」と言われるが・・・。

もはや、神話ともなっている通説です。
ゴルファーなら、誰しも一度は耳にしたことがあるでしょう。

左手でハシを使ったり、歯磨きをしたりするトッププロもいますが、

アベレージゴルファーにとって、果してそこまでの感覚が必要なのでしょうか?
 

20206314353.jpg

「スイングは左腕リード」と言われ、
右手はまるでスイングのじゃま者のように
言われたりもしています。

 

 この定説は、かなり以前から伝承されてきています。
当時は、ゴルフ理論も今ほど確立されておらず、有名プロの独自の感覚や独り言が、
そのまま一般論化(定説)してしまった、と私は考えています。
 
 
 
 
~ここが我流スイングへの落とし穴~
 
プロやほとんどの上級者ゴルファーは、左腕一本のスイングでボールが打てます
また、
練習してきているはずです。私も練習ドリルとして取り組んできました。
 
プロレベルになってくると、「左腕(サイド)リード」でスイングする、
という感覚が必要になってくるかもしれませんが、
100切り達成を目指す自分流スイング作りの段階では、
左腕リードスイングまでは不要
と考えています。
 

「左腕リード」ができるゴルファーは、苦もなく左腕一本でボールが打てるのです。
練習場でお試しください。あなたは、左腕1本でボールが打てますか?
 
打てない方は、だいたいトップするか、右に飛んでいくはずです。
ダウンスイングから、ヘッドが戻って来ずに、シャンクにさえなってしまうでしょう。
 
そんな不器用な左腕にスイングのリードを任せていては、
上達の大きな遠回りになってしまうのではないでしょうか。
 
 

左腕一本で自在に打ててこその左腕リード

左腕リードのスイングとは、たとえて言えば、テニスの左手でのバックハンドと、
右手でのフォアハンドの違いに似ています(右利きプレーヤーの場合)。

圧倒的にフォアハンドの方がコントロールも良く、パワーもあります。
なぜ、ゴルフスイングでは左サイドリードという神話とも呼ばれている定説が生まれたのか。

それは、プロを始め、上級者レベルだけに通用する理屈を、
さも全てのゴルファーがそうすべき、と伝わってしまったからではないかと見ています。
 
前述しましたが、昔は今のようにゴルフの情報が多くなく、
有名プロのが言葉そのまま独り歩きしてしまい、
「あのプロが言うことだから、間違いないだろう」と、
盲目的に信じられてしまったと考えられます。
 
 
トッププロとアマチュアゴルファーとでは、
練習量、才能、経験等、比較にならない差があります。
当サイトで目指す自分流スイング作りの考え方を理解していただくために、
以下の参考ページをご覧ください。
 
 
 
 
【「1+1=2」の考え】
左腕一本でボールが打てる「左サイドリード」のメリットは、
「1+1=2」とお考えください。右腕が1、左腕が1、併せて2です。
 
左腕でボールを打てない人は、むしろ左腕がじゃまをすると考えて、
左腕を-0,5と考えてみてください。
 
-0,5(左手) + 1(右手)= 0,5(左右の総合力)
 
となってしまい、トータル「2」のゴルファーとは圧倒的な差となってしまいます。
それならば、不器用な左腕には、せめて0になってもらい、
1+0=1の方が、効果的ではないでしょうか。
 
 
左手は、右手の内側で動かすことです。
スイング中、左手は右手よりも身体に近い位置をキープしながら、
かつ右手の下に位置しながら回転しているのが正しいのです。
 
202063142028.jpg

左腕は、常に右腕よりも短く使うことが正しい役割です。
これは「左腕1本のNGスイング」のフォロースルーです。

これでは、右手が添えられませんね。

 
202063142050.jpg
左腕の使い方は、もし両手でスイングしていれば、
左腕が右腕よりも長く使われてしまっている状態です。

 

 
左腕1本打ちは、かなりレベルの高い練習法です。
もちろん、取り組むことは良いのですが、

100切り達成のための自分流スイング作りには、ここまでの技術は必要ないと考えています。
左腕1本で打てなくても、問題ありません。

 

202063143156.jpg

左腕の1本打ちでの正しい左腕の使い方は、
フィニッシュできちんと肘がたたまれて、
首に巻き付いていることです。

両手でスイングしてフィニッシュした形
での左腕とほぼ同じ形
です。

202063143425.jpg

両手でスイングしたフィニッシュの形

 

この理論で、多くの私の生徒さんが納得し、飛距離を伸ばし方向性も良くなりました。

 
 
 
 
~自分流スイングへの転換のコツ~
 
左手は存在さえ消す意識で。右腕リードのスイングを作る
 
自分流スイング作りでは、この方法で、たくさんのゴルファーを迷路から脱出させてきました。
左腕を0にする、といっても、両手でグリップしてスイングする以上、
左腕は、無意識下で必ず「使われてしまう」はずです。
 
結果、左手と右手を均等に使っていく、というのが自分流スイング理論の目指すところです。
 
 
自分流スイング作りの練習として、右手1本打ちドリルがあります。
定説のような、右手を使っては使ってはいけない、のではなく、
正しい右手の使い方を身につけるドリルです。
 
そもそも、器用で力があり、利き手である右手をしっかり使って
飛ばしていこうというのが
、自分流スイング作りです。
 
 

~右手の使い方と練習法のポイント~

右手だけでスイングし、球を打つドリルです。

■  9番アイアンくらいが良いでしょう。低めのティーアップをしてください。
■  グリップは、中程を(グリップエンドを余して)持ちましょう。
■  右手1本でも、両手で振っているときと必ず同じ使い方をします。
■  感じをつかむのが目的ですので、50ヤードも飛べば十分です。
■  重く感じるのは、正しい軌道からシャフトが倒れているからです。

 

 
まとめ・右手と左手の正しい役割を知ること】  
 
 左手の感覚は0のつもりだと、器用でパワーのある右手の邪魔をしない。
 左手は、右手に従って動き(内側、身体に近く)、右手の補助や、舵取りになってくれる。
 
左手が器用に使えないゴルファーは、左手を全く使う意識がなくて、
やっと右手と左手が1:1になるもの、というのが自分流スイング作りの考え方です。
 
左手は不器用なので、「自然に使っている」感覚に気付かないのでしょう。
 
結論として、「右手が悪い、左手が悪い」のではなく、右手、左手それぞれの役割と使い方をよく研究し、
正しい使い方をしていくことで、もっと速く上達できるのです。
 
 
vol.32
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら
 
2023310185927.jpg

あなたを2ランクアップに導きます!

このサイトを運営している礎 康之プロフィールと申します。
ゴルフ仲間を ”ギャフン” と言わせたい方、
ぜひ、私のレッスンを受けに来てください。

① 100切り達成コース
② 初心者脱出コース
③ シングルハンディ養成コース

 

※お問い合わせ・お申込は、

info@club-golfjoy.com

以下の充実したレッスンメニューもご覧ください

1.パター、アプローチ、バンカー専門レッスン 
⇒ クリック

100切りには必ず必要なテクニック満載
 

2.プライベート・マンツーマンレッスン   
⇒ クリック

超ぜいたくな、あなた一人のためのレッスン
 

3.まずは1DAYお試しレッスン
⇒ クリック

 

4.スイング診断・改良レッスン        
⇒ クリック

”イケメンスイング” ”スイング美人” になれます!

 

お申込み要項一覧は ⇒ こちら

 

 

vol.31 スイング中、腕の三角形はどこまでキープなのか?

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン
 

vol.31
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら
 
 

三角形のキープとは

自分流スイング作りでは、スイング中に腕と肩できる三角形は大小の2つあると考えます。
肩幅を底辺とし、両腕の長さを辺とする「大三角形」と、
両肘を結んだ線を底辺とし、肘から先を辺とする「小三角形」です。

 

202051910504.jpg

両肩を結んだ線を底辺とし、
両腕の長さを辺とするのが「大三角形」⇒
の三角形

両肘を結んだ線を底辺とし、
肘から先を辺とするのが「小三角形」⇒の三角形

 

 

2017919233043.jpg

両ヒジの間隔を変えないことが、

2017919233111.jpg

三角形をキープしていることになる

腕にビーチボールをはさんで腕が9時~3時で練習するドリル

 

 

大三角形のキープは、およそ腕が腰から腰の8時~4時の範囲までOKです。
小三角形のキープは、両肘の間隔が、
トップ ~ ダウンスイング ~ フォロースルーまで、
ほぼ同じであれば、
スイング中の小三角形はキープされていると言えます。

9時の位置以降と、3時の位置以降は、大三角形は崩れます。

自分流スイング作りでは、構えたときの両肘の間隔がスイング中終始同じであれば、
大小の三角形のいずれかがキープされているということになります。




三角形を保つとは、ひじを縦にたたむこと
スイング中の肘は、タテにたたむということが、三角形を崩さないということなのです。
ここを誤解すると、テークバックで両腕を伸ばしたままどこまでも上げようとしてしまいます。

これでは、スイングを崩してしまい変則スイングとなってしまい、当然、ワキは空いてしまいます。
「肘をタテにたたむ」とは、スイング中の両ひじは身体の幅の中にあることなのです。

 

2017919234855.jpg

両ヒジが身体の幅の中にある

 

2017919234940.jpg

三角形がキープされているフォロースル―

vol.31
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら
 

 

あなたの100切り達成を心から応援しします!

 

こちらもご覧ください                 

 downwardleftクリック!

ゴルフ上達塾全12回コースもございます!
 

 

2023310185927.jpg

あなたを2ランクアップに導きます!

このサイトを運営している礎 康之プロフィールと申します。
ゴルフ仲間を ”ギャフン” と言わせたい方、
ぜひ、私のレッスンを受けに来てください。

① 100切り達成コース
② 初心者脱出コース
③ シングルハンディ養成コース

 

※お問い合わせ・お申込は、

info@club-golfjoy.com

以下の充実したレッスンメニューもご覧ください

1.パター、アプローチ、バンカー専門レッスン 
⇒ クリック

100切りには必ず必要なテクニック満載
 

2.プライベート・マンツーマンレッスン   
⇒ クリック

超ぜいたくな、あなた一人のためのレッスン
 

3.まずは1DAYお試しレッスン
⇒ クリック

 

4.スイング診断・改良レッスン        
⇒ クリック

”イケメンスイング” ”スイング美人” になれます!

 

お申込み要項一覧は ⇒ こちら

 

 

vol.30 ターゲットラインに対して構え、打つ

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.30
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

 

① 完璧なスイングをしても、向きが悪ければ何にもならない


練習場のマットでは真っ直ぐに立てるのに、芝の上では真っ直ぐに立てない。
その最大の理由は「球に対して」構えているからです。

※ ターゲットラインは「飛球線」とも呼ばれる。

 

201721122519.jpg

球だけ”に対して構えても、ターゲットラインに対して
構えているかは不明だが、ターゲットラインに対して
構えるようにすれば、
球に対しても構えている
ことになる。

 

ターゲットラインに対して構えるとは、
「目に見えない」ものに対して構えることになる。


 


 

 

2017211231346.jpg

ターゲットラインは、あくまで”イメージの線”である。
 

自分流スイングは、文字の楷書のように型にとらわれ過ぎず、
自分の個性やクセを活かしたスイングだが、

「ターゲットラインに対して構える」

ことだけは、必ず実践しなければならないことである。

 

 

 

 

■ 平面から立体へ

最初は、球から目標までの地面にラインが引いてあることをイメージすれば良いでしょう。
状況が許すなら、画像のように線を作ってガイドにしてみましょう。

次の段階は、「ラインを立体的にイメージ」できるかです。
球から目標までの放物線をイメージしてみましょう。番手ごとの打球の高さや、
スピードまでイメージできれば
、より正確な距離感が身に付きます。

スイングを崩す原因のひとつに、そのクラブのロフト角から出せ得る高さよりも、
高い弾道をイメージしている場合が多いようです。

 

ターゲットラインは、左右のズレだけではなく、上下のズレにも注意しましょう。

 

 

 

 ターゲットラインに対してスイングしていく

~ ターゲットラインとスイング軌道との交わりがポイント ~


自分流スイング作りで、必ず守らなければならないことは、
スイング軌道は「ターゲットラインに対して」描いていくことです。

わかりやすく言えば、練習場のマットでのスイングは、
ターゲットラインに対して構えられているし、
ターゲットラインに対してスイングしている
(スイング軌道を描いている)のです。

練習場のマットは打席は、目標に対して直角や平行に置かれているからです。


芝の上の、ガイドラインが何も無い状態で、いかにターゲットラインが
イメージできるか
が自分流スイング成功の最大のポイントです。

別項で、「ターゲットラインに平行に構える方法」を説明します。

                                          

ターゲットラインからズレている様子

201722722743.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ターゲットラインに対して、
極端にアウトサイドから
インサイドに振り抜かれてしまう構え方。

20172272273.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ターゲットラインに対して、
極端にインサイドから
アウトサイドに振り抜かれてしまう構え方。

 

2017227223738.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

打ち上げのライの状況。目線が上がってしまい、
スイングが狂いやすい。地形に反して、
低い目線で構えるのがコツ。

 

2017227223638.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

願望の目標を「第1の目標」とし、
“計画的に逃げて”狙う目標を
「第2の目標」と、明確に区別しておく。

願望の目標は、フェアウェイ真中だが
狙う目標は、フェアウェイ右サイド


■ 「構えで逃げて、スイングで逃げない」

“怖さで逃げた”構え

目標を狙いたいけど(目線は目標に合っている)、左サイドに池などがある。
怖さから逃げたい気持ちが構えに表れてしまい、体が右を向いてしまっている。
目線(願望とも言える)は目標に向いているが、スイングは、池の右方向に逃げて振りたくなるため、
スイングは狂いやすいでしょう。

 

“計画的に逃げた”構え

目線は、願望の目標(フェアウェイセンター)ではなく、「第2の目標」にある。
「左の池には入れないようにスイング」よりも、「右の3本目の木に向かって打つ」という狙い方をしましょう。
意識が前向きになり、良いスイングを生むでしょう。

 

保険をかける

“余裕をもった”“計画的に逃げた”構えならもしミスしても結果オーライになりやすい。
うまく目標近くに寄ったなら、それは「保険がおりた」と考えます。
保険は、掛け捨てが普通。ミスしなかったら、目標には寄らなかったけど、いわば計画通りにいったということです。

vol.30
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

 

あなたの100切り達成を心から応援します!

 

こちらもご覧ください                 

 downwardleftクリック!

ゴルフ上達塾全12回コースもございます!
2023310185927.jpg

あなたを2ランクアップに導きます!

このサイトを運営している礎 康之プロフィールと申します。
ゴルフ仲間を ”ギャフン” と言わせたい方、
ぜひ、私のレッスンを受けに来てください。

① 100切り達成コース
② 初心者脱出コース
③ シングルハンディ養成コース

 

※お問い合わせ・お申込は、

info@club-golfjoy.com

以下の充実したレッスンメニューもご覧ください

1.パター、アプローチ、バンカー専門レッスン 
⇒ クリック

100切りには必ず必要なテクニック満載
 

2.プライベート・マンツーマンレッスン   
⇒ クリック

超ぜいたくな、あなた一人のためのレッスン
 

3.まずは1DAYお試しレッスン
⇒ クリック

 

4.スイング診断・改良レッスン        
⇒ クリック

”イケメンスイング” ”スイング美人” になれます!

 

お申込み要項一覧は ⇒ こちら

 

 

vol.29 球に対して構えてはいけない

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.29
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

 

練習場のマットでは真っ直ぐに立てるのに、芝の上では真っ直ぐに立てない。
その最大の理由は、「球に対して」構えているからです。

 画像をクリックすると拡大されます

 

2017210235452.jpg

まず、右肩を目標に合わせるように半身で狙いを取っていくと、目標の右方向に向きにくくなる。

2017210235317.jpg

目、肩、腰、膝、つま先のラインが平行になることが理想的。
目のラインに、その他のラインが従っていく

 

2017210235644.jpg

目標の左方向に向いてしまっている。目標に意識が強過ぎるからだ。ゴルファーの2割程度はこの傾向に。

2017210235620.jpg

上の構えと同じ所を狙っているつもりだが、右向きになっている。ゴルファーの約8割は目標の右を向いてしまうようだ。

 

構えのガイドラインを作る

コースの芝の上では、練習場のマットのように
正しく構えられるガイドとなる直角・平行な線(ライン)は見当たりません。

練習場のマットでは、球に対して構えてもほぼ自然に、
そして確実に目標方向に対して真っ直ぐに構えることが”できてしまう”のです。
その理由は、視界に入っているマットの向きに誰でも平行に立てるからです。
「向きが狂わない環境」が、誰にでも確保されているといえるでしょう。

直角、平行のモノが視界にあるから、無意識にそれらに沿って構えています。
マット内のタテや横の幅や形状で、球との間隔も無意識で測っているものです。
これが、練習場では調子がいいけど、コースでは急に調子が狂ってしまう原因です。

vol.29
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

 

あなたの100切り達成を心から応援します!

 

こちらもご覧ください                 

 downwardleftクリック!

ゴルフ上達塾全12回コースもございます!
2023310185927.jpg

あなたを2ランクアップに導きます!

このサイトを運営している礎 康之プロフィールと申します。
ゴルフ仲間を ”ギャフン” と言わせたい方、
ぜひ、私のレッスンを受けに来てください。

① 100切り達成コース
② 初心者脱出コース
③ シングルハンディ養成コース

 

※お問い合わせ・お申込は、

info@club-golfjoy.com

以下の充実したレッスンメニューもご覧ください

1.パター、アプローチ、バンカー専門レッスン 
⇒ クリック

100切りには必ず必要なテクニック満載
 

2.プライベート・マンツーマンレッスン   
⇒ クリック

超ぜいたくな、あなた一人のためのレッスン
 

3.まずは1DAYお試しレッスン
⇒ クリック

 

4.スイング診断・改良レッスン        
⇒ クリック

”イケメンスイング” ”スイング美人” になれます!

 

お申込み要項一覧は ⇒ こちら

 

 

vol.28 ナイスショットとミスとの分かれ目「ソール4段階理論」

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.28
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

 

構えは、「何となく」「こんな感じ?」では、ナイスショットは続きません。
 

ソールには4種類ある

打つためにクラブヘッドを地面に置くことをソールと言います。
以下に4種類のソールの仕方を挙げますが、ナイスショットのための
OKなソールの仕方は2つだけです。

 

20191115133938.jpg

ソールを地面に押さえつけている

 

20191115134010.jpg

ソールを地面に置いている

 

20191115134036.jpg

ソールが地面に触れている

 

2019111513415.jpg

ソールが地面から浮いている


 

スイング中、クラブヘッドの軌道の最下点を安定させたり、
適切なソールができる前後の重心配分のポイント

 

20191115134332.jpg

ここに体重をかけるようにすれば、
スイング中のバランスが良くなり、
最下点が安定する。

 
【まとめ】

ソール(する)は、見た目には大差はありませんが、実際はかなり違いが出てきます。

最もミスしやすくなります。両足とクラブに体重がかかる、いわば「3脚」です。
 バックスイングで1脚が外れると、大きくバランスを崩してしまい、ダフッたりします。

は、①ほどではありませんが、同種類のミスになりやすいでしょう。

はクラブヘッドの重みを感じていて、理想的です。打つ人の脚だけで立っています。

はバンカーショットの場面です。ソールは地面に触れてはいけません。

 

 

こんな目に見えにくい箇所にも、ミスを防ぐポイントがあるのです。
 

vol.28
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

 

あなたの100切り達成を応援します!

ゴルフ上達塾全12回コースもございます!

 

2023310185927.jpg

あなたを2ランクアップに導きます!

このサイトを運営している礎 康之プロフィールと申します。
ゴルフ仲間を ”ギャフン” と言わせたい方、
ぜひ、私のレッスンを受けに来てください。

① 100切り達成コース
② 初心者脱出コース
③ シングルハンディ養成コース

 

※お問い合わせ・お申込は、

info@club-golfjoy.com

以下の充実したレッスンメニューもご覧ください

1.パター、アプローチ、バンカー専門レッスン 
⇒ クリック

100切りには必ず必要なテクニック満載
 

2.プライベート・マンツーマンレッスン   
⇒ クリック

超ぜいたくな、あなた一人のためのレッスン
 

3.まずは1DAYお試しレッスン
⇒ クリック

 

4.スイング診断・改良レッスン        
⇒ クリック

”イケメンスイング” ”スイング美人” になれます!

 

お申込み要項一覧は ⇒ こちら

 

 

vol.27 遠心力は「両刃の剣」 意味を理解しないと逆効果に!

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.27
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

 

 遠心力で飛ばす、とは?


【 ゴルフスイングにおける遠心力の特徴・現象 】 

遠心力とは、物体(クラブヘッド)が円運動する中で発生する力であり、文字通り「中心から遠のく」力
スイングにおいては、スイング軌道の前方(身体から離れる)と目標側の両方向に膨らむと考えてください。

遠心力はバックスイングでは小さく、ダウンスイングの中間くらいから、
インパクト直後にかけて最高潮に達します。

ちょうどジェットコースターが下っている時間帯と同じです。
そこのゾーンのクラブさばきが、スイング作りの最大のポイントとなります。

 

202051614623.jpg

この付近からヘッドスピードが上がりだし、

202051614812.jpg

インパクト直前から~

202051614845.jpg

フォロースルーにかけて最速になる

2020516141332.jpg

シャフトは右肩と肘の中間付近を通過

2020516141413.jpg

ここで、手元は身体から離れていく力が働く

2020516141445.jpg

下半身をターンさせれば、遠心力に負けない

 

【 遠心力のメリット・デメリット 】

遠心力を上手く活かせれば飛距離アップになり、活かせなければミート率の低減になります。
主なミスは、シャンクやプッシュスライス(右に飛び出し、右に曲がっていく)です。

腕とクラブで作られるスイング軌道の寸法(直径や傾き=スイングプレーン)は決まっています。
つまり、打つ人の腕の長さやクラブの長さが変わることはないからです。

遠心力は、スイング軌道の円周の中に閉じ込めることでヘッドスピードが上がり、はみ出るとミスにつながります。
では、どのように遠心力をスイング軌道の中に閉じ込め、ヘッドスピードアップにつなげるのでしょうか?

 

 

【 理論の理解と活用 】

遠心力を適正なスイング軌道の中で活かせれば、飛距離アップにつながることを確認しました。
フォロースイングからフィニッシュまでの正しい動作理論の理解がポイントです。

正しい動作とは、

■ コック ⇒ アンコック ⇒ リ・コックのタイミング

■ アーム&フェースローテーション

■ フットワークでのボディターン
  ※ ボディターンというと、上半身だけをイメージされやすいので、「フットワークでの~」という理解が必要です。

 

202051615150.jpg

過度なアームローテーションの例。

これでは、左に飛んでしまう。
「手首をねじる」のと「ローテーション」とは、似て非なるものだ。
俗にいう「手打ち」も、これに該当する。

 

2020516151611.jpg

これは、逆にアームローテーションが足りない

遠心力のデメリット作用を受けた時の典型的な形だ。

デメリット作用とは、

■ アームローテーションが不足しフェースが開く。

■ 手元が身体から離されてしまい、伸び上がったようになる。

 

2020516151638.jpg

正しいアームローテーションの形。

右腕が地面と平行になったときに、
グリップエンドがターゲットラインを指している。
この形になると、フェースローテーションも適正になる。

自分から見て、シャフトは左肩の幅に
入っていることがチェックポイント。

 

202051615175.jpg

コックの動作がきちんとできている形。

リ・コック(フォロースルー時)で右腕は左腕の上に位置している。
フットワークもできており、理想的なフォロースルーの形。

コッキングの一連、アームローテーション、ボディターンの三位一体が、
遠心力のメリットを活かした理想的なスイングとなる。

上記3点の項目は、多分に個人差が出てきて、バランス配分や連動のさせ方が大きなポイントになります。
オンラインレッスン内の動画のやり取りや、
質疑応答などで、個別にアドバイスしていきます。ご期待ください!

 

 

自分流スイング作りの根幹に当たる理論とは

ゴルフ雑誌などで散見されますが、飛ばすためには「大きく振れ」と言われます。
しかし、「大きく振る」ことの理解を間違うと遠心力のデメリットの作用を受けてしまい、
ますます飛ばなくなり、もっと曲がることになってしまいます。

自分流スイング作りでは、

■ 作為的に大きなフォロースルーを取ろうとしない
■ クラブは、目標側にではなく、背中側に放り投げるイメージ

をアドバイスしていきます。

20205171852.jpg

理想的なフォロースルー形

20205171757.jpg

勘違いしたフォロースルーの形

 

 

20205171250.jpg

クラブを反対に持って振れば、正しいフォロースルーの感覚が
すぐに実感できるでしょう。

 

20205171410.jpg
大きな形を作ろうとしたり、目標方向に放り投げようとすれば、
スピードが全然上がらないことに気づくはずです。
20205171631.jpg

コツは、フォロースルーでグリップエンドを目標に向けるようにする。
クラブヘッドが円く動いていることになります。

クラブヘッドを円く動かせば、遠心力はヘッドスピードに変わるし、ミート率も上がる。
自分流スイング作りの根幹に当たる理論です。

 

vol.27
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

2023310185927.jpg

あなたを2ランクアップに導きます!

このサイトを運営している礎 康之プロフィールと申します。
ゴルフ仲間を ”ギャフン” と言わせたい方、
ぜひ、私のレッスンを受けに来てください。

① 100切り達成コース
② 初心者脱出コース
③ シングルハンディ養成コース

 

※お問い合わせ・お申込は、

info@club-golfjoy.com

以下の充実したレッスンメニューもご覧ください

1.パター、アプローチ、バンカー専門レッスン 
⇒ クリック

100切りには必ず必要なテクニック満載
 

2.プライベート・マンツーマンレッスン   
⇒ クリック

超ぜいたくな、あなた一人のためのレッスン
 

3.まずは1DAYお試しレッスン
⇒ クリック

 

4.スイング診断・改良レッスン        
⇒ クリック

”イケメンスイング” ”スイング美人” になれます!

 

お申込み要項一覧は ⇒ こちら

 

 

vol.88 コラム1 私自身が自分流スイングの体現者

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.88
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

 

私自身が自分流スイングの体現者 その2  

私は元々、スポーツは学校の体育以外全くと言っていい程やっていませんでした。
25歳と遅くからゴルフを始めたので、スイングの理屈を頭で理解、納得できないと身体が動きませんでした。

しかし、頭で理解でき納得できたことは、やはり身体も従ってくれ、今日に至っています。よく、

「頭で考えずに、イメージすれば自然に身体が動くものだ。もっと自分のカンセイ(感性)を信じよう」

などと、有名プロがコメントしていますが、
彼らは例外なく子供の頃からゴルフをやってきていることを見逃してはなりません

「カンセイ」などと、“とらえどころのないもの”を、どうやって信じるのか。
私たちが、そのような“とらえどころのない”カンセイを信じていれば、
いつまで経ってもゴルフは「未カンセイ」なのではないでしょうか。
 

2023425112435.jpg

 

正しく構えることが、自分の感性を引き出すことになる。

 

 


そんなゴルフ修行を通じて私が気づいたことは、ゴルフ本や雑誌などで目にする一般に伝わっている
ゴルフレッスンの「定説」のほとんどは、

「もうスイングをマスターしてしまった人」の現時点の
独自の感覚の説明にすぎない

ということでした。

雑誌やテレビなどで、有名プロが「自分はこうやっているよ」という説明を、
「あのプロがそう言っているのだから間違いないだろう」と、
私たちはそのまま受け止めてしまっているのではないでしょうか。

それらが一人歩きして定説となり、一般化しているのだと私は思うのです。
そんな定説を、技術的レベルが大きく違うアマチュアゴルファーがそのまま額面どおり受け取ってしまうと、
残念ながら解釈のズレが生じることは、ごく自然な流れでしょう。

そのズレを解明して正しい理解へと導き、「自分流スイング」を作り上げて、
大いにゴルフライフを楽しんでいただこうと提唱するのが、本サイトの役割であり私の願いです。

 

「自分流スイング」と言うと、何だか制限もなく、好きなようにスイングしても
上達していけるのではないかと思われると、それは違います。

自分流スイングとは“好き放題”“自由気ままに”スイングすることではありません。
一定の法則や決まりごとは守ってスイング作りを進めていかなければなりません。

自分流スイング作りには、身体にかかるある程度の負荷や違和感は受け入れる思考力や気持ちの準備は必要です。
“あれイヤ”、“これはしっくりこない”というワガママを認めるということではないのです。

なぜなら、打球がスライスしたりフックしたり、またトップしたりダフッたりする、
「球の飛びの自由奔放さ」を私たちは認められないことでしょう。
球の飛び方に“制限をかけたくなる”はずです。

ならば自分自身のスイングも、動作の制限を作って欲しいのです。

202342511256.jpg

 

動作の制限とは、「型」を作ることである。

 

一応スタンダードスイングを目指したが、どうしても出来なかった。
だからこその自分流スイングへの転換なのです。

 

vol.88
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

2023310185927.jpg

あなたを2ランクアップに導きます!

このサイトを運営している礎 康之プロフィールと申します。
ゴルフ仲間を ”ギャフン” と言わせたい方、
ぜひ、私のレッスンを受けに来てください。

① 100切り達成コース
② 初心者脱出コース
③ シングルハンディ養成コース

 

※お問い合わせ・お申込は、

info@club-golfjoy.com

以下の充実したレッスンメニューもご覧ください

1.パター、アプローチ、バンカー専門レッスン 
⇒ クリック

100切りには必ず必要なテクニック満載
 

2.プライベート・マンツーマンレッスン   
⇒ クリック

超ぜいたくな、あなた一人のためのレッスン
 

3.まずは1DAYお試しレッスン
⇒ クリック

 

4.スイング診断・改良レッスン        
⇒ クリック

”イケメンスイング” ”スイング美人” になれます!

 

お申込み要項一覧は ⇒ こちら

 

 

vol.89 コラム2 自分流スイングの成功例

100切り達成自分流スイング上達塾・オンラインレッスン

vol.89
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

 

自分流スイングでクラブチャンピオンを狙おう!

BSテレビで、「ゴルフ侍」という人気番組があります。
ご存じの方も多いのではないでしょうか。

全国各コースのクラブチャンピオンクラスのアマチュアゴルファーが、
シニアの有名&トッププロと、9ホールをノーハンディのマッチプレーで対戦するという内容です。

出場するプロも、トップアマチュアプレーヤーが相手なので、
かなり緊張しているのが画面から伝わってきます。
双方本気モードでガチンコ勝負しています。

2023425121441.jpg

 

勝負の1打こそ、ヘッドアップしない

ハンディキャップ1や2といったトップアマチュアといえども、
対戦するプロと比べると、フォームがかなり特徴的、個性的なのが一目瞭然です。

しかし、中にはプロと互角か勝ってしまうアマチュアがいるのだから驚きです。
彼らは、自信の持てない“借り物のスイング”よりも、
“確信ある自分流スイング”を極めてきたゴルファーたち
であることが、
番組内のコメントやプレー振りでうかがい知れます。


オーソドックスなスイングでなくてもいい。美しくカッコいいフォームではないかもしれない。
しかし自分流スイングでも、
「シングルハンディやトップアマ、クラチャンにもなれるのだ」
「プロと互角に戦えるのだ」
と、我ら自分流スインガーにエールを送ってくれる番組内容です。

本サイトで自分流スイングを目指す私たちにも、夢と希望を与えてくれるでしょう。

 

 

私の記憶に残るゴルファー
私がゴルフ場で修業をしていた時のメンバーさんで、Sさんという方がいました。
性格的にはわが道を行くタイプで、ゴルフの本など一切見ないし、
もちろんレッスンなど受けない完全独断主義タイプのゴルファーでした。

Sさんのスイングは、各部位の動作のクセの度合が相当大きく、
どう見ても我流スイングのハンディキャップ36にしか見えないアドレスとフォームでした。

しかし、そこそこ体格もよかったせいか、飛距離も出してきますし、
当時のハンディキャップは何と+1! いくつものコースのクラブチャンピオンも獲っていました。
県アマなどでも優勝をかざっています。

Sさんは、週に5回はプレーし、練習場にも毎日通っていて、練習量がかなりありました。
しかし何かの事情で忙しくなって練習量が減ると、スコアの崩れ方も大きいようでした。

もちろん、ご本人しかわからないスイング理論があったのでしょうが、
私から見て、スタンダードスイングをベースにしたスイング理論ではなかったと思いました。
Sさんのように数多くの球を毎日のように練習し続けなければ維持できないのが、我流スイングの特徴です。


Sさんは、何から何まで我流ゴルフでしたが、特筆すべきはパッティングの上手さでした。
独特の打ち方でプロも舌を巻くほどの巧さです。

202342512155.jpg

 

正しい方向取りがナイスショットを生む

 

 

私が新米研修生の頃に何度もラウンドをご一緒しましたが、
握りゴルフでこっぴどくヤラれてしまったものです。
パッティングは動作が小さく、球を空中に飛ばさなくていいので、
我流の割合が多くても好結果が出せるのかも
しれません。

Sさんは、その技術を他人には伝承できない職人的なゴルファーでしたが、私の記憶に残るゴルファーです。

 

vol.89
■ 記事一覧(~vol.89まで)はこちら

2023310185927.jpg

あなたを2ランクアップに導きます!

このサイトを運営している礎 康之プロフィールと申します。
ゴルフ仲間を ”ギャフン” と言わせたい方、
ぜひ、私のレッスンを受けに来てください。

① 100切り達成コース
② 初心者脱出コース
③ シングルハンディ養成コース

 

※お問い合わせ・お申込は、

info@club-golfjoy.com

以下の充実したレッスンメニューもご覧ください

1.パター、アプローチ、バンカー専門レッスン 
⇒ クリック

100切りには必ず必要なテクニック満載
 

2.プライベート・マンツーマンレッスン   
⇒ クリック

超ぜいたくな、あなた一人のためのレッスン
 

3.まずは1DAYお試しレッスン
⇒ クリック

 

4.スイング診断・改良レッスン        
⇒ クリック

”イケメンスイング” ”スイング美人” になれます!

 

お申込み要項一覧は ⇒ こちら

 

 

PAGE TOP